Q&A’02d(「ガイア・アセンション」シリーズ)
頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。
原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。
また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。
【目次】
(02/06)クロップ・フォーメーション人造説について
(02/06)これがフォトン・ベルトの映像?
(02/05)アセンションのことをどう伝えるか
(02/05)闇世界の情報への接し方
(02/05)アセンションの勉強会について
(02/05)「スカイフィッシュ」が気になる
(02/05)「霊能者」の情報に惑わされる
(02/05)5惑星が会合する現象
(02/05)アセンションと宗教について
(02/05)レイキとアセンション
(02/05)現在・過去・未来の意味
(02/05)電気が使えなくなってライフワークはどうなるか
(02/05)セックスをどう考えるか
(02/05)体調不良に苦しむ
(02/06)クロップ・フォーメーション人造説について
(Q)UFOサークルを人間がつくったとパンダ笛吹が本を書いているが、私は、スペースブラザーズがつくったものが大半だと思う。・・・これだけ宇宙の情報が氾濫している昨今、最終的には、自分の直感が一番信頼できる。・・・地球を見守ってくださる全ての存在に感謝したい。オープンコンタクトが成功するように祈るのみである。・・・一方的な意見をメールしてごめんなさい。
(A)パンダ笛吹さんの本では、少なくとも麦について、(作物の「後遺症」も少ないという)かなり精巧な「クロップ・フォーメーション」を、人間の手で造るとができることを立証していると言えるでしょうね。
しかし、それによって、すべてのものが同じように造られたと結論づけるのは、論理の飛躍が大きすぎるように思います。
例えば、麦でなくアブラナではどうでしょうか。おそらくそのやり方では、ポキリと折れてしまうでしょう。真正のクロップ・フォーメーションとみられるものでは、アブラナが、熱したガラス棒を曲げるように、ほぼ直角に曲げられているわけですが。
また、既に完全に立証されていて、パンダさんの本でも言及されている、茎の節が長くなり幅も大きくなることや採取された種子の発芽率が圧倒的に良くなることについては、探求を避けているようです。
それらに加えて最大の難点は、製作に要する時間のことです。
この10年間に出現したフォーメーションの数は、イギリス南部だけでも数百は下らないでしょう。それらについて、「サークル・ウォッチャー」や軍・警察などの、ヘリコプターによる監視も含めた「懸命の努力」にもかかわらず、昼間でも、出現の瞬間を捕らえることに1度も成功していません(パンダさんの本では、人間が造るものについて、「成功」していますが)。
現地の人々は、真正のクロップ・フォーメーションは、ほとんど一瞬で出現するという印象を持っているようです。
製作可能時間幅について、警察を交えて徹底的な絞り込みが行われたケースでは、最長でも45分しかなく、パンダさんたちの製作事例のように4、5時間もかけるものとは比較になりません。
(02/06)これがフォトン・ベルトの映像?
(Q1)気になる掲示板を見つけました。
ここではフォトン・ベルトとアセンションについて、討論を展開しており、その中で1996年のハップル宇宙望遠鏡によっての写真撮影を見つけることはできないとのこと。
もし良かったらフォトン・ベルトの写真のアドレスが分かりましたら、教えていただけないかと思いメールしました。
(A1)その掲示板に誰かが投稿している通り、NGC 4650A という polar-ring galaxy(極リング銀河) の誤認のようですね。
(http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1999/16/pr-photos.htmlを開いて、JPEG、GIF、またはPDFの、いずれかをクリックする)
写真ではドーナツ状の光の帯に見えるので、フォトン・ベルトのイメージにそっくりです。
このリングが何であるかは、「地球の科学」では、今のところ推測以上の説明はできていません。
この種の銀河が100あまり発見されていて、NGC 4650A はその1つのようです(この銀河は、ハッブル宇宙望遠鏡を向けるべきターゲットについての1999年のインターネット投票で、第1位[全体の44%]に選ばれています。なお、フォトン・ベルトは、太陽系が属する天の川銀河に固有のものではありません)。
