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2008-05-18 未経験30歳で就職する場合のチェックポイント このエントリーを含むブックマーク

このところ、自分の経験の話を書いていますが、

大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2)

大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(1)

こういうのを書いていて、未経験30歳で就職する場合にはどうするか?、という話でもう少しポイント化した話を書いてみます。


私は、まあ就職に苦労したり、今では採用する側もやったりして、なんとなく分かってきたことがあります。


採用側には応募者がどのくらいまで伸びるかなんてあまり分からない、ということ。


「どこまで伸びるか分かる」なんて言う人がいますけど、それは神様クラスか、自分の程度を知らないかのどちらかですよ。まあ、そりゃ、なんとなくは分かるけど、化けるヤツは分からないですよ。


つまり、未経験で30歳とか年齢を食っていたりすると、応募する側としては「オレは就職したら伸びる」とか思っていても、採用側には良く分からないわけです。伝えようがないんです。


じゃあ、どうすればいいか?


(答え) 大量採用されている中に紛れ込む。


これです。1〜2人しか採らないのであれば、採用側は冒険しません。とにかく人手が欲しい、というところに行くのです。そうすれば、頭数として採用されます。何はともあれ、採用されることが大事です。


そんな感じで未経験30歳で就職する場合のチェックポイントをまとめてみました。


これは、「オレは企業に入ってからスキルを磨いてステップアップしていくぜ!」というつもりの方向けです。「オレは適度に努力して無難に勤めていきたい」という人向けではないです。



1. その就職は一生のものとは考えない。

2. 自分が興味が持てる業種・職種を選ぶ。

3. 一度に5名以上中途採用しているところを選ぶ。

4. 急拡大していて人手が足りないところを選ぶ。

5. 上記の条件を満たせば、正社員にこだわらずアルバイトでも入る。

6. 必ずしも自分の希望職種でなくても、近ければokとする。

7. 待遇は、まずは採用最優先で多くを求めない。

8. 大企業子会社は避ける。

9. 設立15年以上経つ企業は避けたほうがいい。

10. 社員の平均年齢が40歳を越えている企業は避けたほうがいい。

11. 派遣は避ける。

12. 使い捨てが定評職種、定評の企業は避ける。

13. 消費者向け製品やサービスの会社よりも、知名度が低いながら、ビジネス向けの製品やサービスの会社が穴場。

14. 100社くらいは応募する。


それぞれ理由がありまして、



1. その就職は一生のものとは考えない。

この就職が一生を決めると思うと、有名な会社が良いな、とか、かっこいい職種がいいな、とか、福利厚生が充実していたほうが良いな、とか、そういう重要でないことを中心に選んでしまいます。見栄とか待遇は後回しにして、まずは、スキルアップと職務経験を積むことだけを目的とすべきです。



2. 自分が興味が持てる業種・職種を選ぶ。

恐らく10年以上はその業種と職種でやることになるので、興味がもてないエリアはツライです。しかし、業種は働く前は良く分からないことが多いので、職種については自分がコレでやっていこうかと思うものを選びます。

よくありますが、身近だからという理由だけで応募するのはやめたほうがいいです。ときどきいますけど、食べに行ったことがあるからと言って、ファミレスとかファーストフード正社員職を応募したりするとか。飲食は、レストランサービスが好きじゃないと行ってはいけません。



3. 大量採用しているところを選ぶ。

これ重要です。履歴書が不利な場合、少数採用では絞込みの際に書類選考で落とされてしまいます。面接でも、履歴書の不利さを挽回できるようなことはまれです。

この大量採用は次の4番の急拡大が理由の場合であることは要チェックです。11番の使い捨て業種で、人手がいつも足りないから大量採用というのとは区別しないといけません。



4. 急拡大していて人手が足りないところを選ぶ。

業種でもそうですし、会社が急拡大でもそうです。急拡大していて猫の手も借りたいようなところ。そういうところは多く採りますし、社内でも仕事が多くて人手が足りないので、がんばるチャンスが多くあります。だから、この条件は最重要です。



5. 上記の条件を満たせば、正社員にこだわらずアルバイトでも入る。

忙しいところに入れば、実は割合と正社員登用はあります。というのも人手が足りないから。働いて、がんばれるヤツだと見込まれれば、正社員にはなりやすいことが多いのです。逆に、最初から正社員採用枠だと、採る側も警戒して安全な人しか採りません。ところが、アルバイトから入って実績を出せば、履歴書の不利さがカバーできます。

