引き抜きは安易だ!浦和今オフは補強0
浦和が今オフの補強をせずに09年シーズンを迎える可能性が高くなった。信藤健仁チームダイレクター(48)が8日、昨年11月からチームに加入したモラス雅輝氏との契約延長交渉を終えてオーストリアから帰国。今後のチームづくりに関して「他クラブから選手を引っ張ってチームを強くする安易な方法は取りたくない。今のグループをいい状態にすることが先決」と現有戦力を鍛えて7位からの巻き返しを図る方針を打ち出した。
山田直、高橋らユース4選手の昇格は決まっているが、現時点で他クラブからの補強はなし。アジア枠でリストアップしていたレバノン代表MFアンタル(ケルン)の獲得も見送ることが決定的だ。外国人枠は1枠空けておき、チームの土台ができる夏場以降に助っ人を獲得する可能性が高い。08年に高原、07年に阿部、06年にワシントンと、ここ数年は大型補強を続けてきただけに、大幅な方向転換となる。永井の清水移籍が決まるなど戦力ダウンは必至。育成に定評のあるフィンケ新監督を迎えるとはいえ、補強をしない異例のチームづくりは大きな賭けとなりそうだ。
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[ 2009年01月09日 ]
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