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2009年1月の6件の記事

教育委員会

教育委員会を傍聴しました。

教育行政について議会ではあまり把握しきれないような細かい議論もされているので、議員としては知っておく必要があると、今更ながら感じました。

本日の議論で興味深かったのは、「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の実施について」です。なにやら長ったらしい名前ですが、要は教育行政の執行状況について点検し、公表しなければならない、ということが法で決められたということです。同時に学識経験者などの意見を徴収し、その知見を活用するともあります。
平成20年度の分については移行期間ということがあり、上半期について実施し、知見に関しては行わないとされています。これは次年度以降に確立されるものと思います。

私も評価については積極的に行うべきと思っておりました。平成17年度の決算委員会で以下を質問したことがあります。

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2006.09.22 : 平成17年度決算特別委員会(第2日目) やすえ清治

それと、もう1つ教育長にお伺いしたいんですが、決算委員会ということでいろいろな事業の決算資料がたくさん出ていますけれども、教育行政に特化した決算といいますか、前年度を振り返ってという視点、これも大事だと思っているんです。それで、教育委員会というのは年度の初めに必ず、ことしはこういう方針で行くという教育方針を出されているんですが、一方で終わった後どうだったかという視点がいま一つ見えてこないと私は思っていまして、例えば先日配られました「武蔵野市の教育(平成18年)」、こういった何をやっている、何をやっているという視点の資料はあるんですが、昨年はこうだったとか、成果的なものが見えるものがないように感じるんですが、その辺の議論は教育委員会、あるいは部署の中できちんとされているのかどうか。あるいは、資料として提供するようなお考えはないのかどうか。ここまでお願いします。
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これに対する教育長の当時の答弁は・・・・

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 それから、確かに、今年度はこういう教育目標でこういう方針で行くぞ、こういう事業をするぞと、こういうふうには広報していますけれども、その評価が不十分ではないかと。そのとおりだと思います。これは改めたいと思っております。申しわけございません。
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こういった議論の経緯を踏まえると、教育行政に関しては実施してきた事業に対して「評価」という概念があまりなかったので、今回の法改正は画期的なことといえると思います。


ところが、教育の場合はそもそもの年度の目標が抽象的な部分があり、たとえば「いのちを大切にする心を育む」といった方針があった場合、この成果を検証するのは困難であります。
他の行政の事業、たとえば福祉やまちづくりに関するハード整備など数値に表れやすい事業は、目標と結果がある意味ではわかりやすい部分もありますが、教育の場合はやはり難しい。

この件に関して、今日の教育委員会でも議論がされました。そもそもの目標自体をもう少し具体化すべきではないか、などの視点も加味していくようですが、評価を目的とするのは本末転倒である、など、なるほどと思う議論も多々ありました。

「評価」は手段であって目的ではない。反省を生かし、どう次につなげていくかが大事であって、「いい評価を求める」ありきの政策を進めるべきではないと私は思います。いずれにしても試行期間があるのでその間に他の自治体など参考にして、もう少し評価のありかたを研究していったほうがいいでしょう。

あと、これは個人的な考えなのですが、ぜひ評価の中に「財政」の概念を入れるべきと思います。それぞれの事業に対してどのような費用対効果があったのか、執行率がどのくらいだったのか、などです。
これだけ自治体の財政がひっ迫しているのに、評価の中に財政論が組み入れられないのはやはりどう考えてもおかしい。評価、そして計画の段階でもっと財政の話をするべきだと思う。

同時に、学校教育に関しては教育委員会の議論などが保護者にとって見えづらいのも事実。こういった機会を活用し、教育委員会の活動を多くの保護者に理解していただけるような方向につながればいいとも思っています。


あと、感じたのは教育委員会と議会をもう少し近づけられないか。教育委員会では教育行政について熱心に議論がされている。議会でも教育について議論される場面は多い。この両者をもっと融合させ、その中立性が担保された上で、相乗効果を生み出すことはできないだろうか。教育委員のみなさんと議会の意見交換会などの機会を増やしてもいいのではないか・・・・とも感じました。これは議会の意思が必要でもあるので、どのような方法が考えられるかよく研究してみたいと思います。

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町内を歩く

年末、年始にかけて近所を歩いています。
関前を中心にだいたい20キロくらい歩いたかな。

普段気がつかない事もいろいろ気がつきました。

例えば、関前2丁目の袋小路にある「仲通り公園

場所が場所だけに普段の生活の中では、なかなか気がつかないような公園ですが、何気に遊具が充実しています。私もなんとなくあそこに「公園らしきものはあったなぁ・・・・」という認識はあったけどもじっくり見たのは初めて。近くなのに意外と利用する機会ってないものですね。ちょっとした街の憩いの場になっているんでしょう。子供たちが何人かいました。