いずれにせよNASAは、懸命にフォトン・ベルトの存在を否定しているので(例えば、http://image.gsfc.nasa.gov/poetry/ask/a11740.html)、写真に何が写っても、それをフォトン・ベルトだと言うわけがありません。
(Q2)早速掲示板見ていただきありがとうございます。また、感想を書いていただきありがとうございます。
私としては、いま地球が大きな変革期に来ており、アセンションが起こらないでこのまま行くと、地球には生物が住めない星になるのではと思っています。
そこで、気になるのが、下のホームページの写真です。
http://www.threeweb.ad.jp/~asterope/photon3j.html
「フォトン・ベルトの画像」
1996年12月20日
宇宙望遠鏡によるメイン・フォトン・ベルトの画像
と書いてありました。
この写真は、よくあちこちで使われています。
しかし、先の掲示板では、この写真はハッブルで撮られた写真には無いとしています。
この写真がどこから出てきたものなのか、ご存知ではないかと思い、再度、メールを送りました。
もし、ご存知で、差し支えなかったら教えていただけばありがたいです。
(A2)ご質問の画像は、下記の海外のサイトから借用したもののようです(これは、フォトン・ベルトというより、天の川のイメージにそっくりです。またこちらでは、宇宙望遠鏡の画像とは、どこにも書いてありません)。
www.crystalinks.com/photonbelt.html
一見してわかりますが、これはCG(コンピュータ・グラフィックス)か何かで作成した画像です。GIFイメージで、12.3キロバイトしかありません。
これに対して、ハッブル宇宙望遠鏡のNGC4650Aの映像は、JPEGイメージで146.5キロバイトもあります。
このようなものに、振り回されないようにしたいものです。
今の段階でフォトン・ベルトの映像を探索することは、お話の意図とあまり関係がないと思います。
(02/05)アセンションのことをどう伝えるか
(Q)アセンション・オンゴーイングの[第8回] 《当事者》が語る宇宙と人類の真実(2)を読ませて頂きました。
私はモーツァルトの大ファンです。
でも、映画のアマデウスを見る限り、あの数々の名曲の生みの親が、意外な人生を送ったことを知り、とてもショックでした。
モーツァルトといえば、あなたはモーツァルトの御霊分けだと言われた人がいました。
また、コノハナサクヤヒメの御霊分けだとか転生人だとか自称されるかたも聞いたことがあります。
こういった御霊分けや転生人という概念について、もし何かご存知であれば教えてください。
私はアセンションを目指しておりますが、意図する気持ちの強弱によって、また想念の多い少ないによっても、アセンションへの意図が消えてしまったりするのか素朴な疑問があります。
たとえば、子供たちに、これからの話をやさしく聞かせてあげても、子供には意図する、強く思う…ということがどういうことだか分からないかもしれません。
そういった場合に、すべて現実の一瞬一瞬の出来事に塗り替えられて、アセンションへの意図など関係のない世界になってしまわないかと思いました。
私の子供にはまだアセンションのことは伝えていませんが、伝えるとしたらどういう形が一番効果的だろう?と考えています。
主人には、例えばなしのようにしながら伝えて行っていますが、子供はとても難しいな〜と思います。
何かよいアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。
(A)転生とは、根本創造主の分身である生命の本質が、必要に応じて物質世界の存在(例えば人間の肉体)に宿って、勉強や奉仕をするということです。
これを物質世界(例えば地球)の時間軸で見れば、1つの本質(意識、魂)が、時代を隔てて別の肉体を持つ、つまり「生まれ変わる」ということになります。
誰でも、その本質は、何百回何千回と転生して現在に至っています。
一方、個々の生命の本質(便宜上、魂と呼ぶことにします)は、大元は根本創造主であるにしても、何段階も枝分かれして個別の魂になっています。
いわば分岐の節があるわけで、これを「源」と呼ぶことができるでしょう。
魂にとって最も重要なのは、最後の分岐の節、つまり直近の「源」で、これから派生して、いくつかの魂が同時に肉体を持っていることは珍しくありません。
そこで「ツイン・ソウル」などという概念が生まれるわけですが、この場合ツイン(2つ)に限定されるわけではありません。
当然ながら「源」は、現に転生している(自分の)魂の動向を絶えずウォッチして、必要なサポートをしようとするわけですが、ここ十数万年の地球の状況では、肉体を持つと同時につながりが切れて、「双方向通信」が困難なケースが一般的となっているようです。