また、アルバイトは採用されやすく、会社の雰囲気も仕事の雰囲気もつかめるのでメリットが大きいです。

まさに、こんな感じですね。↓

無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法


ただし、忙しくない会社はダメです。人手が足りているので、正社員になるのは難しくなります。だからこそ、3番の条件は重要。また、システムがしっかりしていて、アルバイトと社員の区別が大きい会社もダメです。アルバイトから正社員へ変更になった人の数なども聞ければ聞いたほうがよいです。



6. 必ずしも自分の希望職種でなくても、近ければokとする。

まずは採用されることが大事です。採用され、中で活躍するようになれば職種は移れることが多いです。また、そもそも採用される前の働いていない段階で、自分に向く職種が分かるわけもないのです。実際に間近で働いてみないと物事は分かりません。だから、働き始めることが大事です。



7. 待遇は、まずは採用最優先で多くを求めない。

まずは採用されることが大事です。職歴とスキルをつけるための就職ですから、始業時間が早かろうと、休みが不定期だろうと、給料が少なかろうと、福利厚生施設がなかろうと関係ありません。



8. 大企業子会社は避ける。

これは100%そうとは言えませんが、知る範囲では大企業子会社は避けたほうがいいです。子会社採用では出世できないところが割合と多かったりします。本社採用と差をつけているところとか。あと、多くの子会社はバイタリティに欠けて、親会社から与えられた事業を適度に行っているだけというところも多いのです。大企業の看板は魅力的に写りますが、会社に入ってからがんばりたいのであれば、あまり良くないように思えます。



9. 設立15年以上経つ企業は避けたほうがいい。

企業の平均寿命は30年です。15年を過ぎると多くの企業でピークを越えています。仕事で力を伸ばしたいのであれば、老舗ではなく新興企業のほうが活躍の場があります。また、ピークを越えている企業は人手不足はあっても、活気が失われています。

もちろん、スキルアップは出来ることも多いので必ずダメというわけでありません。その場合は、急拡大していて人手が足りないということが条件になります。



10. 社員の平均年齢が40歳を越えている企業は避けたほうがいい。

社員の平均年齢が高くなりつつある企業はピークを超えていることが多いのです。もちろん、社員の平均年齢が若い企業は「ブラック」と言われることもありますが、力をつけたいなら「ブラック」であろうと、若い企業の方が良いのです。

もちろん、平均年齢が高くても、スキルアップは出来ることも多いので必ずダメというわけでありません。その場合は、急拡大で人手が足りないという条件が満たされることです。



11. 派遣は避ける。

職歴とスキルをつけたい労働者側から見ると派遣で働くメリットはありません。派遣業者は大量採用していて、猫の手も借りたい状態であることが多いので、識別に注意が必要です。派遣会社は、労働者を斡旋する仕事なので、求人は仕入れと同じでいつでも人手不足です。



12. 使い捨てが定評職種、定評の企業は避ける。

明らかに定着しない職種、企業は避けます。求人誌を3ヶ月チェックして、いつも大量採用募集してるところですね。ためしに働いてみるというのも人生勉強ですが。



13. 消費者向け製品やサービスの会社よりも、知名度が低いながら、ビジネス向けの製品やサービスの会社が穴場。

消費者向けの製品やサービスを行っている会社は分かりやすくイメージしやすいですが、激烈な競争環境にあることが多いので、仕事もキツかったり、企業の存続も大変だったりします。それに比べると、割合と、ビジネス向けの製品やサービスを行っている会社は、一般には知名度が低いですが、ずっと安定したマーケットで勝負していることが多く、競争も苛烈でないことが多いです(もちろん、そうでない会社もありますが)。そういうところのほうが、修行してスキルをつけるには良かったりすることもありますので、分かりやすい会社ばかり応募しないこともコツです。



14. 100社くらいは応募する。

履歴書がよくないと、とにかく落とされまくると思いますが、もともと不利な中の勝負なので落とされることでめげないことです。とにかく応募し続けること。もともと確率が低い勝負ですから、タマをたくさん打てばどれか当たります。だからこそ、正社員にこだわらずアルバイトで入ってしまうのも手なのです。



こんなところでしょうか。役に立てばと。


(追記)

トラバして下さったみなさん、ブクマしてくださったみなさん、ありがとうございます〜

コメント読んで参考にさせてもらっています。

--

あ 2008/05/19 11:30 30手前の男です。
就職の恐怖に震えていましたが、
あなたの記事を読んで心が救われました。
メモ帳にコピーして、保存しておきます。

bizmaniabizmania 2008/05/19 21:51 >あ さん
お役に立てたら嬉しいです。世の中には仲間が多くいますよ!

