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事件・事故
タクシー強盗の少年逮捕、きっかけは捜索願
2009年1月8日
5日未明、千葉県松戸市内で客を装ってタクシーに乗り込んだ男が運転手に刃物を突きつけ、クルマと売上金を奪って逃げる事件が起きた。運転手にケガはなかった。警察は同日夜までに19歳の少年を強盗容疑で逮捕している。
千葉県警・松戸署によると、警察が事件発生を認知したのは5日の午前1時20分ごろ。松戸市上矢切付近の市道に停車したタクシーの車内で、客を装って乗り込んでいた若い男が包丁のような刃物を66歳の男性運転手に突きつけ、「刺されたくなかったら今すぐ降りろ」と脅した。
男性は売上金などの現金約4万4000円が入ったバッグを助手席に置き、男の要求に従って降車。男は運転席に乗り込むと、そのままクルマを奪って逃走。運転手の男性にケガはなかった。
警察では強盗事件として捜査を開始。家出人として捜索願の出されていた柏市在住の19歳少年に容貌が酷似していることが後の調べで判明した。男がタクシーに乗り込んだのは松戸市内にある東武野田線の六実駅付近だが、少年の自宅がある柏市に隣接した場所であり、この少年が容疑に関与している可能性が高くなった。
同日午後になり、JR松戸駅付近で盗まれたタクシーを発見。同日夜になって少年の家族から「家に帰ってきた」との通報があり、少年から任意で事情を聞いたところ、「カネが欲しかった」と容疑を大筋で認めたことから、強盗容疑で緊急逮捕している。警察ではタクシー車内に残されていた指紋との照合を進めている。
《石田真一》
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