Q&A’06a・「ガイア・アセンション」シリーズ

頂いたメールへの応答の中から、共通の関心事と思われるものを抜粋して掲載しています。

原文のまま掲載していますが、固有名詞はアルファベットなどに置き換えてあります。

また、冒頭・末尾の挨拶やテーマに直接関係ない部分は省略してあります。

 

【目次】

(06/02) ケムトレイルのダメ押し

(06/02) 仙台のケムトレイル

(06/02) 私もケムトレイルを見ました
(06/02) 「ケムトレイル」を見ました(続)

(06/01) 「ケムトレイル」を見ました

(06/01) 教会、聖書、そしてイエス

(06/01) 日本人はアセンションできない?

(06/01) 『JFK』を観て

(06/01) 時代の転換

 

(06/02)ケムトレイルのダメ押し

(Q1) ケムトレイルの存在は以前から知っていましたが、あまり日本国内では意識することはありませんでした。
ですが、それと関連して、ずっと感じていたことは、夜ベランダにて洗濯物を干したりしている時に、ちょっと前まで空が晴れて星も見えていたのに、あっと言う間に白くて厚い雲が空全体を覆ってしまうことがよくあります。
街の灯りがその雲に反射して、ちょっと不気味なオレンジ色がかった様子になります。

と、上空で飛行機のものすごく大きな音が聞えるのです。旅客機というよりも、恐らく軍用機(米軍)や、自衛隊のものではないかと思います。
注意して見たり聞いたりしていると、どうやらこのパターンはいつも同じなのです。
あくまでも素人考えですが、そのような夜間飛行の任務がある時に、意図的に空に雲を発生させているのではないかと思うのです。
間違っているかも知れません。

そのようなことを感じている方は他にいらっしゃるかどうかは、わかりませんが、以前から感じていましたのでメールさせていただきました。

(Q2)
半年ほど前に小松さんのHPを通じてケムトレイルのことを知りましたがそれ以前は、あのようなものをすべて単なる飛行機雲と認識していました。
写真よりもう少し右側に富士山を見ることのできる、とても好きなロケーションで、いつも窓の外の空や雲を眺めては束の間の息抜きをしているのですが思い返せば、先日の写真と同じ方向に、これまで何度も同じものを見ていました。
あれがケムトレイルであったのなら、少なくとも数年以上前から私はケムトレイルを目にしていたことになりますね。
また、これからも注意して空を見るようにしようと思います。

(A) 連絡をありがとうございます。

この現象は、(日本でも)想像以上に広範に、そして長期間にわたって起こっていると感じています。

Googleのキーワード検索やイメージ検索で出てくる、[ケムトレイル]のサイトや映像は、[chemtrail]に比べて圧倒的に少ないですが、多数の人の空への関心が増えれば、具体的なデータが積みあがってくるでしょう。

 

こちらでも最近は、かすかな飛行音を手掛かりに外に出ると、例外なく同一空域を同一方向に飛ぶ機体が見えます。

平時の日本の空に連日のように、何機もの飛行機を飛ばす「まっとうな必要性」を想像することは、誰にとっても困難ではないでしょうか。

機種には4発と双発の2種類があって、いずれもジェット機ですが、前者は「E-3 Sentry 早期警戒管制機」から機体上部のドームを取り外したもの、つまり原型の「707-320」に似ています

また後者は、E-3の後継機とされる「E-10 MC2A」、つまり原型の「767-400ER」に似ています(いずれも、マークや文字は、どこにも見えません)。。

 

定期航空便の旅客機を除けば、日本の空を我がもの顔に飛ぶことができる飛行機は、自衛隊のものか米軍のものしかないはずで、状況から判断すると米軍の軍用機の可能性が高いようにみえます。

日米関係をめぐる現在の政治風土のもとでは、放置すると、これがますますエスカレートする可能性があるので、国民全体の《いのち》にかかわる問題として、(一人ひとりが)真剣に取り組む必要があると思います。

(06/02)仙台のケムトレイル

(Q) 先日はケムトレイルについてすぐにアドバイスくださり、ありがとうございました。
更新されたQAも興味深く拝見しています。

たった今、1時間ほど前ですが、画像のような雲を見ました(2月6日午前11時)。
私の住むマンションの上空です。
慌ててカメラを取りに戻り、6枚ほど撮影したのですが、私を取り囲むように四方、東西南北に10本以上も見えました。
今日は晴れているのですが、薄日がさす程度の天気でしたので空が白っぽく、うっかり見逃すところでした。

これまでみたケムトレイルは快晴の日の夕方4時頃で、帯が平行に5本くらいでしたが、今回はアメリカでみられるような交差したものでした。

環境省に画像を添付して、問い合わせのメールを出してみました。
飛行機を見つける事はできませんでした。

今日は外出を控え、夕方また、空の様子を見てみようと思います。

 

仙台のケムトレイル(06.02.06, 11:10

 

(A) これは正にケムトレイルですね。
仙台まで飛んで行って、ここまでやっているとは驚きました。

 

(06/02)私もケムトレイルを見ました

(Q) 小松先生のHPは友人から戴いた「アセンション・オンゴーイング」のプリントがキッカケで、今年初めて拝見させて戴きました。

アセンション時局'06a」を開いてケムトレイルの写真と小松先生のコメントを読みました時、"やっぱり・・・"と思いました。

福岡の地震は、もしかしたら人為的に起こされたものではないか ? という疑念がございました。 

 

2005年3月19日の夕方6時前後のことです。デパートで買い物を済ませ、帰宅途中のバスの窓から空を観察していました。

ビルの間から北側の空に気になる雲がチラチラと見えていました。

自宅近くのバス停に降り立ち、改めて北側 (博多湾側) の空を見た時、それは今まで一度も目にした事のない異様なものでした。

 

博多湾の西の上空と思える場所には、一番左側に、分厚い唇のような形の雲があり、東へ向かって大きく口を開けた状態に見えました。

その雲の右側にオウム()のクチバシのような雲の塊があり、その中から2本の大きな筋雲が東へ東へ東へ・・・と続いていてどこまで続いているかわかりませんでした。

バス停から自宅まで3分ほどですが、自宅玄関先で見た時は、一番左側の唇の形をした雲だけ崩れかけていました。

自宅の上空や南の空は確認しないまま家に入りましたが、"地震かもしくは大事件の予兆か"と思っていました。

 

そして翌日3月20日、福岡西方沖地震が発生しました。不気味な余震が続き一ヶ月後の4月20日に再び大きな地震がありました。

最初の地震は西区、二度目の大きな地震は東区であり、どちらも震源地といわれる場所は市内から見ますと島影になっています。

福岡に限らず九州の空には、かなり以前から数条の長い長い放射線状の雲や消えない筋雲があったと思います。

添付できる写真もございませんし、そのテクニックもありませんので、報告致しますのを躊躇ったのですが、2月4日のQ&Aに福岡西方沖地震のことを報告して下さった方がおられましたので、メールさせて戴きました。

