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浦和の信藤健仁テクニカルダイレクター(TD)が8日、今季開幕前の補強を原則封印する方針を表明した。
「(現勢力が)適正な人数で力を発揮できる。チーム内の過剰な競争はしたくない。何でも取らないことが正解ということもある」と、欧州出張から帰国した信藤TDは語った。
以前、サイド補強の必要性を力説し、永井放出で手薄になったが、補強せず。「確かに補強には十分な資金が必要で、移籍係数もある」とTD。関係者によると、昨季79億円の巨大予算を誇った浦和だが、収入は約68億円。11億円の減収で資金面の問題もあった。また、現戦力の底上げを狙う9日来日予定のフォルカー・フィンケ監督(60)の掲げる育成方針も影響。「ユース出身選手を各ポジションに1人輩出したい」とTDは将来像を説明。MF山田直ら逸材を育て上げ、強豪再建を目指す。
(2009年1月9日06時01分 スポーツ報知)
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