2009年1月8日 19時23分更新
若者に献血を呼びかける「はたちの献血キャンペーン」で岡山では8日、ことし新成人を迎える専門学校生が岡山県赤十字血液センターの1日所長に任命されました。
このキャンペーンは、10代や20代の若者に献血を呼びかけようと、日本赤十字社岡山県支部などが行っているもので、8日は、血液センターの所長から岡山赤十字看護専門学校2年生の赤枝えりかさん(20)に1日所長を委嘱するたすきが手渡されました。
赤枝さんは「新成人を迎えた今、1人でも多くの若者に献血をお願いしていきます」と挨拶しました。
このあと赤枝さんはセンターの献血室を訪れ、献血している人に「寒い中、わざわざ来てくれてありがとうございます」などと声をかけていました。
センターによりますと、県内で去年1年間に献血した人はおよそ6万3300人ですが、このうち10代と20代の若者は全体の26.8パーセントで、全国平均に比べ10ポイント近く低くなっています。
センターでは若い世代にもっと協力してほしいと話しています。