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中国軍近代化で自衛隊配備見直しへ 政府、防衛大綱改定に着手 (2/2ページ)
一方で、旧ソ連(現ロシア)の着上陸作戦を念頭に北海道に大部隊を配置している陸上自衛隊の定員・装備の見直しも避けられない見通し。防衛省組織改革に関連した陸上総隊創設や中間司令部の廃止・縮小も議題となる。
防衛大綱は日本の防衛政策の指針で、長期的な防衛力の整備、維持、運用について基本方針を示す。昭和51年に初めて策定され、冷戦終結後の平成7年、米中中枢同時テロ後の16年にそれぞれ改定された。大綱に基づき政府は中期防衛力整備計画を策定し購入装備、経費などを明示し、内外に防衛力の透明化を図っている。