臆病者臆病者 2008/05/20 01:30 29歳男です。
色々なことを考えすぎて前に進めないでいます。
将来のことを考えると、どうしても大企業などと考えてしまっていましたがこの記事を読んで少し考え方が変わりました。
ありがとうございます。

bizmaniabizmania 2008/05/20 02:56 >臆病者さん
みんな恐がりですよー。先が見えないときは恐いですから。電気消して真っ暗なときに似てます。お役に立てて嬉しいです。

きむらきむら 2008/05/29 23:55 初めまして28歳になる男です。興味深く読ませて頂きました。
当方は田舎に住んでいるので、残念ながら求職活動に活かせない
部分もあります。お恥ずかしい話、私は2年ほど引き篭もりぎみで
派遣から始めようと考えております。自分が巻いた種とはいえ
そうせざるを得ない環境や状況もありまして。
1番はこの街で就職出来ればいいのですが
お金を貯めて東京に行こうかとも考えております。
その他、ここで働いてみたいという業種もなかなかありませんし
選ぶ余地もありません。ですが気持ちだけは豪快に
30歳までまだ2年あるわ!と半ば開き直り求職活動を続けて行きたいと思います。これからも様々なお話期待しております。

bizmaniabizmania 2008/05/30 00:08 >きむらさん
28歳ならまだまだ余裕ありますよ!
人生のんびり行くなら地元もアリだと思います。

shimadashimada 2008/06/01 03:44 僕は30前に100近く応募して30社くらい面接行ってやっと一社に受かりました。内定まで半年以上かかりました。嫌な思いをすることもたくさんありましたが、めげないことが一番重要ですね。
そこは一年でやめましたが経験ができたおかげてその後はそれほど苦労せずになんとかなりました。

長いトンネル長いトンネル 2008/06/01 09:23 初めまして。29歳で求職中の男です。
ここに来れてとても勇気が出ました。ありがとうございます。
自分でもこれではダメだと思いながらもここまで来てしまったことを、今では深く深く反省しております。
今まで何度か面接に行きましたが、あからさまに落とされるな、と分かる面接の帰り道の虚しさは、ホントに辛いものですね。
ですが、ここを拝見させて貰って、まだやってやる!と言う気持ちになれました。
それに何より就職活動の焦りからか、だんだんと将来のことを考えていなくなっている、「どこでもいい」と思っている自分にも気づかされました。
そんなに悠長なことも言ってられませんけど、もう一度気持ちを入れ直して挑んでいこうと考えています。
まだまだ先は長いかもしれませんがこれからもここを拝見させて貰って頑張って今の状態から抜け出せるよう進んでいきたいと思っています。

bizmaniabizmania 2008/06/01 22:52 >shimadaさん
同志ですねー。人生は先に苦労するか後で苦労するかだけの違いかもしれないです。

bizmaniabizmania 2008/06/01 22:54 >長いトンネルさん
落とされるトコは縁がないだけだと思いますよー。まずはどこかに勤めてしまって実績つくると後がラクです。応援してます。

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[今までに紹介した本]
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[★★★] 「ランチェスター販売戦略 (1) (文庫) 」 田岡 信夫 著 1992年 サンマーク出版

[★★★★] 「松下幸之助発言集ベストセレクション〈第7巻〉商品はわが娘 (文庫) 」 松下幸之助 著 1996年 PHP文庫

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[★] 「史上最短で、東証二部に上場する方法。」 野尻 佳孝 著 2005年 アメーバブックス