 

今、ガイアさんは人類の傍若無人な振る舞いに我慢の限界に来ておられるとききます。

一人でも多くの方たちの目覚めを願いながら、このメールを終わらせていただきます。

 

(A) 連絡をありがとうございます。

ケムトレイルは、始めに考えていたより広範に、日本でも散布されていると思いました。

今回頂いたメールの、「2本の大きな筋雲が東へ東へ東へ・・・と続いていてどこまで続いているかわかりませんでした」というのは、先日メールを頂いた大阪の方の、「大阪から小倉へ向うまでの新幹線の窓から、今知っているケムトレイルと規模の違う大きさの雲が、線路と平行するように途切れることなく続いていました(東→西)」というレポートと符合します。

 

こちらでも、120日と126日に散布を実行している複数の飛行機を目撃したのに続いて、一昨日と昨日(2月5日)は、同じ空域の同じ経路で、《トレイル》を出していない同形の白い飛行機を見ました(昨日は、1時間に実に8機も。---低い飛行音が聞こえ、うち2機は垂直尾翼が赤色[下の写真])。

トレイルを出していないといっても、安心はできません。

不可視の有害物質を散布していたり、別の目的空域へ移動する途中かもしれないからです。

どういうわけか、こちらで目撃するのは《往路》ばかりで、《復路》を見たことは一度もありません。

一見したところ、双発の爆撃機のようで、航空母艦から飛び立つ範囲の機種でないとすれば、グアムやサイパンがあるマリアナ諸島からはるばる飛来しているのか、それとも、沖縄などの基地を出て大きく周回しているのか---(飛行経路などからみて厚木基地の可能性はないとみています)。

私が目撃した飛行経路をそのまま延長すると、山梨県や長野県に達することになりますが、いずれにしても平時の日本で、まっとうな「目的」があるとは考えられません。

 

残念ながら、最大で3倍ズーム望遠の、手動で焦点を合わせる機能がないデジカメの手持ち撮影では、機種を確定するのは困難です。

こうした事情は、多くの人に共通すると思います。

そこで、アマチュア天文家の(夜でなく)昼間の「観測」を期待したいものです。

何といってもこれは、《ひと》や地上の生物の、《いのち》にかかわる問題です。

日本でも、「ストップ・ケムトレイル」のNGOを、急いで発足させる必要がありそうです。

  映像2(06.02.05, 9:59:38                      映像1(06.02.05, 9:59:24

 

(06/02)「ケムトレイル」を見ました(続)

(Q1) 「アセンション時局」のほうに更新されていました、「ケムトレイル」について、私はこの度その存在を初めて知りました。

私は、思い起こせば2004年の4月と6月(いずれも15日)に大阪のA市上空でこの雲を見ました。
初めは、地震雲だと思いながら、家に帰っていましたが、信号待ちでまた空を見ると、一方方向だけではなく、歪んだ網と放射状が重なったような形をしていて、今でもとても印象に残っています。
信号待ちで見た空は、とにかく異様でした。
地震雲だったなら、もう少し整列していると思いました。
雲の形も、上下した折れ線グラフが途中から横にまっすぐ伸びるような形でした(雲が広がっているところだったかも知れません)。

最近は、ふと見かけた地震雲(のようなもの)の近くに必ず白い飛行機が飛んでいるのを見て、雲と並走して、地震雲についての調査が行われているものと、勝手に考えていました。

本当の地震雲と、UFOを探すことが目的で、空をチラチラと見ていますが、HPの掲載写真にあったように、旅客機ではない、純白の飛行機を高い空に何度も見かけます。
雲を出していないものもあって、宣伝の気球かな、あれは何だろう、と思っていました。

最近はなんとなく身体が重く感じるようになってきたのと重なって、この雲の存在を知り、911のテロの恐ろしさと似たような怖さを感じます。

このことについて知識をつけて、周りの人にも教えて行こうと思います。
情報を知ることが出来て、ありがとうございました。

 

(Q2) 数々の写真を拝見しました。まさに、わかりやすいケムトレイルですね。この写真を見て、ひとつのことを思い出しました。

 

11月頃だったでしょうか、友人の車でマンハッタンを抜け出し、1時間半くらい北の、それでもハドソン川沿いにある Cold Spring という街に遊びに行きました。彼女と二人で川べりで紅葉を楽しんでいたのですが、その時、二人で56本の飛行機雲に気づきました。

 

友人は、「天気がいいから個人セスナが飛んでいるわね」と言って、私も、「そうなのかな〜」くらいに思っていましたが、その時、「それにしても空の同じ部分(一地域)に集中しているな」、「しかも不自然に斜め、縦、横になっているな」などと思った記憶があります。

 

そして、今考えると、個人セスナはマンハッタンをはじめ、その近くでは、そう簡単には飛ばせないはず(テロ以降の規制)ではないかという疑問とともに、どう思い出しても、普通の飛行機雲とはちょっと違ったように思ったのです。

個人用のセスナ機は機体が見えるか見えないかという高度を飛ぶものでしょうか。もっと低い気もしますし。

 

もしかしたら、ケムトレイルだったのかもしれないと思いました。紅葉シーズンでたくさんの人たちが出かけている時期でしたし。その街も大変な賑わいでした。

 

(A) Q1へ)連絡をありがとうございます。
2004
年の4月と6月に、あなたがご覧になったのは、ケムトレイルに間違いないと思います。
民間航空機が、あるいは自然現象が、「歪んだ網と放射状が重なったような形」を造ることは考えられません。
また、「ふと見かけた地震雲(のようなもの)の近くに、必ず白い飛行機が飛んでいる」のも、ケムトレイルを散布している現場でしょう。

そして、「旅客機ではない、純白の飛行機」で「雲を出していないもの」は、目的の空域をはずれたので、散布をやめたのでしょう。
純粋の飛行機雲は、飛行機の排気が、その場所の気温(高度)との関係で造る物理的な現象なので、同じ高度を保ちながら《ON/OF》の切替をすることはできません。
切替をやっている場合は、人為的な散布、つまりケムトレイルの証拠と考えられます。

私が今年になって見たケムトレイルが、正にそれでした。
朝、家を出る時に、数状の明白なケムトレイルが既に出来ていました。年末のものと同じ、相模湾から丹沢大山国定公園にかけての空域です。
その時、年末に見たケースよりかなり低空で、現にケムトレイルを散布している「純白の飛行機」が見えたので、急いで家に引き返し、家人に写真を撮っておくように頼んで、私は駅へ急ぎました。
駅のホームで、別の同形の飛行が、やはり散布しながら、かなりの高速で飛んでいるのを見ました。
次に、電車の窓から、さらに2機の同形の飛行機が、相次いで同じ方向に飛んでいるのを見ましたが、いずれも「雲を出していないもの」でした。その辺は、丹沢山地に近い人家が少ない空域です。
結局、約25分間に4機の「純白の飛行機」を見ましたが、残念ながら家人が撮った写真には、飛行機は写っていませんでした。

