医療費、高齢者らの負担上限800円に――大阪府、1回当たり2009/01/09配信
大阪府の橋下徹知事は9日、見直しを検討していた府の高齢者や障害者らへの医療費助成について、1回当たり500円の現行の患者負担上限を800円に引き上げる方針を表明、市町村側に提案した。今年11月から実施したい考え。
府は昨年4月、患者に1割負担を求める案を作成したが、市町村などが反発したため、先送りしていた。橋下知事はこの日「議会の意見もあり(1割負担の案を)撤回する」と述べた。 新制度は、診療1回当たりの患者負担上限を800円とするほか、救急受診は1回当たり1300円とする。一部で所得制限を厳しくする。 府の医療費助成は高齢者、ひとり親家庭、障害者、乳幼児が対象。府と市町村が費用を半額ずつ分担している。
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