【2009年01月09日20時10分 更新】


1.えびす祭り始まる
 (01/09 17:52)

1月10日は、商売繁盛を願う十日えびすです。宮崎市の恵比須神社では、9日からえびす祭りが始まり、多くの参拝客で賑わいました。参拝客は、商売繁盛や家内安全などを祈願した後、縁起物の熊手や吉兆笹を次々と買い求めていました。また、えびす祭り名物の福引きも、人気を集めていました。(参拝客は)(Q立派な笹を購入されましたけど・・・)「毎年来ております」(Q何をお願いしましたか?)「もう商売繁盛ですね。ここは商売繁盛の神様ですから。それだけですね。」「毎年来ますけどね。特に去年悪いでしょ。早く景気回復しないとね。困りますが。」恵比須神社の宵祭りは、夜を徹して開かれ、10日は、本祭りが開かれます。


2.大型倒産相次ぎ過去2番目の負債総額
 (01/09 17:52)

去年1年間に、県内で倒産した企業の負債総額は、過去2番目に多い額にふくらみました。民間の信用調査会社によりますと、去年、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業の負債総額は、804億4800万円にのぼり、前の年に比べて、460億円あまり増えました。これは、県内最大手の建設会社、志多組と、アミューズメント施設を運営するアリサカが、いずれも200億円を超える負債を抱えて倒産したためで、フェニックスリゾートが倒産した平成13年に次いで、過去2番目に多い負債総額になります。また、倒産件数も107件と、前の年に比べて3件増加し、中でも、建設業は55件と、全体の半数以上を占めました。一方、日銀宮崎事務所は、今年の県内の景気について、「当初は、景気後退は緩やかなものに留まるが、その後は、後退感が強まる場面もある」との見通しを発表しています。


3.清武合併、住民投票を本請求
 (01/09 17:52)

宮崎市と清武町の合併問題です。清武町の住民グループが、町に対し、合併の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて、本請求を行いました。9日は、住民グループの代表が、清武町役場を訪れ、鐙町長に、3740人分の署名を添えて、住民投票条例の制定を請求しました。本請求では、町内の有権者を対象に、合併の賛否を問う住民投票を実施するよう求め、町長は、その結果を尊重しなければならないとしています。これに対し、鐙町長は、「町長選挙では、合併を公約に掲げ当選した。住民の信任は得ている」とした上で、請求内容に、何らかの意見書を付けて、議会に委ねたいとしています。(清武町・鐙和俊町長)「私は、当初通り宮崎市との合併を推進したいということで、(合併に)NOという判断が出ましたら、私はその時点で辞職する」(合併に慎重「あすの清武をつくる会」・細木章稔代表)「今度、住民投票になれば、白黒がすぐつく。合併するかしないかの2本しかない。私はそれをすることで何の遺恨も残らない」住民投票条例の設置案は、1月下旬に開かれる臨時議会で、審議される事になっています。宮崎市と清武町は、去年終了した合併協議の中で、来年3月に合併することを確認しています。


4.タクシー防犯協会「緊急安全対策会議」
 (01/09 18:07)

タクシーを狙った凶悪事件が、全国で相次ぐ中、防犯対策を強化しようと、タクシー業界が参加した緊急の安全対策会議が、9日、県内各地で開かれました。このうち、延岡警察署で開かれた会議には、延岡市内のタクシー業者や警察の担当者らが出席しました。会議では、まず、延岡警察署の横山登署長が、「宮崎でも、いつタクシーを狙った事件が起こるか分からない。知恵を出し合い、対策を強化したい」と、協力を呼びかけました。この後、タクシーの防犯対策として、警察側から、タクシー内に、運転手と乗客を仕切る「仕切り板」を設置する事や、早いうちに、訓練などを実施するよう要望が出されました。タクシー業者からは、仕切り板が、サービス面に影響を与えないか、心配する声も出されましたが、今後、前向きに検討する意見が出されたという事です。全国的な事件を受け、県タクシー協会も、加盟するタクシー会社に対し、対策の徹底を通知しています。


5.東郷小で不審者侵入を想定し訓練
 (01/09 17:52)