しかしこれは、本来の姿ではありません。
注意しなければならないのは、あなたがこういう領域に関心を持ち始めると、直ちに、あなたの頭を混乱させるような人物や情報をたくさん引き寄せるということです。
それらを、例えば自称「霊能者」の言うことを、決して鵜呑みにしないようにしてください。
どんなに「らしい」ことを言っていても、それらが真正のものであるケースは稀であるということを、念頭に置いておくといいでしょう。そして言われた言葉にとらわれず、直感で判断するようにすることです。下記を参考にしてください。
「Q&A'02d(このページです)」(02/05)「霊能者」の情報に惑わされる
また、世上にある「ツイン・ソウル探し」のようなことは、無駄なことです。
必要があれば自然に現れるだろうし、必要がなければ現れないないだけのことでしょう。
いずれは「帰還」して一緒になるわけだし、根本創造主から見れば、いま現在でもすべては1つですから。
ご質問の中に「アセンションへの意図が消えてしまったりする」というのがありますが、「地球さん」は、「毎日毎時間アセンションを意図している」とのことです。
人類のほとんどは、地球のアセンション進度に対して大きく遅れており、それを超えるぐらいの意気込みでなければ、アセンションはおぼつかないというのが実情のようです。
さて、アセンションの伝え方のことですが、何とかして家族を「道連れ」にしなければならないなどと気張っても、いい結果を生まないでしょう。
人それぞれの生き様があり、タイミングがあります。家族でも同じことです。
あなた自身がアセンションを意図することによって日常生活が変わっていけば、自然にその情報が「しみ出して」いくでしょう。まずはこれが基本です。
そして、アセンションのことを伝えるのに、最初からアセンションという言葉を使う必要はありません。
例えば『神との対話』は、完全にアセンションの本ですが、アセンション(ascension)に代えて、「覚醒(waking up)」「パラダイムの転換(paradigm shift)」「壮大な冒険(grandest adventure)」「(神の)計画(plan)」「空前の精神革命(greatest
spiritual revolution)」などの表現を使っています。
子供たちについては、何も伝えなくても大丈夫です。
それぞれのハイアー・セルフのサポートに加えて、次の時代の中核要員として、覚醒へ導く「天」のプランがあります。いずれ表面に現れてくるでしょう(「Q&A’02c」(02/04)《子供たちを何とかアセンションさせたい》参照)。
あなたがやるべきことは、環境を整えてあげること。例えば、メディアによる「汚染」を防ぐため、テレビと決別することです。
(02/05)闇世界の情報への接し方
(Q)Q&Aがなか々活発ですね、非常に参考になります。私の疑問としましては、以前のQ&Aで、D.アイクの『大いなる秘密』のことが掲載されていましたが、最近この世界の支配構造が、かなりの量で暴かれていますね。
本当に、この地球の支配者とその手先のやりたい放題には目に余るのものが有り、多くの命が損なわれて居る状態のようです。この様な情報に接すれば接する程、感情的な苛立ちと、無力感に囚われてしまいます。
こういう事に意識をフォ−カスするのは、アセンションにとってはマイナスでしょうか。闇から目を逸らし、ひたすら光(ポジテイブ)の方に目を向け、自己:活動する意識体として周波数の向上に集中する方が、結果として彼等の退場を早めるのでしょうか。
それとも安易なポジテイブ志向は、彼等の術中にはまるのでしょうか。よく言われるようにニュ−エイジ的な考えは、彼らの仕組んだ意識低下へのマインドコントロール操作のようで、非常に微妙なところで彼等の仕組んだ陥穽にはまりそうになりますね。
まったく自己撞着の状態で集中力に欠けます、この様な事は、どのような考え方をすれば良いでしょうか。
(A)あらゆる存在が、それぞれの存在意義を持ち、「使命」を持っています。
それぞれのやることに干渉しないで、ただ「受容する」のが愛というものです。
正しい正しくないの区別は、絶対的なものではなく、視点の違いに過ぎないことを承知しておくといいでしょう。
ご質問については、闇に捕らわれず、自分の光を増やすことに励む方が正解です。
全体の光が増えてくれば、彼らもいずれ覚醒して光の側につくか(実際このケースは、いま頻繁に起こっています)、別の世界へ移行することを余儀なくされるでしょう。
あなたの場合、自分の人生目標をしっかり保持して、関心の対象を限定する必要があるようです。
まさか、「闇世界の評論家」を目指しているわけではないでしょう。
本件に関連して、次を参考にしてください。
「Q&A'01c」(01/09)「死」というものの本質
