給付金 野党側は審議ストップ辞さない構え
麻生首相は7日、高額所得者も定額給付金を受け取って使うべきだと方針転換したことについて、説明に追われた。
方針転換の理由について、麻生首相は6日、「生活給付金でスタートしたが、時代が大きく変わり、消費刺激に意義がある」と説明したが、定額給付金の目的が変わったなら根本から見直すべきだとの追及を受けて、7日夜は「何回も今日の国会でも言ったと思うけど、生活給付金、消費刺激という意味合いと両方あるんですから」と説明を変化させた。
また、麻生首相は、自らが受け取るかどうかは「その時、判断する」と依然として明言を避けている。これに対して、野党側は8日の国会で麻生首相が態度を明確にしなければ、審議ストップも辞さない構えを見せている。