無床化で6市町村と県が意見交換
県立病院の無床化問題で、対象となった病院のある6つの市町村は、きょう県の担当者と意見交換を行ないました。しかし計画に反対する市町村と、県の間の考えの溝は埋まらず、議論は平行線のままです。
盛岡で開かれた意見交換会には、6市町村の首長と議長、それに住民代表と招かれた県医療局長などが出席しました。県が2月の策定を目指す県立病院の新しい経営計画では紫波、大迫、花泉、住田、九戸の5つの地域診療センターと、沼宮内病院の無床化が盛り込まれています。市町村からは計画の実施まで時間が少ないことや、入院ベッドが無くなることへの強い反発の声が相次ぎましたが県は、医師が急激に減少している現状への理解を求め、計画の変更は考えない姿勢を示しました。県医療局は近く地域ごとの協議会も立ち上げ、住民との話し合いは続けるとしています。一方「無床化を容認するつもりはない」とする6市町村は、あすから始まる住民説明会への知事の出席を強く求めましたが、県は当初の予定通り医療局職員のみでの対応する方針です。
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