2009年1月7日 19時29分更新
自転車が通行しやすいようモデル地区として岡山市内に設けた自転車専用の道路があまり利用されていないことから、道路を管理する国土交通省では、利用を促す案内板などの設置工事を進めています。
岡山市中心部のいずみ町周辺の国道53号線は、自転車の通行をしやすくするためのモデル地区として自転車専用の道路が整備されています。
しかし、専用道路があまり利用されていないため、道路を管理している国土交通省岡山国道事務所は利用を促すため、今月から案内板の設置工事などを進めています。
7日はおよそ10人の作業員が出て、自転車専用の道路と歩行者の道路を区別する案内板を、1キロほどの距離の間にあわせておよそ10か所設置していました。
このほか、専用の道路に自転車を誘導するためのラインをひく工事も行われ、今月中旬には完成する予定になっています。
岡山国道事務所交通対策課の元山一也課長は「自転車と歩行者の接触事故を防ぐためにも、ぜひ自転車専用道路を利用してもらたい」と話していました。