★ 2009/01/08 ★

丸一日で随分たくさんのことがありました。
ところで、被告にだけ弁護士がついたので一審は負けるかも、と思ってますが、これは被告の行為の正当性を意味しません。
弁護士はお金さえ払えばつきます。強姦殺人犯にだってつきます。実際ついてますよ。
私と被告の経済力の差が、歴然としていたってだけです。
でもって、弁護士がついても結果が変わらないのなら、誰も何十万もかけて弁護士なんてつけません。変わるんですよ。それが現実っていうものです。
でも、あくまで可能性。刑事さんは、頭が上がらないほど沙にょのために動いて下さっています。県のサイバー課の方はもちろん、裁判官さんにも相談して下さったり。刑事さんが裁判官さんに相談するっていうのは意外でしたが、なんか、こういう事件の対応は警察と裁判所の連携プレーでなされるようです。
ショックなことがあって、その刑事さんさえ疑った沙にょに、刑事さんは今日、ネット犯罪についての内情まで、今は後手後手に回らざるを得ないけれど、それは、対応する気がないってことではないからと、教えてくれました。
刑事さんは誠実でした。人間が皆、醜くてたまらない錯覚に捕らわれていましたが、醜くない人はちゃんと、いてくれました。

その後、仕事をして、帰宅して。実家に家族が揃っているはずなので、出掛けました。

気付いたことがあります。昔から、弱い立場の人は揃って、沙にょを優しいと言いました。強い立場の人は、一目置くか、失礼な奴とみなすかのどちらかが多かったです。
荒らしの前後で、私自身は全く変わらなかったけど、最も変わったのは、私の立場の強さ。私にとって、他人に公平に接するっていうのは当たり前のことだったけど、人間の大多数が立場の強い者になびき、弱い者を虐待するってことに、ようやく気が付きました。あの荒らしで、私の立場の強さゆえにおもねってた人達こそが、期待外れだったと手の平を返したんだなと。
私が生来、格付け激弱な人間だってことを知ってる家族は何にも変わらなかった。
カピバラの妻様が「お姉さんは癒し系」とか言ってくれるので、冗談かお世辞だと思って、でもちょっと心を許して、「ネットに十万件も悪口書かれてますもん、癒し系じゃないでしょう」と言ったら「それ妬みじゃないの? おねーこは害ないから癒し系じゃん」と、カピバラな弟が即答してくれて、カピバラの妻様も、母も妹も同意してくれました。他人事じゃないのに。
――感謝。
そういえば、職場でも頼りにされるなぁと思って、でも、ネットで遭ってるいじめは小学生の時のと同レベルだしと、つらつら考えて、私が成長して強くなったんじゃなく、大学や職場では頭のいい私の立場が強いんだと、気付きました。
なんだか、それに気付いたら一気に謎が解けたと言うか。
うちは家族みんな、弱い立場の人にも優しくて、必要とみなせば、庇って闘う人達です。
だから、私自身、いじめられっこにたかる同級生にやめなよって言ったり、新人さんを庇って上司に盾突いたりとかする人ですが、それって普通だと思ってました。でも、普通じゃないから、立ち場の弱い人ほど、私を優しいと感じるみたいです。私が優しいんじゃない、皆が残酷なだけ。私はふつうに接するだけ。
立場の強い人は優しくされたりおもねられたりするのに慣れているから、そうしない私に一目置くか、失礼な奴だとみなすか、どちらかなんだなと。
つまり、私は優しい人じゃなくて、公平な人。弱い立場にいて私を優しいと思ってた人が、立場が強くなって皆が優しくなった時に、変わらない私にガッカリして、私を優しくないと感じて離反するなんて、よくあるパターンなのかも。
私を直接知っていながら、裏切ったのは一人だけでした。でも、その彼女が裏切らなければ、この『かざきり羽潰し』は恐らく成功しなかったでしょう。
もし読んでいるなら、彼女に一言、言っておきたいことがあります。
「娘(沙にょ)が信頼していたから歓迎したけど、彼女の反応ちょっとおかしかった。結果を見れば家族を偵察しに来ていたっていうこと、非礼にも程があるし、したたか極まりない。これだけ世話になった相手を平気で傷つけて得意がるなんて、人間としてどうか」
が、あなたを歓待した、うちの家族の見解です。私は最初、あなたはそこまで悪じゃないと思ったけど、改めて思うと、そうかもとも。
そう思われていますよと、言っておきます。
あなたの本心は、今となっては闇の中。
でも、あなたは結局、最後まで私に一言も謝らなかったね。
私も謝ってないけど、「何を謝って欲しいのか?」っていう私の質問に、あなたがまともに答えなかったんだから、仕方がない。
私から見ても、母と弟はあなたに親切だったのに、たとえ、私自身があなたに失礼だったとしても、ああいう歓迎をしてくれた相手の家族を公然と貶めたあなたの心情は、理解し得ないです。
もう放っておいてと言うのなら、あなたはあなたに関するネタで、私を貶め続けることを他人に許すべきじゃなかった。あなたはいつも、他人に手を汚させて、自分は被害者面、偽善者面。
今回の裁判でも、あなた絡みの誹謗中傷は酷いので無視できないレベルなのに、まだ、あなたを善解する部分もあって、あなたの厚かましさと卑劣さとのギャップに、ちょっとぐるぐるしてます。
でも、あなたを否定する周囲の意見を聞きながら、少なくともあなたの方は、極めて簡単に私を否定する意見になびいて、聞く耳も持たずに決め付けたもんだとは、思ったけどね。
いずれにせよ、あなたを特定できる情報を出さない私はお行儀がいいと思うけど。
何度も言うけどね、加害者側が私の特定につながる固有名詞を出さないのなら、それこそ表現の自由、いくらでも悪口言ってればいいよ、私も裁判沙汰なんかにしません。そこまで子供じゃない。
でも、対象を特定しての誹謗中傷は私の周囲の人々にも嫌な思いをさせるんだよ。あなたさ、うちの弟にわざわざ車で迎えに来てもらって、あなたが食べられないもの、こっそり交換して自分が残したみたいに装って庇う、なんてかっこいいことしてもらって、何にもないわけだ? 『あの悪名高い沙澄さんの家族よ』ってうちの家族が後ろ指さされることに対して、何にもないわけだ? 何の罪もないリンク先が嫌がらせを受けることに対しても、ざまあみろなわけだ? 
あなたを信じてたことが、人生最大の後悔です。

