北京動物園で子供が落としたオモチャを拾おうと、パンダの運動場に入った父親が足をかまれ軽傷です。

　中国の新聞報道によりますと、軽傷を負ったのは、６歳の息子と北京動物園にきていた父親です。

　息子がパンダを見ているときに、動物園で買ったオモチャを振り回し、柵の中に落としてしまいました。

　子供が泣いてせがんだため、父親が柵を乗り越えオモチャをとろうとしたところ、１０メートルほど離れたところで竹を食べていたパンダが向かってきて、足などにかみついたということで、飼育員に助け出されましたが、軽傷を負いました。

　北京動物園では、これまでにもパンダの運動場に入った見物客がかまれて、けがをする事故が５件起きています。（08日23:45）