もっと明白に《ON/OFF》を切り替えていた事例は、昨年夏に関東北部で見た「POCARI SWEAT」のロゴです。

 【注】映像をクリックすると拡大します。

低空で5機の軽飛行機が造るこの文字は、長く空中に残ることはなかったので、ドライアイス(マイナス80℃以下で固体化した炭酸ガス)を使っていたかも知れません。
いずれにしても、真夏の昼間に空を見上げる人は多くないはずで、コマーシャルにしては《費用対効果》が悪すぎるので、同社が関与したものかどうか、いまだに疑問があります(あえて確かめもしませんが)。
ともかく、ケムトレイルに関しては、人為的に《ON/OFF》を切り替えることは簡単だということです。

いわゆる「地震雲」というものの多くは、人為的な雲を、つまりケムトレイルを見ていると思います。
そして、「彼ら」は、「地震を引き起こす地殻操作兵器」を持っているとのことですから、まず目的の空域にケムトレイルを散布して周辺を荷電させておき、そこに高レベルの電磁波を放射して、地震を引き起こしている可能性があります。
これを《走り幅跳び》に例えれば、「助走(ケムトレイルの散布)」、「踏み切り(高レベル電磁波の放射)」、そして「着地(地震の発生)」というステップになります。
この場合、高レベル電磁波の放射が、「ケムトレイル群」とは別の、一条の太い雲を形成して、これを典型的な「地震雲」として観察すれば、「予知」が成功する可能性があるでしょう。
つまり、「彼ら」が地震を人為的に造るパターンを、たまたま統計的な因果関係として発見して、それを適用しているわけです。
地震雲と地震の関係について、このケースがあることに留意するべきでしょう。
しかし、(地球の浄化活動を含む)人為的でない地震には、これは適用できないはずです。

このように、私たちが地震に付随する現象と思って観察している、異常な雲や電磁波バーストは、「彼ら」が、何十年も行ってきた「実験」の一端を観察してきた可能性があります。
ナチス・ドイツの科学者が、10年足らずで既に、かなりのところまで発展させていた技術が、アメリカに渡って「地下」に潜り、《死の産業のプロたち》やその後継者たちによって、科学技術が飛躍的に進歩したこの60年間に、どれだけの「成果」を納めたか想像してみてください。
私たちが知らされている「科学技術上の業績」は、ほんの氷山の一角です。

地震の「予知」については、次のことが言えます。
ひっきりなしに地震が起こる日本のような地震国で、(日時、震源、そして震度を特定しないで)「近いうちに地震が起こる」と言えば、半分は当るでしょう(そして半分は当らない)。
つまり、「近いうちに」起こった地震を、「自分が予知したもの」として援用すればいいわけです。
そして、これを真に受ける人は少なくないはずです。
当らなかったケースのことは気にしないで、当ったと思うケースを過大に評価するわけです(その裏には、予知や予言、あるいは占いなどを信じたがる人間心理があります)。

地震に限らず私たちの現実は、私たち一人ひとりの瞬間ごとの選択の、総和として決まっていきます。したがって未来は、どんな意味においても、確定していません。
ノストラダムスをはじめ、あらゆる予言が、すべて《ハズレ》に終わるのはこのためです。
一方、現実に起こっていることの延長としての未来の推定は、近い未来であるほど確度が高くなることも事実です。
例えば、列車の進行方向の線路上で土砂崩れが起こっているのを「上空」から見ている者は、事故の危険性を、かなりの確度で推定できるわけです。
同様に、例えばプレートの境界で現に進行している《ひずみ》の拡大に由来する波動を、動物などの鋭敏なセンサーが捉えて、特異な反応を示すということは十分にあり得ることです。
高度に進化した知見と観測装置によって、地球の現状をリアルタイムで、広範に観察している宇宙の存在たちも、私たちの想像を超える確度で、未来に起こりそうなことを推定できるでしょう。
しかし彼らといえども、ピンポイントで的中させることはできません。
何といっても、未来を決める最大の要素は、人類の瞬間ごとの集合的な選択です。

そこで、地震に関しては、ケムトレイルについても同じですが、絶対に恐怖心を抱かないことです。
恐怖心は、好ましくない現実を創る最大の要因です。
「来るぞ、来るぞ」という「専門家」の脅しにも乗らないようにしましょう。
どんな時でも、「自分は安全だ」という思いを抱き続けることが大切です(みんながそう思えば、みんなが安全です)。
それが、あなたの現実を創るわけですから。

 

(Q1) お返事と、ケムトレイルについての説明をありがとうございました。

ポカリスエットの飛行機雲が広告のために、東京・大阪・福岡などの都市に時間も未定でゲリラ的に出没するという話題を、大阪のローカル番組で取り上げているのをたまたま見ていて、偶然どこかで見れたならラッキーだな、と思う程度でしたが、このようにご指摘をされてみれば、雲をスイッチで作り上げることが可能なのだという事に気が付きました。

昨年320日に起こった福岡での地震の前日に、九州へ行きました。
大阪から小倉へ向うまでの新幹線の窓から、今知っているケムトレイルと規模の違う大きさの雲が、線路と平行するように途切れることなく続いていました(東→西)
熊本へ向うバスからは(北→南)、細い筋雲が見られました。

もしかしたら山陰・中国地方が揺れるのかな、とそのときは思いつつ、福岡西方沖が震源だったのに、なぜ近畿からあの雲がずっと続いていたんだろうと、携帯の画像を見るたびに思います。
それはもしかすると、当時は知る由もなかった「高レベル電磁波の放射による太い雲」だったのかもしれないと、思いました。
その日はたしか、祝日を含む3連休でした。

わたしの住む地域にも、活断層が眠っています。
もしも地震の多くが、意図をもった人為的なものの結果であるならば、やはり恐怖心は持つべきではないのですね。
そして、地球の自然な浄化作業に対しても。(揺れる体感にはドキドキしてしまうものの)。

写真の縮小がやはり出来ませんでしたので、見やすいのを2枚だけ添付することにしました。
2004
415日のちょうどお昼のものです。
2Km
ほど離れた場所からそれぞれ撮りました。

携帯アドレスからもメールを送信させて頂きます。
こちらは九州へ向う新幹線からのもので、小さくて見にくいですが、線路にほぼ平行していた雲です。

先月9日にも、ケムトレイルらしき写真を撮っていました。
12
1月が自分の生活圏からの白い飛行機の目撃が多かった印象です。

              [映像1]《クリックすると拡大します》[映像2]

 

  [携帯映像1]        [携帯映像2]