なお、「ニューエージ」という、正確に定義されていない概念について、短絡的に是非を判断するのは感心しません。
(02/05)アセンションの勉強会について
(Q)このたび、アセンションに関しての啓蒙と、自分自身の気付きのために、群馬でアセンションの会のようなものを始めました。
第一回目を昨日おこないました(自宅で)。
参加者は10人ほどで事前に内容も知らせておきました。
アセンションに関して私なりにわかりやすく説明し、瞑想の方法と初歩的なNLP(妻が学んでいる)の勉強会のような形式でおこないました。
結果、「一般の人(このように呼ぶ事は変ですが)には、アセンションはもとより、NLPも瞑想もさっぱり理解不能」という事がわかりました。
小松さんは「人のことより自分がアセンションする事を考えるべき」とおっしゃるかもしれません。
ただ一つだけちょっと変わったことがありました。NLPで「過去の自分、現在の自分、未来の自分の絵を書いてお互いに質問しあい、気付きを得る」と言う事を行っている時に、部屋の空間が異状に重くなりました。私は直感で「浄化しているな」と思いました。
やはりこれだけでもやらないよりはましかなとも思いますし、やっぱり無駄かな、とも思います。
とりあえずは始まったばかりだから、次回から何人の参加者になるかわかりませんが、やって行こうと今は思っています。
でも、何の為にもならない「くたびれもうけ」でしょうか。
もしアドバイスがあったら教えて下さい。
(A)勉強会をやるなら、テーマを限定せず、何であれ個人的なことについて「Q&A」形式でやり、それを糸口にするといいでしょう。
今は、どんなことでもアセンションに関係してきます。
それが無理なら、適当な教材を選んで、一緒に勉強するのもいいでしょう。
第1にお薦めできるのは、本池千美子さんの『愛しさのあなた』です。
全員でこれを読んで、読後感を語り合うといいでしょう。
その中からテーマを引き出して、更に追求するのもいいでしょう。
この本は、著者の実体験が柱になっているので、「一般の人」にアセンションのことを知ってもらうのに最適です。
下記で紹介しています。
「アセンション時局’02」(02.05.21)『愛しさのあなた』を薦める
次にお薦めできるのは、『神との対話』です。
この本では、アセンションという言葉はどこにも出てきませんが、100パーセント「アセンションのことを書いた、アセンションのための本」です。
こちらでは、何章か毎に区切って、少しずつ進めていくのがいいでしょう。
(02/05)「スカイフィッシュ」が気になる
(Q)最近”スカイフィッシュ”なる未知の生物?がマスメディアに登場するようになってきましたが、この現象はアセンションと関連したものなのかお分かりですか?
(A)「スカイフィッシュ」は、アセンションと何の関係もありません。
このようなものに惑わされない最善の方法は、テレビを見ないことです。
下記を参考にしてください。
シリーズ第2部「アセンション(3)」[補足]《テレビよさようなら、新聞よさようなら》
また、Webの世界にも、変なものがありましたね。例えば「ウィングメーカー」です。
「Q&A'01b」(01/06)《ウィングメーカー》 参照。
結局、これからの貴重な時間を効果的に使うには、関心領域を厳選して、それ以外のものに近づかないこと。自我(表面意識、3次元論理)の要求に、振り回されないようにすること。そして、飛び込んできたものを素早く見分ける、感性を養うことしかありません。
(02/05)「霊能者」の情報に惑わされる
(Q1)アセンションについてお伺いします。去年の8/7にアセンションが起こったと聞きました。私には、それ以前の世界とそれ以後の世界に変わりを感じませんが、アセンションがこのような区切りの日ごとに進んでいるのでしょうか。
また、地球上の1割の人しかアセンションができないと、数年前に聞きました。
1%の人間は神様とともに進み、未悪人が98%で、残りの1%が悪人だということでした。
カルマの浄化ということで、過去生の自分のカルマを取り払うことが必要だと言われました。ですが、過去生を思い出すこと自体難しいと思いますし、思い出せたとしても、それをどうしたら浄化させたと言えるのか分かりません。
どのように考えたらよいのでしょうか。
よく日本人の祈りが世界を変えると言われていますが、祈りとは何をさすのでしょうか。私たちには、何ができるのかまったく分かりません。祈るとしたら、どのようにイメージしたらよいのでしょうか。使命を持っているとしたら、知らずに過ごしている自分のままではいけないのではと感じています。
もし、祈りについて何かご存知のことがありましたら、教えてください。