ところで、名称が「仲通り」となっていますが、実際の「仲通り」はもっと南側。位置的に言えばあんまり「仲通り」とは関係ありません。なんでこの名称にしたのかな?・・・・・他に地名を表す適当な名前がなかったのか?なんて由来についても興味が湧いてきます。

今月いっぱいくらいかけてタウンウォッチングを続けたいと思います。


ところでなぜ歩いているのかと言うと、政治の原点である街をもっとよく知りたいから。
あと、年始の新年会に備え、ダイエットも当然兼ねております(笑)

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派遣村

やすえ清治です。
この日に書きましたタイトル「派遣村」に関して多くのご意見をいただきました。
自分としては率直な思いを示したつもりですが、理解していただけなかった部分もあるかと思います。

コメントの中には明らかな誹謗中傷もございましたので、これ以上公表しておくのも、さらなる混乱を招くと判断し、甚だ自分としては不本意ですが、いったん記事を削除させていただきます。

この件に関してはまたあらためてまた見解を記したいと思います。
また、賛同の意を示していただいた方、否定的な意見をいただいた方、大勢いらっしゃいましたが、反響が多かった点についてはありがたく思っております。決して偽りの気持ちを述べたわけではありません。

コメントにつきましては、できる限り残したいと思っておりますが、コメントをいただいた方にも、混乱の影響が及んでしまうのは私の本意ではありませんので、とりあえずいったん制限させていただきます。
コメントしきれなかった方へは、できる範囲で個別にメッセージを送らせていただきます。

今後も率直な意見は申し上げていくつもりですし、また忌憚のないご意見も頂ければと思います。ありがとうございます。

やすえ清治 拝

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武蔵野市民芸術文化協会

新年会にお招きいただきました。

毎年新年の早い段階で新年会を開催されるので、私もこの会に出席させていただくと「ああ、新年だな」と感じさせられます。荒井恵凰先生を先頭に、大変心温まる素晴らしい新年会でした。
私も市議会を代表し?一曲披露させていただきました。

芸文協ではさまざまな主催事業を行っております。市としてここまで芸術・文化に力を入れている自治体はあまりないと思います。これは志のある芸文協の皆様と行政と市民が協力し合い、武蔵野市の文化・芸術を高めてきた誇りだと思います。

私もよく芸文協の中で「なにかやってみたら」と言われるのですが・・・・・・あまり芸達者な方ではありませんので。父は若い頃、詩吟をかなりやっていたそうですが、はたして血を引いているのかな?なんか機会があればチャレンジしてみたいとは思います。

写真はお祝いの舞を披露する荒井龍之介さん。いろんな場面で何回か拝見させていただいていますが、僕のような素人でもわかるくらい素晴らしい舞です。年々研ぎ澄まされているような印象を持ちます。見てて引き込まれますね。

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延命寺

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地元延命寺の檀家のみなさんの新年会に参加させていただきました。

市内七福神めぐりも好調で、かなり定着してきた感があります。
この延命時では毘沙門天と寿老人を祀っており、甘酒のサービスがあります。

自分も一度は全部回ってみたい・・・・・と思っているのですが、新年はさすがに時間的に難しい。今年はなんとかがんばって行ってみようかな。

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新年明けましておめでとうございます

あらためまして新年明けましておめでとうございます。

さて、ちょうど新年が明けるときは、地元関前八幡神社でもちつきを手伝い、となりの延命時や西久保稲荷神社などの様子を拝見させていただきました。神社の参拝は例年よりも人が多いようで、これも不景気の影響かもしれません。

今年一年、平和で国民生活が安定することができますようお祈りいたしますし、自分も一生懸命頑張ります。
今日は新年早々いくつかの会合に出席させていただきます。


<今年一年の目標>

○市や地域主催の会合に地元を問わず、できるだけ伺い、市民生活の原点を感じ取る。
~昨年の11月位から実践しようと心がけています。市の関連の市民会議の傍聴は9割以上を目指す。

○議会での一般質問は100パーセント。必ず「身近な市民相談」を入れる。政策的な対立軸を明確にする。
~普通にやっていれば大丈夫かと思いますが、政策的にもう少し煮詰める。政策実現のプロセスにこだわる。

○ブログの更新頻度を上げる。
~情報発信は政治家の原点。最近更新が遅れるときがあります。昨年の12月はほぼ毎日更新できました。

○各種選挙に勝つ
~単純に勝負だけあおるのではなく、政策論争を中心に考える。自分の存在感も出したい。

○やせる
~・・・・・・・・


本年もよろしくお願いいたします。

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