現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

生後17日の女児へ生体肝移植に成功 国内最年少記録

2009年1月9日6時9分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 生後17日、体重2.6キロの女児への生体肝移植に成功したと、自治医科大(栃木県下野市)が8日発表した。手術に当たったチームの一人で、同大移植外科の水田耕一准教授によると、国内の生体肝移植では年齢が最も若く、体重が最も軽い記録という。

 手術を受けたのは仙台市の伊達聖伸(きよのぶ)さん(33)の次女香凜(かりん)ちゃん。原因不明の劇症肝炎と診断され、同大の移植外科と消化器外科のチームが昨年10月下旬に手術を行った。香凜ちゃんは昨年12月27日に退院。体重は約4キロになり、元気に育っているという。

 水田准教授によると、これまでの国内の最年少記録は05年に新潟大で成功した生後25日。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内