(A1)地球と共に、地球に関わるすべての種が、次の次元へ移行する「グローバル・アセンション」は、まだずっと先のことです(「スターゲート」というものがあって、それを地球が通過するたびに、段階的にアセンションへ前進していることは事実ですが)。
世間で流布されている雑多な情報に、一つひとつ捕らわれないようにしてください。
残念ながら日本人は、アセンションに関して、ほとんどドン尻につけています。
幻想や優越意識はキッパリ捨てて、単一種である人類全体への普遍的な愛と自分自身のアセンションに焦点を当てることを勧めます。
山のように情報を集めても、混乱するだけで、一歩も前進しないでしょう。
感覚的に「自分のアセンションに有益だ」と思うものだけを、取り込むようにするといいでしょう。
「祈る」ということは、語源的に「神や仏に願う」ということで、ほとんどの人がその意味で使っていると思います。その背景として、「偽神」がそのように誘導してきた、という歴史があります。
これは、私たちが根本創造主の分身として現実を創造する力を本来的に持っているという事実からすれば、おかしな話です。
「祈る」という意味を、「すがる」ではなく、「希求する」に近い感じでとらえるならいいでしょう。しかし、「意図する」の方が、もっと明確な表現です。
現実創造は、個人でもできますが、(民族に関係なく)大勢が共通の意図を持てば、さらに大きい力になります。
これに関して、次を参考にしてください。
アセンション・オンゴーイング[第5回]「アセンションの新展開」《祈らず、意図する》
あなたが、この時期に地球に生を受けているということは、何らかの形で(今回の)アセンションに関わることを目標として生まれてきたはずです。
カルマを浄化したいと思うなら、アセンションを意図して、それに向かって日々に前進することです。それが唯一のカルマを浄化する手段です。
(Q2)明確なご説明ありがとうございました。
私はここ1年ほど、アセンションが起こった後は時間の流れが速くなり、アセンションについていくために祈りやカルマ解除や過去世の自分のお詫びなどをして来ましたが、結局、「偽神」に「すがる」ような行為をし続けて来たのかなと思います。チャネラーが示した神様に従っていれば、安全を確保できるというような考えでした。経済的にも時間的にも生活のかなりの部分を費やしてしまいました。
これからは、他力本願的な考えを脱して、自分自身で前進できることを選択してアセンションを意図して進んで行きたいと思います。
(A2)そういうことでしたか。
「夜明け前には闇が最も深い」という言葉どおりの人類の混迷の深さを、ビジネスチャンスとして「活用」する人たちが無数にいます。
霊能が本物であっても、真正の情報を受けているケースは例外的です。
ほとんどは、そのレベル相応の低階層からの通信をキャッチしており、やっている本人も悲しいことに迷妄の中にいるのです。
自分の現実については、自分が主権者そして創造者であって、それを代行できる者は宇宙のどこにもいない、という認識をしっかり持つことが大切です。
(02/05)5惑星が会合する現象
(Q)今、西の日暮れの空に、「水金火木土」の5惑星が一度に会する一大天文ショーが繰り広げられております。
ハイライトは、5月5日と5月12日。
もしよろしければ、この意味を何卒、ご教授下さい。
(A)肉眼で見える5惑星が(見かけ上)狭い範囲(30度以内)に会合する現象は、各惑星の周期の関係から、平均的に100年に1回起こっていることで、それ以上の意味はありません。
次回は、2040年9月に見られるでしょう。
今(5月いっぱい)は、日没時の水星の高度(太陽との離角)が高く、木星と金星の延長線から(土星、火星と共に)簡単に見当がつけられるので、5惑星を肉眼で見る好機ではあります(5月6日には、木星を除く4惑星が、小さく集まる現象が見られるでしょう)。
5月2日の午後7時半頃に、(首都圏で)肉眼で5惑星すべてが見えました(コペルニクスでさえ、生涯に1度も水星を見なかったとのことですが)。
低倍率の双眼鏡なら、天気さえ良ければ、どこでも見られるでしょう。
(02/05)アセンションと宗教について
(Q)アセンションを読み進めているうちに、毎週教会に行く事が自分にとって正しいのか?
と言う疑問が湧いてきました。
プロテスタントの聖霊を重んじる教会で、歌を歌ってるときは楽しいのですが、のめりこむのはなんとなく危険なような気がします。
囲い込まれそうな気がするのです。
牧師先生は、すべてを肯定するニューエイジ運動は危険だ、と言われます。
ニューエイジ自体意味あるものと解釈はしてませんが、キリスト教とアセンションの関係について明確な図式を知りたいのです。
聖書にはアセンションと関係があるような記述はとても多く見うけられます。
アセンションには、宗教は無用なのではないでしょうか?
