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新病院建設協定に調印 静岡・掛川、袋井市
医師不足解消と地域医療の再生を目指し、市立病院同士の統合を決めた掛川・袋井両市は8日、「新病院建設に関する協定書」に調印した。掛川市役所で開かれた調印式で、両市長が協定書に署名した。袋井市の原田英之市長は「両市民が安心できる良質で安定感のある医療を得たい」、掛川市の戸塚進也市長は「統合実現に向けて全力を尽くしたい」と話した。
協定には、新病院は500床程度で、建設場所は掛川市下俣を最適地とすること▽小児・産科医療、救急医療、循環器系医療を充実させること▽医師や職員が働きがいを感じる病院にすること−などが盛り込まれた。今月中にも用地買収交渉に入り、平成24年度末のオープンを目指している。