福岡地裁(石川千咲裁判官)は7日付で、読売新聞西部本社(福岡市)が福岡県広川町の新聞販売店主(59)=同県筑後市=に対する新聞供給を命じた昨年11月の同地裁の仮処分決定に従わない場合、1日当たり3万円の支払いを命じる間接強制を決定した。
店主は昨年6月、販売成績の不振などを理由に同社から契約更新を拒絶され、同7月に販売契約上の地位保全を求める仮処分を申請。11月に地位保全の決定が出たが、なおも新聞が供給されないため、同12月に間接強制を申し立てていた。
=2009/01/10付 西日本新聞朝刊=