(A)ほぼわかっていらっしゃるようですね。
整理しきれていないということでしょうか。
宗教について判断するときは、教祖、元の教え、そして教団に分けて考える必要があります。
その他に宗派の違いもありますが、これは本質ではありません。
まず「教祖」ですが、例えば釈迦、キリストそしてマホメッドなど、いずれも人類の覚醒を支援するために人間に転生した高次元の魂、換言すれば「天」の使徒です。覚醒はアセンションに通じます。
アセンションつまり1つの学びのプロセスを終了して次の高い次元での体験へ移行すること、そして究極的に自分の「源」へ帰還することは、宇宙のあらゆる存在(意識)にとって太古からの永遠のテーマです。
「天」の使徒が、自分自身のアセンションを含めて、それを意識しないわけはありません。
しかし人類は、もっと低レベルのことで山のように問題を抱えていたし(これは現在でも同じですが)、当時はグローバル・アセンションのタイミングではなかったので、アセンションを直接的に説くことはしなかったのでしょう。
地球の人類に転生する魂の(直近の)「源」は多岐にわたっていますが、どんなに優れた魂であっても、地球環境の重い波動と人間の肉体を持つことによる制約を受けない者はいません。
そして、それぞれが、お互いに対等の存在であることに違いはありません。
たとえ特定の使命を持つ使徒であっても、「神(根本創造主)」ではありません。
「神」に祭り上げたのは、後世の人々が勝手にやったことです。今日見るような教団の組織を造ったことも。
したがって、崇敬することはいいとしても、超自然的な存在とみなしたり、奇蹟を期待して《すがる》ことなどは見当違いです。
「元の教え」は、教祖に会ったこともない後世の教団幹部による意図的な歪曲や加筆あるいは削除が行われたとみられるため、純粋な形では残っていませんが、大まかに各宗教の教えの共通項が、それに該当すると考えていいでしょう。
要は宇宙的な原理を、その時代その地域の実状に合わせて、説いたものです。
この意味で、今日でも立派に通用する内容を持つことは間違いありませんが、歪曲されている部分の識別は簡単ではありません。
アセンションを目指す人にとって、今日では、もっと純粋で平易な教えを手にすることができます。例えば『神との対話』です。
以上のように、各宗教の根っこは同じで、各宗教の優越意識や相手非難、そして対立抗争は、正当な根拠を持たない泥仕合のようなものです。
おわかりのように、その背後に「教団」という存在があるわけです。
どんな組織でも、組織化されると、組織の維持発展が主命題になり、その他の目的は二次的なことになってしまいます。
そのため、時には殺人でさえ是とされてきたわけです。
人は誰でも、自分の現実を自分で創る力を与えられています。
そして、自分の「源」につながることによって、適切なサポートを受けることができます。
教団にとって、これはたいへん都合が悪い真実で、これを否定することを筆頭の「教え」とせざるを得ないのです。
つまり、人間は創造力を持たず、当事者能力のない弱い存在で、教団が「推奨」する「神(教祖)」を、教団が指定するやり方であがめることによって、はじめて道が開けると信じ込ませなければならないのです。
(02/05)レイキとアセンション
(Q)レイキと言う、アチューンメントしてもらうと、ハンドパワーが使えるというものが、いろいろなところで宣伝されていますが、これを身につけアセンションするのに、役立てるのは良い事でしょうか?
(A)レイキとアセンションとは、直接の関係はありません(レイキは、アセンションのための必須の手段ではありません)。
アセンションは、基本的に意識の状態によることなので、何かの手法をマスターすれば、それが保証されるわけではないのです。
しかし、レイキに取り組む姿勢によっては、アセンションにプラスに働くこともあるでしょう。
逆に、ハンドパワー利用して何かをしようという意図によっては、マイナスになることもあるでしょう。
そもそもレイキを受講しても、それを効果的に使えるようなレベルにまで達することができるという、保証はないことを知っておくといいでしょう(アチューンメントについても、施術者の能力差が大きいので同じことが言えます)。
(02/05)現在・過去・未来の意味
(Q)「時間は直線的に流れているのではなく・・・現在・過去・未来は同時に存在している」と言うことなのですが、そうであるなら、すでにアセンションが終わっている地球があるわけですよね。あるいは失敗に終わった地球とか・・・。自分に関しても、アセンション出来た自分の存在は、すでに未来で新しい世界を楽しんでいるのか 、または相変わらずどこかの星でカルマに振り回されているのか・・・などと考えてしまいます。たとえば未来に意識をアクセスすればどうなのかわかるとか・・・。
「そんなことを考えずアセンションすることだけ考えていろ」と小松さんには怒られそうですが、どうなのでしょうか。
それともう一点なのですが、おおざっぱに言うと「意識と魂と肉体で人が出来ている」と考えて良いですか。
もしそうであるとして、いままでの「死」と言う概念では、これらがばらばらになる事と考えられていた。そして転生では、意識と魂が一体で肉体に入る・・・。
という事は、現在・過去・未来に同時に、「私」という意識と魂は存在して、いまも生活しているのでしょうか。
