2009年 1月 9日 |
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岡山市緊急経済・雇用対策本部会議
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急激な景気の後退を受け、岡山市は緊急の経済・雇用対策本部を9日設置し、職を失った人の再就職や住宅支援などに取り組むことになりました。初会合には高谷市長や関係各局の局長などが出席し、悪化する経済・雇用への対策が示されました。主なものでは、9日から市役所に緊急の相談窓口を設置するほか、解雇などで住まいを失う人に市営住宅「北長瀬みずほ住座」の15戸を提供します。また、再就職支援として、ホームヘルパー2級の取得講座を実施し、受講費用も助成します。厚生労働省の調べでは岡山県内では今年度末までに非正規労働者2629人が解雇される見通しで、さらに増加することも予想されます。岡山市では今後も状況に応じて対策を講じる方針です。
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高松市で今年初めての交通死亡事故
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9日午前、高松市の市道交差点で、オートバイが軽乗用車と衝突し、オートバイの男性が死亡しました。香川県内の交通死亡事故は今年に入ってこれが初めてです。9日午前7時半ごろ、高松市檀紙町の市道交差点でオートバイが軽乗用車と出会い頭に衝突しました。この事故でオートバイを運転していた高松市木太町の会社員、池尻元紀さん(25)が全身を強く打ち、約1時間半後に死亡しました。軽乗用車を運転していた小学校の女性教諭(39)も右手に軽いケガをしました。現場は信号がない交差点で警察は双方が安全確認を怠ったとみて事故の原因を調べています。香川県内の交通死亡事故は今年に入ってこれが初めてです。
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二男に唐辛子を飲ませ窒息死させた女に判決
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おととし1月、倉敷市で当時4歳の二男に七味唐辛子を飲ませ窒息死させたとして傷害致死の罪などに問われた母親に、岡山地方裁判所は9日、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは倉敷市四十瀬の無職、光中美幸被告(33)です。判決によりますと光中被告はおととし1月3日、自宅で二男の翔ちゃん(当時4歳)の口に七味唐辛子を入れ、窒息死させたものです。これまでの裁判で光中被告は「子供の口に入れていない」と起訴事実を否認し、弁護側が翔ちゃんが自ら口の中に入れたと主張していました。9日の判決公判で岡山地裁の高山光明裁判長は「4歳児が七味唐辛子を自ら口に入れることは常識的に見て考えにくい」と判断したうえで、「感情に任せた理不尽かつ非情な犯行」として懲役7年の求刑に対し懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡しました。弁護側は判決を不服として控訴しました。
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男性を刺した男を殺人未遂で逮捕
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8日夜、津山市の駐車場で女性を巡るトラブルから男性を刺身包丁で刺し殺害しようとしたとして無職の男が殺人未遂の現行犯で警察に逮捕されました。逮捕されたのは高松市林町の無職、山田隆夫容疑者(53)です。警察によりますと山田容疑者は8日午後8時10分ごろ津山市小原の駐車場で津山市役所に勤務する29歳の男性職員と女性を巡って口論となり、持っていた刃渡り約20センチの刺身包丁で男性の肩などを刺し、殺害しようとしました。男性は左肩や背中を4カ所刺される大けがをしました。山田容疑者は返り血を浴びて現場にいたところを駆けつけた警察官に殺人未遂の現行犯で逮捕されました。警察の調べに対し山田容疑者は犯行を認めており、警察は詳しい動機を調べています。
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94歳の母親を殺害した男 送検
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寝たきりの94歳の母親の首をマフラーで絞めて殺害したとして殺人の現行犯で逮捕された長男が9日、岡山地方検察庁に身柄を送られました。送検されたのは岡山市升田の黒住靖夫容疑者(68)です。警察によりますと黒住容疑者は8日午前5時半ごろ、自宅のベッドで寝ていた母親の多美さん(94)の首をマフラーで絞めて殺害しました。警察の調べに対し黒住容疑者は「母親の介護に疲れてやった」と容疑を認めているということです。多美さんは約10年前に脳梗塞で倒れて以来、寝たきりとなっていて黒住容疑者が介護していたということです。警察ではきょう午後、多美さんの遺体を司法解剖し死因などを調べることにしています。
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岡山空港2000万人達成式典
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岡山空港は先月、開港から20年9カ月で利用者が2000万人を突破し9日、岡山空港で記念式典が行われました。岡山空港は先月27日の東京便で利用者2000万人を達成しました。式典では岡山県の石井知事らがくす玉を割って達成を祝いました。1988年に開港した岡山空港は現在、国内線・国際線あわせて8つの路線が運航されています。大型の無料駐車場に加え路線の増加でより便利になり、2006年度には年間の利用者が過去最多の160万人を突破するなどここ5年は150万人を超え、好調に推移しています。県では東アジアへのチャーター便を増やして更なる利用促進を図ることにしています。
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高松海上保安部 訓練始め
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映画「海猿」で話題になった潜水士たちが人命救助訓練に臨む「訓練始め」が9日、高松市の高松海上保安部で行われました。この訓練は高松海上保安部の仕事始めとして毎年行われているもので潜水士など約50人が参加しました。ヘリコプターを使った訓練では海面近くまで高度を下げたヘリコプターから潜水士が海に飛び込み、おぼれている人を救助しました。去年1年間、高松海上保安部の管内で発生した海難事故で潜水士が出動したのは22回で、ここ数年は増加傾向にあるということです。高松海上保安部では風が強くなるこれからの時期、小型船などの転覆に注意を呼びかけています。
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平山郁夫展
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日本画壇を代表する画家、平山郁夫さんの作品展が岡山市のデパートで開かれています。平山郁夫さんは広島県出身の日本画家で、仏教やシルクロードに関する作品を多く残してきました。「瀬戸内海のみちを描く」と題した今回の作品展では平山さんが生まれ育った瀬戸内沿岸地域の風景画、約40点が展示されています。総社市にある備中国分寺を描いた作品は闇夜にひっそりと建つ五重の塔と、夜空に輝く満月のコントラストが印象的です。このほか四国霊場86番札所、さぬき市の志度寺や、高松市の栗林公園を描いた作品なども展示されています。この展覧会は岡山市の天満屋岡山店で今月12日まで開かれています。
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