1月10日の「110番の日」を前に、日南市の東郷小学校では、不審者が、校内に侵入したとの想定で訓練がありました。訓練では、教師たちの110番通報で、警察官が駆けつけ、不審者を取り押さえていました。訓練が終わると、県警察本部のヘリコプターが、児童たちに、正しい110番通報をと、呼びかけていました。県警察本部によりますと、去年1年間に、県内では、6万9千件余りの110番通報が寄せられ、4分の1は、いたずらや緊急性のないものでした。


6.バレエダンサー西島千博氏が中学校授業
 (01/09 17:52)

日本を代表するバレエダンサー、西島千博さんが、出身地の日向市で、中学生にバレエを披露しました。間近で体感する本物の芸術、生徒たちには、貴重な経験となりました。日向市の富島中学校で開かれた、9日の芸術鑑賞教室。中学校の願いに、西島さんが応えました。3歳でバレエを始め、18歳でフランスに留学した西島さんは、「夢を持つ事の大切さ」を伝えました。(西島千博さん)「自分はこうなりたいという意思って、イメージするといいんです。イメージできない事というのは実現しない。イメージが出てくるものというのは、必ず実現する可能性があるからこそイメージできる」(生徒が質問)「一日の練習時間はどのくらい?」(西島さん)「アスリートといっしょ。スポーツ選手と同じくらい。一日も休むことはできません」(生徒は)「バレエを初めて見て、とてもかっこよかったです」「すごかった。いろんな事を学べるから、すごく良かったです」トップダンサーの華麗な踊り、生徒たちには、夢ふくらむ一日となりました。


7.宮崎大宮高校で百人一首大会
 (01/09 17:52)

宮崎大宮高校で、新春恒例の校内百人一首大会が開かれました。9日は、1年生と2年生、約800人が参加して、クラス対抗戦で争われました。楽しみながら学ぶ古典文学、会場の体育館には、札を取る音や、生徒たちの歓声が響き渡っていました。


8.わけもんの主張、都城で予選会
 (01/09 17:52)

政治や選挙をテーマにした、「わけもんの主張」の予選会が都城市で開かれ、参加した若者たちが熱弁をふるいました。(参加者の発表より)「これから先、私は1票1票を楽しみながら、投じてみたいと思っております」「わけもんの主張」は、若者に、有権者としての自覚や責任感を持ってもらおうと、県選挙管理委員会が毎年、開いています。9日は、都城地区の予選会が行われ、20歳から26歳までの4人が、1人5分の持ち時間で、自分の考えを熱く披露しました。(参加者の発表より)「私は、身近な人に呼びかけることが大切だと学びました。そして、その呼びかけが広まれば、真剣に考える人が増え、日本はもっといい方向に進んでいくのではないかと考えます」「わけもんの主張」は、県内7つの地区で、予選会が行われた後、1月17日に、宮崎市で、県大会が開かれます。


9.花の女王が1日通信指令官
 (01/09 19:01)

1月10日の「110番の日」を前に、県警察本部では、9日、花の女王が、1日通信指令官を務めました。110番の正しい使い方をアピールしようと、昭和61年に定められた110番の日。9日は、花の女王の小林真由さんが、県警察本部を訪れ、1日通信指令官に委嘱されました。小林さんは、電話番号などから通報者の居場所が分かる110番のシステムについて、説明を受けた後、引ったくり事件が発生したとの想定で、110番通報を受ける役を体験しました。(小林真由さん)「はい、110番警察です。事件ですか。事故ですか。事件があったのは今ですか。けがはありませんか」県警察本部によりますと、去年1年間の県内の110番通報は、6万9千件余りで、このうち、4分の1にあたる、約1万5千件は、いたずらや、緊急を要しないものだったということです。


9.エッシャーの迷宮の世界展
 (01/09 18:01)

10日から始まる「エッシャーの迷宮世界展」を前に、県立美術館で9日、開会式が行われました。オランダの版画家、エッシャーは、ち密な計算に基づいただまし絵で知られ、今回は、長崎県のハウステンボス美術館の所蔵作品約140点が、展示されます。だまし絵のほか、初期の風景画なども展示した「エッシャーの迷宮世界展」、宮崎市の県立美術館で、10日から2月8日まで開かれます。