 

(Q2) 今日は私にもはっきりとわかりました。デジタルカメラを持っていないので撮影できなかったのが残念ですが、大量に散布されていたと、ほぼ確信しています。

 

まず、今日は1月末にもかかわらず、摂氏16度を超える暖かさのため、人通りも一段と多いです。タクシーはガラガラで、皆、コートなしで晴天の中を歩いています。この天気が考慮されたことは間違いないと思います。

 

そして、数があまりにも多いです。その中の長い一本は途中でカーブしていました。こんな飛び方をする旅客機はまずありません。それに、一度にこんなにたくさんの飛行機雲が出るわけもありません。一つ出るときには前のは消えているのが普通です。

 

このたくさんの「飛行機雲」ですが、やはり、なかなか消えず、消え方も観察しましたが、飛行機雲とは違います。消えずに広がり、エアブラシか何かのように形をかえつつ長く停滞し、次第に青空にかかる靄、スモッグのようになりました。午前8時ごろは雲ひとつない晴天だったのに、今は青空の下にこのスモッグのようなものが出ています。遠くの空は灰色と紫のまざったような曇り空の色です。

 

それから、上空の飛行機を観察しましたが(JFK空港、ラガーディア空港、ニュージャージーのニューアーク空港が近いので、だいぶ低空を飛ぶ)、それらからの飛行機雲はみられませんでした。高空の飛行機を今度、観察してみます。

 

それにしても、小松様のおっしゃるようにエスカレートしているのでしょうか。あるいは、私自身がより注意を払うようになって、よく気づくようになったのでしょうか。どちらにしても腹が立ちます。

 

(A) Q1へ)たいへん参考になりました。ありがとうございます。
ポカリ・スエットは、そういうことだったですか。しかし背後に何があるか、分かりませんね。
アメリカでは、この種のものが少なくないそうです。
仮に純粋な広告でドライアイスのようなものを使っているとしても、温暖化の関係もあり、企業行動として問題がありそうです。環境行政の一環として、規制するべきものだと思います。

お送りいただいた[映像1]は、たぶん少し前に散布されたものが、拡散しながら降下してきている状態のように見えます。
[
映像2]は、散布されて間もない感じですが、拡散の様子がよく分かる、たいへん価値のある写真だと思います。元の画像が高精細なので、拡大してもボケず、この方が良かったです。
撮影時刻は、前者が1212分、後者が1238分で、距離が2km離れているということは、同じ空域で、かなり長時間「散布活動」をしていたでしょうね。

一方、2枚の携帯の画像は、多少拡大しても見ることができ、これで十分です。
「線路と平行するように途切れることなく続いていました」という点がポイントですね。

翌日の地震との関連について、あなたの推測が当たっているかも知れません。
昨年の320日(日曜)は春分の日で、翌日が振替休日でしたね。

121月が自分の生活圏からの白い飛行機の目撃が多かった印象」は、こちらでも同様です。
いずれにしても日本の空は(それだけでなく国土全体が)、いいように蹂躙されている感じがします。

 

(06/01)「ケムトレイル」を見ました

(Q1)アセンション時局」を拝見しました。
天候変更のためのケムトレイルの計画は知っておりましたが、アメリカはここまでやるのかと、くやしくてくやしくて泣けてしまいました。

去年の秋頃、こちらでも写真とそっくりの雲を見ることがありました。
仙台空港が遠くないので、旅客機の飛行機雲は見慣れており、こちらは「儚い(はかない)」といいたくなるくらい、すぐに消えるのに、2度ほど、数本の筋になった幅広い飛行機雲がなかなか消えないのを不思議に思っていました。
これがケムトレイルかどうかはわかりませんが、確か夫が写真に収めましたので、明日、夜勤から帰ってきましたら確かめてみようと思います。

私が染料植物を育てている畑の持ち主は「文永」の時代以前から、この辺りで農業を営んでおられる方です。
無農薬を貫き、裏山のわき水を近隣に分けてくれています。
畑の向こうの山には、ニホンカモシカがひっそりと暮らし、少し足を伸ばすと沼があり、今冬もマガモや白鳥が羽を休めています。
白鳥は遠くシベリア方面から、家族単位で飛来するのです。
その上空に何が撒かれたのでしょうか。
何の権利があって?
しかし、私はなにを撒かれても諦めたくはありません。

多くの人の目覚めを期待して待とうと思います。
大きな目覚ましが鳴りますように!

 

(Q2) 数々の写真を拝見しました。まさに、わかりやすいケムトレイルですね。この写真を見て、ひとつのことを思い出しました。

 

11月頃だったでしょうか、友人の車でマンハッタンを抜け出し、1時間半くらい北の、それでもハドソン川沿いにある Cold Spring という街に遊びに行きました。彼女と二人で川べりで紅葉を楽しんでいたのですが、その時、二人で56本の飛行機雲に気づきました。

 

友人は、「天気がいいから個人セスナが飛んでいるわね」と言って、私も、「そうなのかな〜」くらいに思っていましたが、その時、「それにしても空の同じ部分(一地域)に集中しているな」、「しかも不自然に斜め、縦、横になっているな」などと思った記憶があります。

 

そして、今考えると、個人セスナはマンハッタンをはじめ、その近くでは、そう簡単には飛ばせないはず(テロ以降の規制)ではないかという疑問とともに、どう思い出しても、普通の飛行機雲とはちょっと違ったように思ったのです。個人用のセスナ機は機体が見えるか見えないかという高度を飛ぶものでしょうか。もっと低い気もしますし。

 

もしかしたら、ケムトレイルだったのかもしれないと思いました。

紅葉シーズンでたくさんの人たちが出かけている時期でしたし、その街も大変な賑わいでした。

 

(A) ご覧になったのは、ケムトレイルに間違いないでしょう。

自家用機が、飛行機雲ができるような(紅葉の時期の)高空を飛ぶことはあり得ません。

まして、パターンが認識できるほどに、通常の飛行機雲が大気中に残留することもないわけです。

これまで大量に散布されたので、アメリカでは大気のvisibilityが低下しているという話もあるようです。

こちらでも、その後2回、機影と共に目撃しました。急にエスカレートしている感じがします。

そういう日は、なるべく外出を控えた方がいいと思います。

 

(06/01)教会、聖書、そしてイエス

(Q) 私は、ガイア・アセンションをもっと知りたく思います。

 

私は、クリスチャンで、聖書に慣れ親しみ、教会の影響を受けて暮らしています。

受洗したころ、その聖書をもっと、知ろうと、いろいろな本を読んでいるうちに、聖書は、実は、シュメールの「エヌマ・エリシュ」が原点なのだとわかりました。

旧約聖書の「神」と呼ばれている存在が、アヌンナキだと知りました。

 

それは、すぐ、納得しました。

 

