これから15分で Remedie を始めるための資料
Remedieを使い始めたので、さっそく手順をまとめました。
この資料を15分くらいかけて上から下まで読み、
Mac OSX やDebian Linuxにインストールすると、
割とあっさり、Remedieが動かせると思います。
Remedieとは
Remedie は Perl で書かれたプラガブルな
メディアセンターアプリケーションです。
Plaggerを生んだ、miyagawaさんによるアプリです。
- Plagger - Trac
-- http://plagger.org/trac
Remedieに、さまざまな動画ファイルの更新情報を登録することで
Remedieは、自分のお気に入り動画で埋め尽くされた
自分専用の動画閲覧インターフェイスになってくれます。
プラガブル、を簡単に言うと、
何か自分好みの機能を追加する際に、
Remedieのプラグインとして必要な
最小限のコードを書くだけで、
その機能を実現できる仕組みです。
この資料で行なう、初回のインストールでは
ソースを追加したり、いじくらないでも、
適当な動作や結果を得ることができそうです
Remedieのダウンロード
ちょうど、最近にレポジトリがGoogle Codeから
gitに移ってしまったようですが、
今回は、かまわずGoogleCodeのレポジトリを使います。
- remedie - Google Code
-- http://code.google.com/p/remedie/
- miyagawa's remedie at master — GitHub
-- http://github.com/miyagawa/remedie/tree/master
svn coするためにSubversionが必要になります。
「apt-get install subversion」したり、
「port install subversion」したりしましょう。
その後、「which svn」して、
Subversionが入ったことを確認します。
Subversionが入ったら、任意のディレクトリで
remedieをダウンロードをcheck outします。
svn co http://remedie.googlecode.com/svn/trunk/ remedie
ls して、「remedie」ディレクトリを確認できましたか?
いきなり起動はできない。CPANモジュールをインストールしよう
起動に必要なことは、
remedie/HACKINGに必要なことは書いてある。
For now, run > rm -r ~/.remedie > perl -Ilib -MRemedie::DB::Schema -e 'Remedie::DB::Schema->install'
でも、大概の場合、Remedieで必要なモジュールが不足で、
この操作を完了できないと思います。
ということで、ビシビシモジュールを入れます。
perl -MCPAN -e shell して
それから、installしまくります。
- Remedie を試してみる #3 - Holidayworking::Diary
-- http://d.hatena.ne.jp/holidayworking/20081203/1228230236
$ perl -MCPAN -e shell 中略 install Module::Install install Feed::Find install FindBin::libs install HTTP::Engine install Image::Info install JSON::XS install Log::Log4perl install MIME::Types install MooseX::ConfigFromFile install MooseX::Getopt install Path::Class install Rose::DB install Rose::DB::Object install String::CamelCase install XML::RSS::LibXML install DBD::SQLite install Log::Dispatch install File::Find::Rule install XML::Atom install XML::Feed install Template install DateTime::Format::ISO8601 install MooseX::ClassAttribute install File::Find::Rule::Filesys::Virtual install HTML::ResolveLink install HTML::Selector::XPath install YAML::Syck install Cache::FileCache install Web::Scraper install HTML::Scrubber install Path::Class::Unicode install Text::Tags::Parser install String::ShellQuote install XML::OPML::LibXML
もしも、これでモジュールが揃っていれば、
以下のようにperl Makefile.pmしたときに
エラーもなくfinishすると思います。
ogoogle:~/remedie# perl Makefile.PL include /root/remedie/inc/Module/Install.pm include inc/Module/Install/Metadata.pm include inc/Module/Install/Base.pm include inc/Module/Install/TestBase.pm include inc/Module/Install/Include.pm include inc/Test/Base.pm include inc/Test/Base/Filter.pm include inc/Spiffy.pm include inc/Test/More.pm include inc/Test/Builder.pm include inc/Test/Builder/Module.pm include inc/Module/Install/WriteAll.pm include inc/Module/Install/Makefile.pm Writing META.yml include inc/Module/Install/Win32.pm include inc/Module/Install/Can.pm include inc/Module/Install/Fetch.pm Writing Makefile for Remedie
足りないモジュールがあるときは、
以下のようにエラーがでます。
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
ひとしきり、モジュールをインストールした後に
makeをして足りないモジュールが無いかさがします。
$ make $ make test
間違っても、make installしないようにしましょう。
DBD::SQLite を別パッケージにして上書きしよう
DBD::SQLiteに、ちょっくら不具合があるらしい。
上記のインストールだけでは、
RemedieにRSSを登録しようとしたけれど、
closing dbh with active statement handles at /usr/local/share/perl/5.8.8/Rose/DB.pm line 842.
みたいなエラーがでて、Remedieが止まってしまう。。
この解決方法は、以下のように
- DBD::SQLite で closing dbh with active statement handles になる件のまとめとその解決方法について - TokuLog 改めB日記
-- http://d.hatena.ne.jp/tokuhirom/20080727/1217140312
【現状での現実的な解法】 DBD::SQLite::Amalgamation
と書いてあるので、使う。
DBIのバージョンが低い場合があるので、
ちゃんと最新にしておく。
install DBI
そのうえで、codereposからDBD::SQLite::Amalgamationを取ってくる。
さらにインストールまでやってみる。
$ svn co http://svn.coderepos.org/share/lang/perl/DBD-YASQLite/trunk/ ./DBD-YASQLite cd DBD-YASQLite $ perl Makefile.PL $ make $ make test $ make install
はい、できたー。
とりあえず動かしてみよう。
とりあえず動かしてみます。
まず、初回なので以下をやって、
For now, run > rm -r ~/.remedie > perl -Ilib -MRemedie::DB::Schema -e 'Remedie::DB::Schema->install'
次に、以下。
perl -Ilib .bin/remedie-server.pl
エラーが起きなければ、問題ないです。
http://localhost:10010/にアクセスしましょう。
これが起動したばかり。
ちなみに、Remedieは、
- NHKオンライン|RSSについて
-- http://www3.nhk.or.jp/toppage/rss/
などの動画も取得できるので、割と便利。
やってみましょう。
その結果、以下のような感じになりました。
Remedieは立ち上がってしまえば、非常に簡単です。
ローカルポートに転送するプロキシ
今後は、外出先からでもRemedieを使えるように、
Webサーバから10010番ポートに転送される設定を書きます。
今回はlighttpdを使っています。
remedieはローカルホストの10010ポートに立ち上がるので、
外出先からアクセスできるように、
自宅サーバのlighttpdのproxyに設定を追加する。
lighttpdはaptで入れてしまった。
/etc/lighttpd/lighttpd.conf
server.modules = ( 任意のモジュール "mod_proxy", 任意のモジュール )
その上で、以下を追記する。
/etc/lighttpd/conf-enabled/10-proxy.conf
$HTTP["host"] == "任意のアドレス" { proxy.server = ( "/" => ( "artofmission" => ( "host" => "127.0.0.1", "port" => 10010 ) ) ) }
設定を変更したらlighttpdを再起動します。
/etc/init.d/lighttpd restart
エラーが表示されることなくlighttpdが起動すれば、
すれば、remedieをローカルで立ち上げたときに、
外部から参照できるようになるでしょう。。
まとめ
今回は Remedie を動かしてみました。
Remedieは、coolirisを使ったサムネイル閲覧ができるので、
動画の量が増えたときでも便利に探せます。
つづきは、あとで書く。
投稿者:としのり 日時:23:59:59 | コメント | トラックバック() |