[★] 「幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来」 児玉 博著 2005年 日経BP社

[★] 「楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか」 山口 敦雄著 2004年 毎日新聞社

[★★★★★] 「営業組織をゼロから最速で20億にする法」 吉野 真由美著 2005年 アチーブメント出版

[★] 「涙と笑いの奮闘記―全米セールスNo.1に輝いた“バイアグラ”セールスマン」 ジェイミー・レイディ著 2005年 アスペクト

[★★] 「NAMBARA STYLE」 南原 竜樹著 2005年 ゴマブックス

[★★] 「あなたもいままでの10倍速く本が読める」 ポール・R・シーリィ著 神田昌典 監訳 2001年 フォレスト出版

[★★] 「人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考」 トニー・ブザン著 田中孝顕訳 2000年 きこ書房

[★★★] 「俺が、つくる!」 岡野 雅行著 2003年 中経出版

[★★★] 「大商談―これが“見本市”だ!」 日比恒明著 2003年 ウェッジ

[★★] 「1mウォーキング・ダイエット」  デューク更家著 2003年 講談社

[★★★★★] 「DVD版どこでも一歩ウォーキング・ダイエット −もっとやせる!もっと若くなる」  デューク更家著 2004年 講談社

[★★★★★] 「実践!日常ながら運動ダイエット―50歳からの身体論」  長野茂著 2003年 講談社プラスアルファ新書

[★★★★] 「できる男の顔になるフェイス・ビルダー―人生を変えるフェイシャル筋トレ」  キャロル・マッジオ著 2004年 PHP研究所

[★★★★] 「「仕事ごころ」にスイッチを!」  小阪裕司著 2002年 フォレスト出版

[★★★★★] 「「儲け」を生みだす「悦び」の方程式」  小阪裕司著 2003年 PHP研究所

[★★★★★] 「失われた「売り上げ」を探せ!」  小阪裕司著 2001年 フォレスト出版

[★★★★] 「あなたにもできる「惚れるしくみ」がお店を変える!」  小阪裕司著 2000年 フォレスト出版

[★★] 「ウケる技術」  水野敬也, 小林昌平, 山本周嗣 著  2003年 オーエス出版社

[★] 「ホストの世界」  沢村拓也著 2001年 河出書房新社 [★] 「ホストの素顔」  沢村拓也著 2002年 河出書房新社

[★★] 「ホスト王のその気にさせる心理戦術」  零士著 2001年 青春出版社

[★★★] 「ホスト王・愛田流 天下無敵の経営術」  愛田武著 2004年 河出書房新社

[★★★★] 「交渉は「ノー!」から始めよ」  ジム・キャンプ著 2003年 ダイヤモンド社

[★★★★] 「儲けを生みだす表現力の魔法」  平野秀典著 2004年 かんき出版

[★★★★] 「質問力」  齋藤孝著 2003年 筑摩書房

[★★★] 「藤巻のたのしく商売する法則」  藤巻幸夫著 2003年 日本実業出版社

[★★] 「自分ブランドで勝負しろ!」  藤巻幸夫著 2004年 オーエス出版

[★★★] 「素人のように考え、玄人として実行する」  金出武雄著 2003年 PHP研究所

[★★★★] 「シンプルマーケティング」  森行生著 2000年 翔泳社

[★★★★] 「こうなったら無敵の営業マンになってやる!」  ブライアン・トレーシー著 2003年 ダイヤモンド社

[★★★] 「市場の法則」  伊藤元重著 1998年 講談社

[★★★★] 「変化を読み切る!ビジネス・トレンド60」  サム・ヒル著 2003年 ダイヤモンド社

[★★★] 「メジャー流ビジネス成功鉄則」  タック川本著 2002年 中央公論社

[★★★★]「お金がないから成功できる「波乗り」経営」  首藤孝司著 2003年 フォレスト出版

[★★★] 「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」  首藤孝司著 2004年 ダイヤモンド社

