和のコラボアートパフォーマンス
〜碑弥鼓と書道家のコラボレーション〜

パフォーマンス書道 ご挨拶

総合住宅展示場の新座・朝霞ハウジングステージのオープンを記念した
スペシャルイベントにて『書道パフォーマンス』をしました。


舞 パフォーマンス書道 “女流和太鼓チーム” と 女流書道家”、
『和のコラボレーション』
です。

芸術書道「筆文字」の魅力を女流和太鼓、碑弥鼓(ひみこ)さんが奏でる音色にのせて描きあげました。

間近で和太鼓の演奏を聴くのは
初めてのこと。
和太鼓との共演も今回が初めてです。


舞台そでで、出番を待ちながら和太鼓の演奏を聴くうちに
緊張がほぐれて早く書きたい!
・・・っていう衝動に駆られました。

イメージが膨らみ、あるコトバが降りてきました☆
思わず踊り出したくなるような和太鼓の「疾風(はやて)」という曲にあわせて

『舞』 と書き上げました。

百花繚乱 パフォーマンス書道

『百花繚乱』

1.さまざまの花がいろどり美しく咲き乱れること。
2. すぐれた人材や美女が大勢集まるたとえ。
という意味です。

今回の『和のコラボレーションパフォーマンス』の舞台は、
“女性アーティスト”によるコラボレーションです。

だからこそ“女性ならでは”の妖艶さ、華やかさ、そして強さを、
目で見て、耳で聴いて、心で感じて楽しんでいただきたい。

そんな私達の想い、お客様の心に響きますように。。。


書道パフォーマンス実はこの講演、女流書道家として独立してからはじめての舞台。

もちろん、OLの時にも何度かパフォーマンス書道をしたことはありましたが、
公演回数を重ねるたびに、パフォーマンス書道の魅力に引き込まれていました。

たった数分間という短い時間で、
『パフォーマンス書道』というものに、私の書道人生全てを集約し、ぶつけ、表現する。

ある人は、感動し
ある人は、書道に対する見方が変わる。

私の書道感が180度変わったのも、ある人の書道パフォーマンスに
出会ってからなのです・・・。

私がお客さんの席に坐って味わった、あの日の『感動』。
自分も書道パフォーマンスをできるだなんて!!

当時の私には、これっぽっちも思ってもみませんでした・・・。


パフォーマンス書道 天地創造

『天地創造』

書道パフォーマンスをこれからもっともっと披露していきたい。

書道に限らず、様々なジャンルの方とコラボレーションをして可能性を広げたい。

これからも、迫力ある舞台でドキドキ☆ワクワクをお届けします!

勇気をだして。
あなたに、元気を・・・^^

筆文字ワンポイント講座

筆文字講座.jpg

書道パフォーマンス終了後は、筆文字ワンポイント講座も開催。

書道に触れるよい機会ですので、観てくださった数名の方に
書道体験をしていただきました。

学生時代以来、筆をさわっていない・・・という方がほとんどでした。

細かいことに気にせずスラスラ書き始める人、
慎重に筆を運ぶ人、
さまざまでしたが、思い思いの字を書いていただきました。

私は字を書く際に、必ず字のイメージを思い描きます。
字のイメージを膨らませて書くと、より気持ちが入りやすくなりますよ^^


『インテリアの書』 作品展


作品展看板.jpgまた、パフォーマンス書道と同時に作品展も
同時開催しました。

場所が住宅展示場という特殊な場所だったため、
『インテリアの書』をテーマに書き上げ、
額作品を18点、書道パフォーマンス舞台脇に4点、
展示いたしました。

作品展.jpg

少数作品ですが、これが私にとって初めての作品展になりました。

作品自体はハガキサイズと小さいので、
気軽に部屋にも飾れるものに仕上げています。
字を少しだけデザイン、デフォルメしてちょっと遊んでみました。


『出逢いに感謝』

この作品を住宅展示場の責任者の方が大変気に入ってくださったので、
サインとともに寄贈いたしました。
実はこの言葉は、ある人が私と知り合った時にくださった言葉。

今となっては私にとって、出逢いが広がる魔法のことばです^^


順風満帆

『順風満帆』

1.追い風を受け、帆がいっぱいにふくらむこと。
2.転じて、物事が順調に思いどおりに運ぶことのたとえ。

この言葉は、ここの会場である住宅展示場の方からのリクエストで
書かせていただきました。

順風満帆な人生を送れたら・・・最高ですが、
なかなか思うようにいかないことも沢山ありますよね。

他人から見ると順風満帆に見える人でも、
その裏ではどこかで苦労や努力をしていると思います。

失敗を恐れて何もしなければ失敗はしませんが前には進みません。
でも、それが一番の失敗かもしれませんよね。

この舞台に挑戦したことで、ささやかな失敗と恥をかき・・・(汗)
反省点も多々ありますが、それ以上に、
得たものの方がはるかに大きかった。

この4枚の作品も、何十枚もの失敗作から生まれてきたものです。


最後に・・・


今日のこの舞台は、女流書道家としての第一歩になりました。

応援してくださった方、ご来場くださった皆様、
共演してくださった女流和太鼓 卑弥鼓の皆様。

そして、ここまで育ててくれた両親へ。
心より感謝申し上げます。

2006.5.3 女流書道家 矢部澄翔

投稿者  女流書道家 矢部 澄翔