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情報流出:生徒11万人分に 神奈川県立高

情報流出について陳謝する山本正人・神奈川県教育長(右)と出沢研太・日本IBM常務執行役員=神奈川県庁で2009年1月8日、五味香織撮影
情報流出について陳謝する山本正人・神奈川県教育長(右)と出沢研太・日本IBM常務執行役員=神奈川県庁で2009年1月8日、五味香織撮影

 神奈川県立高校生の個人情報がインターネット上に流出した問題で、県教育委員会は8日、06年度の全生徒約11万人分の個人情報がファイル交換ソフト「ウィニー」内で公開されたと発表した。事態を受けて県教委とシステム開発委託先の日本IBMは陳謝した。

 両者によると、流出したのは、氏名や口座番号など授業料振替システム開発用データ。日本IBM関連会社のパソコンがウイルス感染し昨年6月に流出。これまで約2000人分が公開されたことが分かっていたが、ウィニーからデータを入手した人物が7日ごろ、改めて11万人分を公開したとみられることが新たに分かった。

 日本IBMはデータ削除と発信者の特定を進める。また、被害は確認されていないが、該当者全員に文書で再度謝罪し、口座番号の変更を求める。

 山本正人・県教育長は記者会見で「2次被害が出ないよう最大限の措置を取りたい」と陳謝した。【五味香織】

毎日新聞 2009年1月8日 20時43分(最終更新 1月8日 22時10分)

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