旧約聖書の神は、実に、人間臭いからです。

でも、新約聖書になると、神のイメージが、全く違います。イエスは、「愛」ということばをひんぱんに使っています。

旧約のアヌンナキのエンキやエンリル、イナンナと新約のイエス・キリストは、イメージが全然違い過ぎて、いまだに、私の中で結びつけるのに、苦労しています。

 

10年前に、知った「アヌンナキ」や「ゼカリヤ・シッチン」ということばに、先生のホームページで、また、再会するとは、夢にも思いませんでした。

私は、バリバリのクリスチャンとは、違うと思います。キリスト教にめぐり合う前も、めぐり合ってからも、いろんなことに興味があって、とても、聖書1冊で、満足するタイプではないからです。

 

洗礼を受けなければ、天国へ行けないなんて、思っていませんし、キリストの十字架にかかった意味も、教会では、「イエスは、私たちの罪を背負って、十字架にかかられた、だから、私たちの罪は、赦されたのだ」と言いますが、わかりません。

なんだか、イエスが指差す方向を見ずに、イエスその人ばかりを見ている気がするのです。

輪廻転生のことに関しても、多くの本を読みました。

聖書では、輪廻転生は、出てきませんが・・・。

でも、教会での生活からは、とてもやすらぎを与えられています。

 

そして、やはり、クリスチャンだからでしょうか?どうしても、色々なことをイエス・キリストに結び付けて考える癖があります。

 

イエス・キリストは、もしかすると、アセンションのことを言っていたのではないかとさえ、思います。

2000年も前に、既に、「ガイア・アセンションがくるので、心の準備をするように」と警告していたように、思えるのです。

 

「人はパンだけで生きるのではない」

「汝の隣人を愛せ」

「あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行いなさい。あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。

あなたの片方の頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい。・・・」

 

とか、読んでいると、「地上の価値観に執着してはならない、もっと、大きな、大変なことが起きますよ。その準備こそ、何をおいても、一番に、大事なことですよ」と、繰り返し警告するイエスの姿を感じます。

 

聖書の中の「神の国」というのを、「アセンション後の地球」と読み替えると、ぴったりきます。

「主よ、救われる人は少ないのですか」と言う人があった。イエスは、人々に言われた。

「努力して狭い門からはいりなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、はいろうとしても、はいれなくなる人が多いのですから。・・・」

 

それから、霊界がなくなるとお聞きしましたが、ヨハネの黙示録にも、似たような表現があります。

「死とハデス(地獄)とは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である」

「いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた」

「また、私は、新しい天と地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。・・・・」

 

(A) イエスは、人類の、というより全宇宙の、鑑(かがみ)のような存在です。

その教えの都合の悪い部分を改変して、「聖書」と名付けたのがキリスト教だと理解しています。

イエスの教えがベースになっている新約と、シュメールに由来する旧約とを一緒くたにして、「聖書、Testament=神と人との契約」と体系付けたのは、アヌンナキの陰謀を見抜けなかった、後世の人たちの愚行でしょう。

なぜなら、「契約」つまり「合意」を得なければ他者に介入できないことは、宇宙の絶対的なルールで、アヌンナキがそれを知らないわけはありません。

旧約と合体させて「聖書」という「包括契約書」の形にしておけば、それを盾にして様々なことができるという「抜け道」を彼らは発見したわけです。

こうした展開は、イエスの意図とは全く離れていて、彼には思いもよらないことだったでしょう。

イエスの出現は、当時の「体制」にとって、大変な脅威だったに違いありません。だから、イエスは殺されたのです。

しかし、イエスが残した、既に民衆の中に浸透していた、「教え」自体を抹殺することはできない。

そこで、旧約と合体させた「包括契約書」を創ることに、彼らは活路を見出したのです。

 

あなたが、(旧約と新約とでは)「イメージが全然違い過ぎて、いまだに、私の中で結びつけるのに、苦労しています」というのは正常な感覚です。

「結びつける」必要はまったくないのです。人為的な「仕掛け」や「ワナ」に、自分を嵌め込まないことが大切です。

あなたは、自由闊達で、「現代キリスト教信者の鑑」を見るような感じがしますが、ここまで来たら、もう一皮むくと、さらに自由になり、より広い世界の体験を積むことができるでしょう。

とりあえず、旧約を捨て、「聖書、Testament(契約)」という言葉も捨て、新約の本文の中から、真髄だけを汲み取るようにすることをお勧めします。

同時に、聖書よりも純粋に教えが伝えられているとみられる、釈迦の言葉も信じていいでしょう。なぜなら、「根源」は同じだから。

イエスがこの世にあった時、「上空」からインスピレーションを与える役割を担当したのは釈迦(逆もまた真なり)だったかも知れないですよ。

自分のことを、「キリスト教徒だ」「仏教徒だ」という風に定義すると、自分自身を拘束して、より広い世界の体験を積む余地が少なくなるでしょう。

 

そして、もう1つ注意しなければならないのは、イエスや釈迦の教えは、いずれも当時の社会状況に合わせた「対機説法」だったということです。

したがって、新約や仏教の経典をいくら掘り返しても、「この時代」の、すべての答えが得られるというものではないということです。

現代には現代の「教え」が必要で、それが今、様々な経路で伝えられているものです。

それらを注意深くセレクトして、参考にすればいいでしょう。

 

ところで、アセンションは、宇宙の歴史を通じて、星や星の住民にとって最も重要で困難を極めるイベントなので、その事実は、常にイエスの念頭にあったはずです。

この点についての、あなたの解釈は、いい線をいっていると思います。

 

一方、黙示録の記述を霊界の消滅に結びつけた、あなた「新説」は、なかなか面白いですよ。

しかし、全体として黙示録は、インスピレーションとして受けた内容を、表現する語彙の不足があり、それを更に探求しても、徒労に帰するだけでしょう。

あまり、これに深入りしないことをお勧めします。他に、「この時代の情報」がいくらでもあるわけですから。

 

(Q) 私も、宗教にこだわり、線引きするのは、本当は、おかしなことだと思います。

それぞれの宗教が、自分のところの神が、一番正しくて、ほかの神は、間違っているというのは、何かおかしい気がします。

なまじ、宗教なんて線引きがあるから、宗教戦争が勃発するのだと思います。

私は、仏教のことは、よく知りませんが、キリスト教も、仏教も、真理は、一つなのだという気がします。

 

先生のホームページで、「成功したのは、マザーテレサだけだ」ということばがあったと思いますが、私も、そう思います。

マザーテレサは、最後のときを迎えた人に、その人が信じる信仰にしたがって、お葬式をしてあげたと聞いています。

「ヒンズー教」の人には、ヒンズー教を、「イスラム教」の人には、イスラム教の葬儀をしてあげたそうです。

 

