福岡放送局

2009年1月8日 18時30分更新

部落解放同盟県連旗開き


部落解放同盟福岡県連合会の旗開きが福岡市であり、差別や虐待など人権にかかわる被害を救済するための法律の整備を国に強く求めていくことを確認しました。

福岡市の会場で開かれた部落解放同盟福岡県連合会の新年の旗開きには420人余りが出席しました。県連合会の副委員長も務める中央本部の組坂繁之委員長が「世界的な金融の危機などで社会不安、政情不安が拡大している。今こそ原点に戻って人権や民主主義など人類が守り続けてきた普遍的な価値を守るために頑張っていかねばならない」とあいさつしました。
続いて、福岡県の麻生知事が「人権の問題については差別の撲滅のために力を合わせてやっていく。人権救済のための法律の整備を前進させる年にしたい」と述べました。
部落解放同盟ではいまだに差別の落書きやインターネットの書き込みなどが後を絶たないとしており、今後も差別や虐待など、人権にかかわる被害を救済するための法律の整備を国に強く求めていくことにしています。