岡山放送局

2009年1月10日 10時14分更新

”基準満たさないタンク設置”


倉敷市が住宅地に給水用のタンクを設置した際、基準を満たしていなかったのに市の水道局が設置を認めたのではないかと市議会が指摘したのに対し、水道局は9日、記者会見をして指摘通り、基準を満たしていないのに承認していたことを認めました。

倉敷市では市が去年4月、玉島長尾の住宅地に設置した給水用のタンクについて、配水池との間の高さが市の基準のおよそ半分しかなかったのに、水道局が設置を認めたのではないかと市議会が指摘しました。

これを受けて市水道局の高橋昌巳・水道事業管理者が9日、記者会見を行い、「タンクの設置は市の水道局の基準に違反している」と、基準を満たしていないのに設置を承認したことを認めました。
その一方で、この基準は市が独自に決めたものでタンクが国の基準は満たしていると説明しました。

水道局では、これまでは、基準を満たしていない場合には設置を認めていなかったということで、高橋水道事業管理者は、判断に一貫性がなかったため、市民を混乱させたとして謝罪しました。

倉敷市議会では、市議会議員が当時の水道局の幹部に圧力をかけたため、基準を満たさないタンクの設置が認められたのではないかと指摘していて、今月、市議会議員選挙が行われたあと、地方自治法100条に基づく特別委員会を設置して経緯などを詳しく調査することにしています。