私の行っているキリスト教会は、社交の場であり、互助会だと感じます。

教会では、温かく、お互いに、親切にやさしくしあい、一緒に、人生のすべての行事を共にしているのです。

教会の中にいる人には、確かに、居心地のいい場所です。

家族みたいな感じです。

 

聖書の内容や、神に疑いを持っている人は、表面上は、いないようです。

私が知らないだけで、いるかもしれませんが・・・。

そして、女性は、特に、自分自身の魂や精神を高めようという気持ちが強いです。

イエスを見習って、もっと、「心優しい人になろう」とか、「人の痛みのわかる人間になろう」とか、しているのです。

決して、なれませんけど、私も、そうありたいと、思って、日々生きています。

私には、絶対無理ですが・・・。

 

そして、教会の中の人間関係の中で、楽しく生きていることを、何より、大事にしています。特に、女性は・・・。

温かく、自分の気持ちを、受け止めてもらえる場所があるというのは、安心です。

確かに、世間より、「人の弱さ」について、教会では、寛容だと思います。

 

先生が、私を、「現代キリスト教信者の鑑」と書かれましたが、とんでもございません。

お恥ずかしい限りです。私など、とてもとても、足元にも及びません。勝手なことばかり、言ってすみません。

讃美歌とか、キリスト教の画とかが好きなだけです。

 

私の知っている友人たちは、旧約聖書より、新約のイエスの言葉や生き方に、ひかれて集まっています。

「旧約聖書の神が好き」という人には、お目にかかったことがありません。

 

牧師の、旧約聖書の講座もありますが、よくわかりません。私は、ユダヤ人の歴史だと思っています。

ローマ神話やギリシャ神話を聞いているような気もします。

旧約聖書の神は、人間と同じで、どろどろしてて、怖ろしいです。

自分の気分で、その人間が気に食わないと、怖ろしい罰を与え、滅ぼしてしまいます。

 

例えば、契約の箱を運ぶときに、道が悪いので、よろけて契約の箱に、触ってしまった人がいます。

それだけで、神の怒りに触れ、殺されてしまいます。

なんで、怒られたのか、いくら考えても、私には、わかりません。

そこから、どういう教訓を学べと言うのか、わかりません。

教会では、律法に書かれていないことをしたからと聞いています。

 

実に、アヌンナキは、自分勝手です。

旧約の神は、ものすごく、頭がよくて、権力もあるけれど、力を振り回し、人間にとっては、怖い怖い、支配者、権力者です。

アヌンナキも、アヌンナキ同士の戦いで、悩み、苦しんでいたのだろうというのは、理解できます。

旧約の神自身が、ものすごく激しい感情、人間の100倍も1000倍も強い「喜怒哀楽」の深い、激しい感情を、持っていたという感じがします。

 

それは、新約のイエスの考え方や生き方とは、あまりにもあまりにも違いすぎます。

先生の言われるように、イエスは、アヌンナキとは、全く、違う存在だったのですね。

安心しました。

旧約聖書の神は、アヌンナキで、イエスの神は、本当の創造主だという感じがします。

 

果たして、アヌンナキたち自身は、神を信じていたのでしょうか?

「もし、アヌンナキたちが、根本の創造主を信じていたら、人間を奴隷として作るなんてことは、しなかっただろうな」と思ったりしています。

 

先生のくださったメールの趣旨と違った文面になってしまい、支離滅裂で、申し訳ありません。

先生の言われるように、釈迦のことも、読んでみたいと思います。 

 

そして、イエスも、2000年前の ユダヤ人にわかるように語ったのであって、現代の私たち向けでないのは、わかります。

たとえ話も、羊や、豚や、収税人、からし種や、パン種、などを使って話されています。

当時の人には、イエスの言う、たとえ話がよくわかっただろうと思いますが、現代の人間には、余計、難しいところもあります。

2000年前の人間に語りかけた言葉ですよね。

古すぎるというのも、理解できます。 

 

(A) 私のメールの内容を、正面から受け止めていただいたと思います。

それにしてもあなたは、よく勉強されていますね。それだけの意欲も時間も生み出せないのが一般の人だと思いますが。

 

(あなたのメールにあるように)教会には、純粋な向上心を持って集まってくる人が多いと思います。

しかし、あなたほど徹底して本質を究めようとする人は少ないのではないでしょうか。

たいていの人は、深く考えると矛盾の壁に突き当たりそうで、それ以前の段階でストップしてしまう。

それは、(2千年の歴史のなかでの)教義や布教のあり方などをめぐる様々な論争や対立をみれば、あるいは弟子たちが自己流の解釈で伝えたとみられる概念や言葉遣いをみても、容易に察知できることでしょう。

そこで、教団の枠組みや雰囲気を崩さない範囲で付き合っていくことが、暗黙の了解事項になっていると思います。

その結果、日本の現状では、(お寺の多くが「葬式仏教」に堕しているなかで)こちらの方が「駆け込み寺」の本命になっているようにみえます(近年、受洗者の数が漸減傾向にあることは、メディアが主導する「社会の軽薄化」という、別の要因から来ていると私はみています)。

 

とはいえ、これまでの、あなたの足どりを否定的に考える必要はないでしょう。

また、教会に足を運んで「旧交を温める」のは悪いことではないと思います。

学校を卒業しても、母校の同窓会やOB会に出るようなものです。

しかし、「居心地がいい」だけでは、あなたの進歩は少ないでしょう。

すでに独自の見識を持って開明しつつあるあなたを、教えることのできる人は、そこにはいないのではないでしょうか。

進学したり就職したり、また転勤・転居したりしたことをキッカケに同窓会に出なくなることがあるように、教会を離れる日が自然にやってくるかも知れません。

どの道、すべての宗教が持つ「拘束のための人為的様式」が崩壊して、「宇宙に通じる真実」だけが残る日は、目前に迫っているわけですから。

 

(06/01)日本人はアセンションできない?

(Q)質問は、Spiritual School of Ascension”(SSOA)のHPの内容に関するものです。

HP
が英語で書かれてある上、チャネリング情報が膨大であるため、私も内容を正確に把握しきれていないと思うのですが、昨年一度質問させて頂いたこともある「レプティリアンと日本人の関係」について、まだ心に引っかかる部分があります。

日本人(及び韓国人、タイ人他)は、地球にやってきたアルファ・ケンタウリ星出身のレプティリアンとの交雑でできた人種。

レプティリアンは電気波動で、一方今この地球が目指しているのは、グレート・セントラル・サンに帰還するために完全なる磁性波動に戻ること。

この先どんどん地球が磁性波動を上げていくと、電気波動のレプティリアンのDNAを持つ私達日本人は、磁性波動とは共鳴できず、病気になったり死に至ったりする。

地球の波動に共鳴できないものたちは、ゆくゆく絶滅していく運命にある。
その上、私達日本人(その他レプティリアンDNAを持つ人)が波動を上げて作り出す「気」は、レプティリアンの母星アルファケンタウリが吸い取るという「契約」が私達のDNAに組み込まれている…というように私には取れました。

地球に同調しようと努力しても、日本人は遺伝子上共鳴できないし、波動を上げても「気」をアルファケンタウリに持っていかれてしまう、ということなのでしょうか?
彼らとのこの「契約」は「意図」によって断ち切ることが可能なのでしょうか?

