東北運輸局が7日発表した東北6県の2008年の新車新規登録台数（軽自動車含む）は38万9532台で、07年に比べ4.8％減少した。前年を下回るのは8年連続。過去10年間では初めて40万台を割り込んだ。8年前に比べ約10万台少ない水準になる。燃料高と景気後退が影響した。昨年12月単月では前年同月比15.7％減だった。

　08年の登録台数でみると、乗用車の普通車（３ナンバー）が前年比3.7％減、小型車（５ナンバー）が5.4％減。軽自動車は2.2％減だった。年前半は燃料高に伴う消費者の買い控え、秋以降は景気の急速な後退が直撃。年後半は前年を大幅に下回る水準が続いた。

　12月単月の6県の新車新規登録台数（軽自動車含む）は2万1472台。前年同月比マイナスは5カ月連続。特に普通乗用車は前年同月比30.8％減と大幅に下回った。