[★★★] 「なぜ春はこない?」  神田昌典 來夢 著 2003年 実業之日本社

[★★★★★] 「成功者の告白」  神田昌典著 2004年 講談社

[★★★★★] 「断絶の時代」  P・F・ドラッカー著 1999年 ダイヤモンド社

[★★★★] 「ネクスト・ソサエティ」  P・F・ドラッカー著 2002年 ダイヤモンド社

[★★★★★] 「会社再建」  湯谷昇羊著 2003年 ダイヤモンド社

[★★★★★] 「商売魂」  高塚猛著 2002年 サンマーク出版

[★★★] 「小さな会社☆社長のルール」  竹田陽一著 2003年 フォレスト出版

[★★★★★] 「小さな会社☆儲けのルール」  竹田陽一 栢野克己 著 2002年 フォレスト出版

[★★★★★] 「気絶するほど儲かる絶対法則」  石原明著 2004年 サンマーク出版

[★★★★] 「ビジネス・シンク」  デイヴ・マーカム スティーヴ・スミス マハン・カルサー 著 2002年 日本経済新聞社

[★★] 「思いつき!を会社にする」  マイク・サザン&クリス・ウエスト著 2003年 阪急コミュニケーションズ

[★★★] 「パワー・ライティング」  入部明子著 2003年 全日出版

[★★★] 「発想する会社!」  トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著 2002年 早川書房

[★★★★] 「インターネットは儲からない!」  橘川幸夫著 2001年 日経BP社

[★★★★] 「なぜデルコンピュータはお客の心をつかむのか」  宇井洋著 2002年 ダイヤモンド社

[★★★] 「デルの革命」  マイケル・デル著 2000年 日本経済新聞社 (文庫)

[★★★★] 「Den Fujitaの商法 (1)」  藤田田著 1999年 KKベストセラーズ

[★★] 「流通革命は終わらない―私の履歴書」 中内功著 2000年 日本経済新聞社

[★★★] 「カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」」  佐野眞一著 1998年 日経BP社

[★★★] 「仕事ほど面白いことはない 中内功200時間語り下ろし」  大塚英樹編著 1996年 講談社

[★★★] 「読書通」 ハイブロー武蔵著 1999年 総合法令出版

[★★★] 「本調子」 清水克衛,本田健,七田眞,望月俊孝,斎藤一人,ハイブロー武蔵 著 読書普及協会編集 2003年 総合法令出版

[★★] 「コロンブスの玉子屋」  菅原勇継著 2002年 文芸春秋社

[★★★] 「なぜ通販で買うのですか」  斎藤駿著 2004年 集英社新書

[★★★★★] 「通信販売は小売を変える」  斎藤駿著 1995年 自由国民社

[★★★★★] 「教え力」  齋藤孝著 2004年 宝島社

[★★] 「欲望の仕掛け人」  中村うさぎ著 2004年 日経BP社

[★★★] 「キャッチボール ICHIRO meets you」  イチロー、糸井重里著 2004年 ぴあ

[★★] 「MADE IN JAPAN―わが体験的国際戦略」  盛田昭夫著 1990年 朝日文庫

[★★★★] 「ソニーの法則」  片山修著 1998年 小学館文庫

[★★★] 「一勝九敗」  柳井正著 2003年 新潮社

[★★★] 「語録・ユニクロの戦略戦術」  近藤道郎編著 2001年 講談社

[★★] 「孫正義 起業の若き獅子」  大下英治著 1999年 講談社

[★★★]「ラスベガス流・逆転の成功法則―最後に笑うための「運」の呼びよせ方」  嶋崎巌著 1994年 PHP研究所

[★★★]「将棋の子」  大崎善生著 2003年 講談社文庫

[★★★]「勝負」  升田幸三著 2002年 中公文庫

[★★★]「王手」  升田幸三著 2003年 中公文庫

[★★★★]「純粋なるもの―トップ棋士、その戦いと素顔」  島朗著 1996年 新潮文庫

[★★★]「運を育てる―肝心なのは負けたあと」  米長邦雄著 1999年 祥伝社

[★★★]「もっとあなたの会社が90日で儲かる!」  神田昌典著 2000年 フォレスト出版

[★★★]「あなたの会社が90日で儲かる!」  神田昌典著 1999年 フォレスト出版

  [★★★★]「小予算で優良顧客をつかむ方法」  神田昌典著 1998年 ダイヤモンド社

[★★★★★]「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」  神田昌典著 2002年 ダイヤモンド社

