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PDPでは、小さな明るい部分は高輝度で、全画面が白のときには約1/5の低輝度で表示するなど高度な輝度制御を行っています。これにより、プラズマテレビはまぶしさを避けて目にやさしい表示になっています。 |
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自覚症状「目が疲れる」の実験中の変化を両テレビ群で比較した結果、鑑賞中は液晶テレビ群で疲れが徐々に上昇していることが統計的にも確認された(F(5、40)=11.305、p<.001)。この目の疲労自覚症状は、約30分の休憩によって回復していることから液晶テレビ鑑賞による効果といえる。一方、プラズマテレビ群では、鑑賞前に僅少の目の疲れがあったものの、テレビ鑑賞による目の疲れの変化は全く見られなかった。この結果は、グレイティング視力の結果とも相応しており、液晶テレビでは目の疲労影響があることを自覚症状の点からも示している。 |
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プラズマテレビと液晶テレビの両鑑賞群を比較した結果、鑑賞前に比べて液晶テレビ条件でグレイティング視力が低く推移している。プラズマテレビ群では視力の低下が見られないのに対し、液晶テレビ群では次第に視力が低下しており、休憩後に視力回復が見られるが十分でないことから、液晶テレビでは目の疲労影響が強いといえる。 |
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