神戸地裁で弁護士刺される 傷害容疑で無職男逮捕8日午前10時25分ごろ、神戸市中央区の神戸地裁2階法廷前の廊下で、兵庫県弁護士会に所属する辻忠雄弁護士(77)が男に突然後ろから押し倒され、千枚通しのようなもので両手を刺された。病院に搬送されたが、軽傷とみられる。 裁判所職員が男を取り押さえ、県警が傷害の現行犯で逮捕した。県警によると、男は自称、無職由良順司容疑者(60)=神戸市須磨区。「弁護士というものに反感があった。弁護士なら誰でもよかった。刑務所に入りたかった」と供述しているという。 辻弁護士によると、由良容疑者は後ろから飛び付いてきて、首を狙われたが避けようとして両手を数回刺された。由良容疑者と面識はなかった。 辻弁護士は別の法廷で刑事裁判の判決に立ち会った後だった。 現場は一時騒然としたが、由良容疑者は取り押さえられた後は逃げようとせず、おとなしくしていたという。
【共同通信】
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