[★★★]「営業マンは断ることを覚えなさい 戦術・戦闘編」  石原明著 2003年 明日香出版社

[★★★★★]「営業マンは断ることを覚えなさい」  石原明著 2003年 明日香出版社

[★★★★★]「売り込まなくても売れる! ― 説得いらずの高確率セールス」  ジャック・ワース ニコラス・E・ルーベン著 2002年 フォレスト出版

[★★]「ゴンゾー・マーケティング」 クリストファー・ロック著 2002年 翔泳社

[★★★★]「これまでのビジネスのやり方は終わりだ―あなたの会社を絶滅恐竜にしない95の法則」 リック レバイン,ドク サールズ,クリストファー ロック,デビッド ワインバーガー著 2001年 日本経済新聞社

[★★★]「Crea due travellerシリーズ」 クレア編集部編纂 2003年 文芸春秋社

[★★★]「リクルートのナレッジマネジメント」 リクルート・ナレッジマネジメントグループ著 2000年 日経BP社

[★★]「大事なことはみんなリクルートから教わった」 柳谷杞一郎・藤田久美子著 2001年 雷鳥社

[★★]「リクルート流」 大塚寿著 2003年 PHP研究所

[★★★★]「かもめが翔んだ日」 江副浩正著 2003年 朝日新聞社

[★★★★]「リクルートという奇跡」 藤原和博著 2002年 文芸春秋社

[★★★]「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈3〉知能販のプロになれ! 」 トム・ピーターズ著 2000年 TBSブリタニカ

[★★★]「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! 」 トム・ピーターズ著 2000年 TBSブリタニカ

[★★★]「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! 」 トム・ピーターズ著 2000年 TBSブリタニカ

[★★★]「iモード事件」 松永真理著 2000年 角川書店

[★★★]「ガズーバ!」 大橋禅太郎著 2000年 インプレス

[★★★★]「三色ボールペン情報活用術」 斎藤孝著 2003年 角川書店

[★★★]「「あなたから買いたい」と言わせる営業心理学」 菅谷新吾,宮崎聡子著 2003年 明日香出版社

[★★★★]「実録 ファッション販売員の奮戦記」 兼重日奈子著 2001年 商業界

[★★★★]「お客さんは買いたがっている!」 マーフィー岡田著 1999年 サンマーク出版

[★★★★★]「企業参謀―戦略的思考とはなにか」 大前研一著 1999年 プレジデント社

[★★]「プライシング」 青木淳著 2003年 ダイヤモンド社

[★]「価格戦略論」 ヘルマン・サイモン+ロバート・J・ドーラン著 2002年 ダイヤモンド社

[★★★]「儲かる輸入ビジネス実践術」 平林茂著 1988年 ビジネス社

[★★★]「「輸入ビジネス」はこんなに儲かる!」 中村貞彦著 1995年 かんき出版

[★★★]「起業家ビル・トッテン」 砂田薫著 2003年 コンピュータ・エージ社

[★★★★]「中国てなもんや商社」 谷崎光著 1999年 文春文庫

[★★★]「ウェルチにNOを突きつけた現場主義の経営学」 千葉三樹著 2003年 光文社新書

[★★★★]「おやんなさいよでもつまんないよ」 松井道夫著 2001年 ラジオたんぱ

[★★★★★]「調理場という戦場」 斉須政雄著 2002年 朝日出版社

[★★★]「日本人にアホはおらん!」 宇都宮俊晴著 2002年 講談社

[★★★★]「V字回復の経営」 三枝匡著 2001年 日本経済新聞社

[★★★★]「戦略プロフェッショナル」 三枝匡著 2002年 日経ビジネス文庫

[★★★★★]「経営パワーの危機」 三枝匡著 1994年 日本経済新聞社

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「ビジネス本マニアックス宣言」

僕らは働く 大人だから

生活のため?

そりゃそういう面もある

でもそれだけじゃない

生き甲斐が欲しい

そのためには知恵がいる

生き甲斐を得るために読む

それがビジネス本だ

 

自己啓発恥ずかしい?