追記.個人情報漏洩の件は、個人的には、被告の自作自演だと思ってます。私が他人に訴状を見せた事実はないし、被告の個人情報が実際に掲載されているのすら確認してません。ブログ一斉閉鎖の時同様、ネタに詰まった加害者側が自作自演しておいて、私になすりつけているとしか思えません。本当に被告の個人情報が掲載されたなら、それこそ、被告の知人の犯行なんじゃないですか? 私の個人情報はダダ漏れなんだし、これだけ他人への嫌がらせに腐心してる被告が、身近な人の恨みをかってないとは思えません。
でも、どうせ嘘でしょう。私が加害者サイトを無視していたのが気に食わなかったんでしょう。本当なら法廷に持ち込もうと思って結構探したけど、個人情報の掲載は確認できなかったんだから。嘘吐きども。刑事さんには、そういう密告があったとだけ伝えたけど、肝心の掲載情報が見当たらないのに被害届けが出せるなら、苦労しないんです。もう密告も無視します。探していて、他人を貶めて愉悦を感じる人達の醜さに吐き気がしました。被告の個人情報が漏れたと私に言えば、私が加害者サイトを見ると思って、そういうことにしたんでしょうが! 構って欲しいもたいがいにしてくれませんか。あちこちに掲載されたなら、そんなに速やかに削除されたなんておかしいでしょう。一斉削除もおかしかった。どうせ、管理人(主催者)が共通か、加害者グループ示し合わせの大嘘かの、どちらかのくせに。