そして私達が、電気波動を体からどんどん排除して、磁性波動になる(細胞をシリカから炭素ベースにし結晶化していく)ことも、「意図」によって可能なのでしょうか?私はそう信じたいです。

これはレプティリアンDNAのパーセンテージによるのでしょうか(人間は何度も転生しているし、今生日本人だからといって、いつもそうではないと思いますから)?

こういう問題を持っているのは私達だけでなく、白人、特にアヌやアヌの奴隷種族の血統を持っている人々も、アヌの母星プレアデスが電気波動(放射性波動?)であるため、同様なことが起こるようです(でも「気」の「契約」はないようです)。

この「血統」に関する件は、プレアデアンのチャネリング情報『この時代!』にはありませんでしたね。

人類を1つの種族として分け隔てなく見てくれているようで、希望が持てます。

SSOA
HPの主は、究極的には「すべてをゆるす」ことが必要なのだと言っています。
もともと異星人たちが、生物学的に合わない、波動の種類の違う星(地球)に来てしまったのが不幸(波動の低落)の始まりだったのです。

自分に「合わない」ところにいれば、誰でも気がおかしくなってしまいますものね。

そういう意味では、アヌもレプティリアンも許してやらなくてはならないのでしょうね。

そして騙され、したい放題にされてきた地球自身もゆるしてあげなくてはなりません(ちなみにシリウスは磁性波動だそうですが、彼らが地球に対して行ったことも、すべてが正しいとは言えないと思います)。

「アセンションを意図して、それに向かって前進することは、地球や地球上の全生命そしてこの宇宙のアセンションに貢献していることは間違いなく、それからみれば、肉体がどうなるかはマイナーなことです。」と前回の質問の際に小松様はおっしゃいました。
肉体を持つ最後の日まで、自分ができる限りの貢献をする、ということですね?
魂が肉体を離れた後、私達の魂はまだ地球にいるのでしょうか、それとも自分が生物学上「共鳴できる」母星に戻っていって、その母星の次元に合わせて、また肉体を持つ苦しい「修行」を続けなくてはならないのでしょうか?

意識は地球に残るのでしょうか? 肉体の死後のことは、いま心配する必要はないですけれども。

 

(A) たいへんもっともな質問だと思います。
基本的にこの件は、15,000条以上のDNAを達成して、当初の人類の中の「マスター」のレベルまで上昇できるかどうかの話です。
そして、この遺伝血統上の問題は、そのレベルまで上昇する過程で、少しずつ開放されていくとも言っています。また、同じアジア人でも、民族によって、かなり違いがあるとも。
肉体を持ってアセンションする条件は、6,000条程度とされているので、それを超えたレベルの話です。

彼ら(彼女たち)は、アジア人への関心はかなり薄いので、チャネリング情報も、それを反映しているのでしょう。
縄文人と弥生人、そしてそれらの血統の様々な程度の混血によって構成されている、現代日本人像のことは、ほとんど関心がないでしょう。

これまでの発掘調査などのデータによって、トレースできるだけでも1万年近くに及ぶ、日本の縄文時代とその時代の人々(縄文人)は、地球の歴史でも、きわめて特異な存在です。
その典型は、この間、まったく争いごとがなかったとみられることです(発掘された人骨などに、他で見られるような殺された形跡がまったくないのです)。
2030万年前とみられる(現代人に繋がる)人類創成のすぐ直後から、宇宙でも地上でも、戦乱が絶えなかったのに、これだけ長期にわたって大規模に「平和」が保たれたのは、驚異的なことです。
「戦乱」が日本に持ち込まれたのは、弥生人が渡来してからのことです。
私たちは、縄文人を先祖に持つことを、大いに誇りにするべきでしょう。

むしろ、日本人についての、もっと大きい問題は、2度にわたって原爆に被爆したことでしょう。
日本人の誰もが、日本民族のオーバーソウルに繋がっているので、その影響は、いわゆる「被災地」の人だけではありません。誰もが、魂に(したがってDNAに)深い傷を負っているはずです。
現時点で、世界の文明社会でアセンションしているのは、アメリカ人やヨーロッパ人が18人に1人、中国人が13人に1人など。そして、日本人は実に26人に1人の低さで、それは主に原爆の影響だという情報もあります。
ちなみに、アメリカが「必要もないのに」原爆を投下したことについて、その「咎(とが)」の償いは、どうなっているのだと思うかもしれません。
そのカルマは、湾岸戦争とイラク侵略戦争の兵士たちに起こっている「湾岸戦争症候群:“The Gulf War Syndrome”」によって、時を隔てて、ようやくバランスがとられつつあるとのことです(これは、カルマというものの、本質的な性質です)。
それは、「劣化ウラン弾」による放射能被爆によって、免疫機能などが低下して、外見上まったく別人のように、極度に衰弱してしまう症候のことです(いつの時代でも、哀れなのは前線の兵士たちです)。

ところで以上の話は、いずれも血統に繋がる遺伝情報のことです。
DNAの真実」で解説してあるように、遺伝子にはそれ以外の無数の要素があります。

平均的に誰でも、何十回、何百回と地球に転生するなかで、世界中のあらゆる民族の様々な時代に、その一員として生まれ、そこでの体験をDNAの要素に取り込んでいます。
したがって、今生での血統だけで、DNAを性格づけるのは方手落ちの感もあります。
歴史の真実は、現時点で確定しているわけではなく、地球のアセンションの進展につれて、新たな事実が浮上してくるものです。つまり歴史は、絶えずリセットされています。
したがって、そうした情報は、「万華鏡」を1つの観点から捉えたものという程度に位置づけて、(参考にするのは結構ですが)あまり個々のディテールにとらわれないことをお勧めします。

 

もし日本人の血統はアセンションの見込みがないなら、他のアジア人も同じですが、大量のインディゴを日本に送り込む(日本人の血統を持つ者として生まれさせる)わけがないでしょう。

いずれにしても、人類の現時点での問題は、日本人やアジア人はおろか、人類の全体が、地球の波動上昇にどんどん後れを取っていて、インディゴを主体とした子供たち以外は、ほとんどが(肉体を持った形では)アセンション出来ないだろうということです。
15,000
条や6,000条の話でなく、1,000条や2,000条まで行けるかどうかの話です。
したがって、アメリカ人や中国人と、日本人の血統を比較して、論じたり心配したりすることは、現実的にはほとんど意味のないことといえるでしょう。
そして、個人としては「肉体がどうなるかはマイナーなこと」だとしても、人類全体で15人に1人程度では話になりません。
何としても、人類のマス・アセンションを起動させる必要があります。
マス・アセンションのスタートラインにつくには、人類の大多数が完全に目を覚ますことが先決です。
それができれば、みんなで集合意識の焦点を合わせることによって、どんな難題もクリアすることが出来るでしょう。
もちろん過去に起こったことでも、「時間のラインに沿って癒す」ことが出来るわけです。
とりあえず、あなたの懸念を、吹き飛ばしておいてください。