気にすることはないじゃない

読まぬと読んだでは大違い

ビジネス本には英知が詰まってる

あるときはファイトをもらい

またあるときは知恵をもらう

読めば違う世界が見えてくる

読書の衝撃はドカンと頭にキク

 

読書の衝撃は癖になる

この衝撃は快感になる

なぜなら世界が変わるから

さらに自分自身も変わるから

だから読書はやめられない

僕らは世界を変えるために本を読む

生まれ変わるために本を読む

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[内藤のプロフィール]
 内藤務(仮名)。都内在住。前職・輸入商社勤務。2006年7月末からIT系企業勤務。中小企業営業管理職。趣味は読書。37歳。独身。
内藤への連絡は下記メールアドレスまで
naito_bizmania@yahoo.co.jp

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[書き物の日付について]
 書いてる日付はわりあいと適当です。はてなダイアリーを利用していまして、一日一記事ということで書いていますので、いくつか記事を書きたい場合、前後の適当な日付に書いたりしています。また、本の紹介日も、まとめて数十冊紹介するために、ダイアリーの空いている日付を利用してまとめて書いています。そのために、ダイアリーの日付と書いた日に結構なズレが生じています。そのため日付はあまり気にしないで下さい。
 このサイトは2004年1月5日より開始しています。

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[本の紹介の仕方について]
 なるべく率直であろうと心がけていますが、心がけなので、必ずしもそうでないこともあります。まだ自分の中でその本が整理しきれていないこともあります。また本は自分の中身が変ればまたそこから得られるものも変ってきます。そんな関係で、そのときによって紹介具合が変ったりしますが、でも、紹介するのは「いい本」と思った本を紹介していますのでそこらへんは変りません。
 内藤はけなす目的では紹介しないので、お薦めでない本、は紹介していません。正直なところ、いい本が腐るほどあって紹介しきれないくらいなのでよくない本を紹介するヒマがないのです。それに、良くない本を紹介するのは誰にもメリットがありませんから、内藤はケナシの紹介には批判的です。
 紹介文ですが、その場のノリで書いています。ただ意識しているのは、ネタばれを避けるということです。本の楽しさは、やはりその本を読んで楽しんで欲しいのです。だから、その本を読まなくて済むような『要約』は出来る限り避けています。引用も最低限になるようにしています。むしろその本の位置づけをするようにして、そこからその本の楽しさを伝えられたら、と思っています。まあ力不足なので必ずしもそれがうまくいくわけではないのですが。

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[注意書き]
 内藤はAmazon.co.jpのアソシエイトプログラムに参加しています。
 つまり、ここの書籍のリンクをクリックしてAmazonで本を買うと内藤にちょっとお小遣いが入ります。内藤が、コリャええ本だ!!、と思った本をひとに紹介して共感してもらえたら嬉しいということでやっています。
 ここで紹介する本はすべて内藤が個人で購入して、内藤がすすめたいと思うものをおすすめしています。

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[今までに書いたコラム (Quick Link)]
[今までに書いたコラム目次]

【本関係のコラム】

「ビジネス本マニアックス宣言」(2004年1月5日)

「ビジネス本マニアックス」について (2004年1月5日)

内藤の本の探し方と読書のしかた(2004年1月5日)

本に書いてあることはやってみる(2004年1月11日)

アマゾン書店での本の探しかた (2004年5月8日)

新刊書店での本の探しかた (2004年5月8日)

ブックオフでの本の探しかた (2004年5月8日)

海のものとも山のものともわからん本の紹介サイトとして  (2004年5月9日)

どの本を買ってどの本を買わないか (2004年7月19日)

本を読むのは… (2004年7月19日)

どんな本でもそれなりに意味がある (2004年7月19日)

入門書(のようなもの)にも価値がある (2004年7月19日+)

本を読む速度 (2004年7月19日+)

簡単な論理チェックのやりかた (2004年7月19日)

本の読み過ぎはあるか (2004年7月26日)

本を読む場所 (2004年7月26日)

【それ以外のコラム】

歴史的建築が残っている風景 (2004年3月20日)

感動の東京工科大学 (2004年4月3日)

『連帯感』の有無が賛否をわける〜イラク日本人拘束事件〜 (2004年4月16日)

商売の不思議(2004年6月13日)

未来はわからない (2004年6月20日)

ディズニーシーと行列の魅力 (2004年6月26日)

ネットで調べられないものはネットでは売れない (2004年7月11日)

ホワイトボードは超便利 (2004年7月26日)

忙しさはどこから来るか (2004年7月27日)

内藤式 仕事分解管理術 (2004年7月27日)

日本にとって戦前と戦後は断絶があるが、中韓にとっては歴史は続いている(2004年8月9日)

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