掛川市と袋井市の公立病院統合協定の調印式が8日、掛川市役所で行われた。戸塚進也・掛川市長と原田英之・袋井市長が協定書に署名した。両市議会の了承を得た後、基本計画や用地取得の準備に入り13年春の開院を目指す。
新病院の建設場所は掛川市下俣のゴルフ場を予定。規模は約500床で2次医療に特化、循環器系や小児・産科の充実した中東遠地域の中核病院を目指す。両市は新病院建設と並行して現在の両市立病院の跡地利用などを検討する。
戸塚市長は「用地買収に全力を尽くす」、原田市長は「国や県の協力に期待する」と語った。【舟津進】
毎日新聞 2009年1月9日 地方版