株式会社エクシオ(本社:東京都港区、代表:岡田賢治、堀越慎二)は8月9日、人工知能を搭載したRSSリーダー「Good
Release!/リリースリーダー」を開発。β版の提供を開始した。
リリースリーダーは、オンラインメディアの記事概要を収集してヘッドラインを表示するRSSリーダーに人工知能を搭載。利用者毎のニュース収集履歴や選択したニュース記事を全文解析し、利用者のニュースキーワード傾向などを学習させる事に成功したというもの。これによりユーザーは、ニュースを読む前からそのニュースに対する自分の「期待値」を予測し、嗜好にあったニュース情報を効率良く収集・分類できるようになる。
また利用者毎に人工知能が提供されるため、他の利用者の人工知能と交換することができる「人工知能交換機能」も搭載。他人の人工知能でニュースを収集できるようにもなっている。なお利用はβ版のため無料。
エクシオ代表者のひとりである堀越氏はこれについて、「従来より普及しているRSSリーダーが使いにくいと感じていたことが着手したきっかけ。その原因を考えたところ、まずメディアがあってそれに附随したものとして提供されている場合が多い事から、メディアに関係なく情報を入手できるRSSリーダーをと思った。また、別のところでたまたま人工知能の研究を進めており、それを組み合わせる形でと今年1月より開発に取りかかり試行錯誤を重ねて今回のβ版リリースに至った」とコメント。
今後は9月をめどに、このRSSリーダー機能に加えて「プレスリリース配信機能」「プレスリリース分析機能」などを用意し、ネットワーク上のニュースやプレスリリースの発信者、受信者、双方の情報価値を人工知能によって予測する、ニュース&プレスリリースの未来予測型エンジン「Good
Release!」の本各提供を開始する予定であることも明らかにし、「このβ版によって、どのぐらいのユーザーに受け入れるられるサービスかなどを検討し、情報収集のみならず情報の発信も行えるツールとしてGood
Release!の展開に力を入れて行きたい。また、本各提供開始に際しては利用料金を設定しての有料サービスとする予定だが、今回のRSSリーダーは現在、誰もが無料で使用可能となっているので、少しでも多くの人にその利用感を体験してもらえればと考えている」と述べた。
Good Release!(β版)
http://dev.goodrelease.com/
株式会社エクシオ
http://www.exio.jp/
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