もしそうだとしたら、わたしは同時に何人の人生を生きているのでしょう。
(A)すべては同時に存在しているというのは、高次元の視点で、したがってそちらが宇宙の真実ですが、私たちは物質界の時間のある世界に住んでいるわけです。
したがって、観念体系そのものが時間によって規制されているので、どんな説明を受けても納得することにはならないでしょう。
堂々巡りして、その場所に停滞するだけのことでしょう。
むしろ、「そういうものらしい」と軽く受け止めておいて、現実の生活では時間の存在を前提に物事を進める方が、アセンションへの近道です。
この観点で言えば、私たちは一瞬一瞬、自分の未来を創造しており、また集合として全体の未来を創造しています。
換言すれば、無数にある未来のどれかを、瞬間瞬間で選択しています。
その結果どのコースをたどるかは、正確には、「神」でさえも予想できない---なぜなら、選択するのはあなたであり私だから。
まあこのように理解しておけば、とりあえず十分だと思います。
(02/05)電気が使えなくなってライフワークはどうなるか
(Q)私はエレキ・ギターを弾くのですが、将来的に電気が使えなくなった場合、バンド演奏はどうなるんだろうという素朴な疑問があります。
それに変わる芸術の表現形態というものがあるような気もしていますが、自分のライフワークであるだけにちょっと心配しています。
(A)電気の問題は、ある日一挙に表面化するわけではなく、すでに始まっています。
少し注意して世の中を見ていれば、それがわかるでしょう。
その進度は国によって違いがあり、それは人々の平均的な意識の状態に関係しているようです。
そして、その影響はだんだん大きくなっていき、いずれ誰にもわかるようになるでしょう。
その間に、少しずつその状態に馴らされていき、意識の面でも物理的にも多少の対応はとれていくでしょう。
いずれにしても、最終的には現文明そのものが根本から崩壊するわけだから、あなたの意識も大きく変容して、(現在の)趣味やライフワークは関心の対象から外れるでしょう。
かといって、それを(いま)やめた方がいいというわけではなく、先取りして心配する必要はないということです。
(02/05)セックスをどう考えるか
(Q)今まで直感的にセックスから遠ざかるべきのような気がして、性的なエネルギーを意識的に上昇させるような瞑想をしています。
そうすると、はやりインスピレーションが豊富になってきます。
でも、やはり生身の人間なのでセックスの欲望に負けてしまうこともあるのですが、そうするとチャンネルが切り替わったようにインスピレーションが途絶えてしまいます。
アセンションを意図するということは、セックスから遠ざかることも必要なのでしょうか?
直感的には必ずしも遠ざかる必要はないという気がしています。
(A)セックスは、「偽神」やその「薫陶」を受けた宗教などによって、人類支配の道具にされてきたアイテムの1つです。
その結果、おわかりと思いますが、それについての抜きがたい偏見が、地球の人類全体に深く染み込んでいるわけです。
そして、いま現在も、その線での膨大な「広告宣伝」が、マスメディアや宗教や教育機関によって行われている次第です。
と言っても、「質」の問題は厳然と存在します。愛があること、当事者がお互いに偏見から解放されていることなどです。
あなたは「質」を抜きにしてセックスを論じており、その結果、適切な判断ができない状態になっています。あなたのセックスの「質」を、自己査定してみてください。
なお、このテーマについては、『神との対話(2)[普及版では(3)]』の第7章が(第8章も)大いに参考になるでしょう。
(02/05)体調不良に苦しむ
(Q)私は、歯の噛み合わせが悪く、20歳を過ぎた1997年くらいから慢性疲労、1998年から現在にかけて、貧血やめまいで苦しんでいます。
噛み合わせの異常が原因ではないか、という思いから1999年から歯列矯正をしています。
そして、2001年、11月ごろになってやっと、歯が両側で噛めるようになったのですが、いまだに体調不良が続いています。
それは、長年、片噛みをしていたせいで、全身の骨格が歪んだままになっていたからです。
とくに頭蓋骨、頚椎の歪みがひどく、血流障害がおきているようです。
記憶障害や集中力の低下が悩みです。
でも、子供のころから、写実的に絵を描くのが得意だったせいか、こんな状態でも上手く絵が描けます。
どうやら、右脳を使って絵を描けるみたいです。
それで、この体調不良を克服するために、西洋医学ではなく、東洋医学的手法で治療することにしました。
頭蓋骨矯正をはじめとする整体治療、顎の位置を矯正する治療などです。
しかし、現在行っている、歯列矯正が終了しなければ、本格的な治療が行えないみたいで困っています。
今は月に一度、整体だけしています。
歯列矯正医は、西洋医学しか頭に無く、噛みあわせのせいで、自律神経失調症になってしまったと言っても、全く信じません。
それに、微調整だとか言って、なかなか終了させてもらえません。
今は、体調不良を一刻も早く治すことの方が大切なのに・・・。
自律神経失調症に効くような、食事療法が何かあったら教えてください。
それから、2004年に電気が使えなくなるそうですが、クルマやバイクなども利用できなくなるのですか?
