無床化案 県医療局が住民説明会
6つの医療施設の入院ベッドの廃止を盛り込んだ県医療局の新経営計画案について、昨夜の一関市花泉町を皮切りに住民説明会が始まりました。
新しい経営計画案では現在19の病床がある花泉地域診療センターの無床化も盛り込まれています。地域住民およそ150人が集まった説明会では、県医療局長が医師不足が深刻でこれまでと同様の機能や規模を維持するのが難しいと理解を求めました。これに対して住民側からは、「公表が唐突すぎる」「災害時にベットが足りなくなったらどうすればいいのか?」など、計画案の白紙撤回を求める厳しい声が相次ぎました。また民間への委託について県医療局は、地元市町村と協力し支援措置を検討していると説明しました。住民説明会は19日まで順次開かれます。
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