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水本、退団を発表…起用に不満水本
サッカーU―23(23歳以下)日本代表DFのG大阪・水本裕貴(22)が、起用法への不満から移籍を志願し、G大阪は19日、水本が退団すると発表した。ただ、今季から3年契約で完全移籍してきたばかりのため、G大阪は移籍金(推定3億円)に違約金を上乗せする方針で、高額となる金額面が移籍へのネックとなりそうだ。 水本は千葉時代に当時のオシム監督に見いだされ、「ハードマーク」が代名詞のDFとして、U―23代表でもキャプテンを務めた。だが、G大阪ではチーム戦術になじむ時間が少なく、リーグ戦先発は開幕2試合のみに終わっていた。 五輪本番を前に、水本は試合出場を最優先とし、1か月以上前からクラブと話し合いを重ねていた。西野監督は「もう少し一緒にやっていきたかったが、(先発を外れたまま)ガンバにいる自分が考えられなかったようだ」と硬い表情で振り返った。 出場機会求め 3か月で決断開幕から、わずか3か月余り。あまりに早い決断に、他に選択肢はなかったのか、不思議に思う。「(自らの力で今の座をつかみ取った)遠藤や山口の移籍時の例を挙げながら説得した。それでも気持ちは変わらなかった」とG大阪の山本強化部長は語った。 水本の場合、当初から不安視されていたことがある。千葉でもU―23代表でも3バックの中心として活躍したが、G大阪は4バック。ただでさえ不慣れなチームで、しかも開幕前のキャンプにもほとんど参加できなかった。リーグ戦での先発出場は2試合にとどまった。0―3と完敗した2戦目の磐田戦で、勝手にオフサイドと判断してプレーを止め、失点のきっかけをつくったこともある。「段階を踏んで」という西野監督の起用法は、指揮官なら誰もが持つものだろう。 だが、水本は出場機会を求めた。「身勝手」との周囲の声を振り払えるかどうかは、新天地での働きぶり次第。関係者もサポーターも、彼の一挙手一投足を見つめている。 (河村真司)
(2008年6月20日 読売新聞)
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