今季、絶好調の横浜FC。今年のスローガン「夢に蹴りをつける」と文字通りの期待が膨らみます。今回は24歳ながら、実はチーム最古参という吉武剛選手にお話を伺いました。
― 今年のチームは、昨年までとどんなところが変わったと思いますか。
J1昇格に向けて、一人ひとりが今まで以上に、チーム内での具体的な役割を考えるようになりました。試合中も、流れをしっかりと見据え、今は自分はディフェンスに徹しようなど、そういった個々の考えや気持ちが大きなひとつのまとまりになっているのを感じています。
― プロになったキッカケをぜひお聞かせ下さい。
遊びの中から徐々に…ですね。小3からサッカーを始め、Jリーグができたころにはカズさん(三浦知良選手)が僕の中では一番の憧れでした。今、こうして一緒にプレイすることができて最高です!僕が以前、カズダンスを真似ていた話をしたら、じゃあ一緒にやろう!ということで、実際の試合でゴールした後に踊ったんです。(笑)
― 試合前に行うジンクスなどはありますか。
そうですね…円陣を組んだとき、右足を後ろに引いて、つま先で地面を一回トンと蹴ることと…3回大きく深呼吸をして目を閉じ、勝ったシーンをイメージする…あとは、新しい靴をおろすときには「よろしく頼むな、チュ!」とキスをすること!(爆笑
―吉武選手は、どんな選手でありたいと考えていますか?
僕がカズさんに憧れていたように、三ツ沢に来てくれる子ども達に「吉武選手みたいになりたい!」と目標になる選手でありたいですね。
―では、そんな将来を夢見る少年たちにひと言お願いします!
何にでもチャレンジすること!無理だと思わずに、そうしなければ何をすべきか見つからないし。僕自身もっとそうすべきだったなと思っていますが、試合やサッカーの本をたくさん見たりすること。プロの選手の話や考えを知れば、自分がどんな風になるべきか見つかりますよ。
―アイドルばりのルックスで女性ファンの多い吉武選手ですが、その内面には、実に冷静でストイックな一面も発見できたインタビューでした。ありがとうございました!
プロフィール
吉武剛 背番号16 MF
1981年9月8日生まれ/174cm・66kg/
三重県出身(三重県:国府小→平田野中→津工業高→横浜FC)
プレゼント
吉武剛選手のサイン入り色紙とサイン入りポスターをプレゼントします。詳しい内容は、プレゼントのページをご覧下さい。
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