2006/6/28  2:40

天皇家 と エフライム族  秦氏・日本とユダヤ文化
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「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」 P149の図
ノーマン・マクレオド、久保有政

旧約聖書に記述されているヤコブの系図と、日本神話に出てくるニニギの記述は、驚くほど一致しています。 以前、日本神話とギリシア神話の驚くほどの共通点を紹介しましたが、やはり古代日本及び天皇家は、シュメール、イスラエル、ギリシアナなどの文明や神話が伝承され、それらから大きく影響を受けたものであると考える方が自然であるような気がします。


天皇と記紀神話
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/115.html#readmore

記紀神話では、天皇家また大和民族は、天から降りてきたニニギ(ニニギノミコト)の子孫ということになっており、ニニギは天孫民族の父祖とされています。 一方、ヤコブはイスラエル民族の父祖であることは言うまでもありません。

日本神話では、はじめ天から降りる予定だったのはオシホミミですが、彼が準備している間に、ニニギが生まれ、後から生まれたニニギが天から降り、天孫の父祖となりました。
旧約聖書では、エサウ(ヤコブの兄)がイサクの祝福を受ける予定でしたが、弟のヤコブが祝福を受け、イスラエル民族の父祖となりました。

日本神話では、ニニギは天から降りてくると、美女のコノハナサクヤヒメに恋して彼女を妻にしようとしますが、彼女の父は彼女だけでなく、姉の面倒も見て欲しいと言いましたが、ニニギはこの姉を父に返しました。  旧約聖書では、ヤコブは美女ラケルに恋して彼女を妻にしようとしますが、彼女の父は姉も妻にしてやってくれと頼みますが、ヤコブは姉レアを嫌いました。

日本神話ではニニギは、妻コノハナサクヤヒメとの間に山幸彦を授かりますが、山幸彦は兄(海幸彦)に苛められ海神の国に行き、そこで山幸彦は神秘的な力を得て、田畑を凶作にして兄を悩ませますが、最後は兄を赦します。 旧約聖書では、ヤコブは妻ラケルとの間にヨセフを授かりますが、ヨセフは兄達に苛められ、エジプトに奴隷として売られてしまいます。 その後、エジプトの宰相の地位まで上りつめ権力を持ち、兄達が凶作に苦しみエジプトに来た時に、兄達を赦します。

日本神話においては、山幸彦は海神の娘(トヨタマヒメ)を妻にし、その間にウガヤフキアエズを授かります。 ウガヤフキアエズには4人の息子が生まれ、2番目と3番目は別のところに行きいなくなってしまいます。 4番目の息子が神武天皇で、大和の国を制する人物となります。  旧約聖書では、ヨセフはエジプトの祭司の娘を妻にし、その間にマナセとエフライムを授かります。 エフライムには4人の息子が生まれ、2番目と3番目の子は早死にし、4番目の息子としてヨシュアが生まれ、ヨシュアはイスラエル民族を率いて、カナンの地(イスラエル)を征服します。 このエフライム族の流れを汲んでいるのがイスラエル10支族の王室です。

このように、ニニギ=ヤコブ、山幸彦=ヨセフ、天皇家=エフライム族として、家系図を見ると、話の内容は全て一致しています。 

また、ニニギは日本の古語で 「実り多い」 という意味で、エフライムもヘブル(ヘブライ)・アラム語で 「実り多い」 という意味です。

偶然にしては、あまりに一致している点が多く、日本神話における天皇家の話は、旧約聖書の北イスラエル王国の王室であるエフライム族の話がモデルになっていると考えられます。

神武天皇の正式な名前は、「カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト」 で、日本語的には意味不明ですが、ユダヤ人研究家ヨセフ・アイデルバーク氏によると、「カム・ヤマトウ・イベリ・ペコ・シュメロン・マクト」 とヘブル(ヘブライ)・アラム語に聞こえるそうで、

「サマリアの王、ヤハウェのヘブル民族の高尚な創設者」

という意味なのだそうです。 サマリアは北イスラエル王国のことで、サマリアの王とはエフライム族の王家です。

また、ユダヤ人のジェフ・メルニック氏は、このようにも聞こえるけれども、次のようにも聞こえると言われているようです。 

「ヤマトの創始者はヘブライ人であり、その王国サマリアから渡来した」


(注)今回の投稿は、徳間書店出版 「日本固有の謎はユダヤで解ける」 著者ノーマン・マクレオド、久保有政 から抜粋し、一部編集したものです。 


2006/7/15  2:11

投稿者:Renaissancejapan
akiさん、コメントありがとうございます。 私は、本文にも書いてありますが、徳間書店出版 「日本固有の謎はユダヤで解ける」 著者ノーマン・マクレオド、久保有政から抜粋したものであります。 どちらがオリジナルなのかは、私には分かりません。
明確になったら、教えてください。

2006/7/14  22:25

投稿者:aki
はじめまして。上記の解説存じております。
家系図の説明など、これは興味深い内容です。
しかし この解説は私の師でもある ラビ・トケイヤー氏のもののように思います。
確か同じ徳間書店より出版しておりましたが・・?
翻訳の久保さんは間違いないと思います。
あまりに表記が似ているので、ちょっと気になったもので勝手な書き込み申し訳ございません。aki

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