そうなると、仙台からこの整体治療院のある東京までどうやって通院すればいいのでしょうか?
おそらくこの治療には、完治まで4、5年の歳月が必要になると思います・・・。
(A)あなたは、自己暗示または一方的な思い込みに振り回されているようです。
つまり、病気を(そして病名も)ご自分で創っています。
誰かに言われたことを、一つひとつ鵜呑みにしないで、もっと柔軟に考えた方がいいでしょう。
すべてを噛み合わせのせいにするのは、とても無理があります。
噛み合わせから来る骨格や頭蓋骨、頚椎の歪み、そして血流障害など、誰に聞いた話ですか。
むろん、あなたがそれを盲信していれば、思いが現実を創るので、そのようになるでしょうが。
体の構成で、まったく歪みのない人など一人もいないと言っていいでしょう。
ご存知のように、一見してわかる極端な歪み、つまり身体障害を抱えながら、元気にパラリンピックなどに参加している人もいます。
また、歯がまったく無くなっても、入れ歯をしないで、元気に過ごしている高齢者もいます。
まずは日常生活の基本的な部分---食事や運動、あるいは睡眠などをチェックすることを勧めます。
それらのどこかに片寄りまたは不足があって、血液循環が十分でなく、免疫力も低下している可能性があります。
食事は、一般に体にいいと言われているものを主体にしていれば、大きく間違えることはありません。そしてあなたの場合、時間をかけて咀嚼することが必要でしょう。
記憶障害や集中力の低下は、睡眠不足が原因かもしれません。しかし、加齢と共に誰でも起こることで、気にしていたらキリがありません。
歯列矯正は、もちろんやった方がいいでしょう。
その場合、医師は、良心的な者とそうでない者、経験豊かで技術に優れた者と経験が貧弱で技術が未熟な者など様々なので、あなたの場合、治療の途中であっても、医師を変えた方がいいかもしれません。
また、東京まで整体に行くよりは、東北のどこかの温泉でも行った方がマシでしょう。
いちばん良いのは、得体の知れない「先生」のご意見を仰ぐことではなく、自然に聴くことです。
例えば、森の中や渓流のそばの樹々に質問して、静かに耳を傾けます。
ふと、何か思いが湧いてくれば、それが答えです。
あなたの関心の方向に、ある種の片寄りがあって、それにはまるものがやって来ると何であれ取り付かれて、お金を貢ぐというサイクルにはまっているようです。
その姿勢を直していくことが、健康になる第一歩でしょう。
あなたのケースは、病気というより「心が創った状態」と言うべきものだからです。
それだけに自分の力で治せる余地が大きいし、それができると信じることが大切です。
あなたの日常生活は知りませんが、継続的に行う運動が有効だと思います。
これは簡単で、「腕振り運動」を毎日300回程度やるだけです。5分あれば十分でしょう。
毎日起床時に、上半身を起こして両足を前に出し、またはあぐらを組んで、両腕の肘から先を90度に曲げて前に出します。
この状態から、肩は意識としてそのままの位置を保ちながら、両腕を交互に前後にスイングさせます。片腕のスイングが、1秒弱です。
肘から先を、水平に動かす感じでやります。そして、後ろへのスイングにやや力を入れ、その反動で前に出る感じでやるといいでしょう。
結果的に腰も肩も多少は動きますが、それはかまいません。
起床時でなくても、空腹時なら、いつでもいいでしょう。要は、継続することです。
また、ベッドの端や椅子に座ってもできます。
2、3ヶ月続ければ、からだ全体の血のめぐりが、かなり改善するでしょう。
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