北朝鮮、経済分野の閣僚多数交代 経済てこ入れで【北京9日共同】北朝鮮で昨年秋以降、財政相や中央銀行総裁など経済分野の閣僚や閣僚級高官が少なくとも11人交代していることが9日、北朝鮮消息筋の話や同国メディアの報道などで分かった。 北朝鮮は、2012年の故金日成主席生誕100年までに経済再建を含む富強国家「強盛大国」建設を実現するとの目標を掲げており、閣僚ポストの約3分の1に達する一連の人事は経済面でのてこ入れ策とみられる。 北朝鮮に詳しい消息筋によると、財政相は文一峰氏から朝鮮中央銀行総裁の金完洙氏に交代、中銀総裁の後任には李光昆氏が就任した。 このほか、商業相が李勇善氏から金鳳哲氏に、収買糧政相が崔男均氏から文応朝氏に、都市経営相が崔宗健氏から黄鶴元氏に、水産相が沈埼曄氏から朴泰遠氏にそれぞれ交代しているという。 また鉄道相、農相、電力工業相、金属工業相、林業相の5閣僚も交代していることが、朝鮮中央通信など北朝鮮メディアの最近までの報道で判明している。
【共同通信】
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