なお、肉体を持ってアセンションしない、いわゆる「死者」の行く先は、魂の「源」へ帰還するか、(必ずしも血縁とは限らず)縁のある子孫の所へ行って共に(アセンションを含む)その先の人生を体験するか、現在の地球と同レベルの(別の物質宇宙の)星に活路を求めるか、あるいは魂そのものが(いわゆるフォトンベルトの核心への進入に際して)「燃焼」して消滅するか、場合によっては(いわゆる霊界が消滅したので)あてどもなく宇宙のどこかをさまようことになるかのいずれかでしょう。---そんなことを思い煩うのは、馬鹿らしいと思いませんか?

民族を問わず人類の問題は、大多数が、ごく一部のネイティブたちを除いて、徹底的な情報隠蔽の中で、堕落したメディアが構築して絶えず「毒液」を補給し続ける「迷妄の海」で、「表層の現象」ばかり追い求めて浮遊していることです。
この状態に風穴を開ける衝撃的な出来事は、(アメリカを震源として)遠からず起こるとみていますが、それを加速させるために自分として何ができるかを考え実行しましょう。
あなたのポジティブな思念は、あなたの周辺に広がって、あなたが思っている以上の影響力を持っているものです。

 

(06/01)JFK』を観て

(Q) ようやく、『JFK』 を観ました。

改めて観て、前回観たときにいろいろと聞き漏らしていたことがあったことに気づき、初めてみたような感じでしたが、内容の濃い映画です。

アメリカという国の手口は、今も昔も似たようなものだと思います。

この国は想像を絶するような陰謀を遂行する国で、ある種、パターン化しているとも感じました。

権力(およびそれに伴って動く資金)のためなら、人殺しはそのステップの一部という図式は今も変わりません。911も同じです。

そして、多くの国民が、政府の説明(表面的でずさんで、後からいろいろな説が出てくるような信憑性と緻密さに欠けるものが多い)を鵜呑みにするというのもパターン化しています。

そして、戦争はビジネスであるということも然りです。

ケビン・コスナーが好きではないので(良い映画もいくつかありますが)、前回観たときは集中力に欠けていたかもしれません。

小松様の勧めで再度、観てよかったと思います。

911in Plane Site』の指摘もそうですが、細かく分析してみると、政府の説明は矛盾点だらけであることに気づきます。

つまり政府が関わった陰謀であることを証明しているようなものです。

少し前に 『Fog of War』 という映画を観ました。これも見ごたえのある映画でした。

特にアメリカが日本国土に加えた攻撃を百分率で示し、アメリカの都市に照らし合わせると、どれぐらいの規模のエリアを破壊したのかを述べる部分がありますが(東京のXX%を破壊、これはロサンゼルスのXX%に相当する、というように)、息を呑みました。

日本の国土がいかに壊滅的な攻撃を受けたのか、そして原爆がいかに「だめおし」(およびアメリカの実験)であったのかが分かります。

この映画の語り手である、マクナマラ元国防長官の若かりし頃の姿が 『JFK』の中にも出てくるのは(ケネディ、ジョンション時代なので当然ですが)興味深いです。

こういった映画が配給禁止にならないだけでも、まだマシなのかもしれません。

 

(A) アメリカは、本当に奥が深いですね。

今は完全に乗っ取られていますが、元々オープンな社会なので、「巨悪」が見え易いのです。

人口の半分を騙せても、残りの半分の人は騙されないで、政府のやることを醒めた目で見ているでしょう。その比率は、じわじわ上昇しているはずです。

政党も、その支持母体も、いつも僅差なので、逆転の可能性は常にあります。

 

それに引き換え日本は、7割から8割が騙される(騙すことができる)社会です。

単一民族の均質思考の社会が、ここへ来て大きく裏目に出ています。

「属国化」、「アメリカ化」に狂奔する与党・野党の政治家や官僚がいます。

それに同調して、「景気」さえ良ければ、「地球からの収奪」を拡大することに、何の顧慮もしない経済界があります。

堕落したメディアがこれに迎合し、それに煽られて社会の実相から目を逸らして、ますます軽薄化する国民がいます。

「弱者切捨て」が大手を振ってまかり通る殺伐とした社会になっても、自分の懐具合も考えず、表舞台で展開する「マネーゲーム」を面白がる人たちがいます。

選挙もその延長で「劇場化」して、「俳優たち」の演技が面白ければ、他の要素は吹っ飛んでしまう有様です。---「宴(うたげ)の後」で、じわじわと締め付けが強化されることなど考えもしないで。

 

やはり日本人の大多数は、いつもそうであったように、強烈な外からのインパクトがなければ、目を覚まさないようにみえます。

差し当たり、アメリカ人の「蜂起」に期待しましょう。

アメリカが「内破」する日は、遠くないとみています。

 

(06/01)時代の転換

(Q) この寒さは異常ですね。温暖化の影響か気圧配置が激変したり、急激に気圧が低下し、強風や突風が吹くことが多くなったように感じます。

北極圏の寒気も、その影響で日本付近まで南下してきているのかも知れませんね。

 

さて、その社会の「転機」ですが、時期的には2006年〜2008年ころ(2007年前後)と考えてよろしいでしょうか?

 

おそらく、次から次へと起こる異常気象や大地震などの大規模災害や電気エネルギーの消失はもちろん、隠蔽されていたものが次々と明るみに出て(すでに始まっていますが)政治や経済、社会の大混乱が起き、今までの既成の価値観が一気に崩れ、それが人類の共通認識になっていくのだろうとなんとなく想像は出来ます。

最大のインパクトのある出来事としては、「9・11」の隠蔽事実公表や、「宇宙人の存在」の公式発表なんでしょうね。

そして、その過程で「シャンバラ」への移住もあるのかも知れませんね。

私も、人類の「気づき」を、今から心待ちにしている一人です。

 

まあ、先のことを気にしすぎてもいけませんが・・・(と言っても、もうすぐそこまで来ていますけどね)。

それにしても、特に昨年以降、今年もですが、異常気象や地震など多発や災害の規模が大きくなり、一般の人でもさすがに「驚きを隠せなくなってきている」ように感じます。

そして、隠蔽や偽装、モラルの低下など「社会機能の不全」も。

これは、もともとあった社会の闇の部分が、ウミとなって一気に噴出すようになっただけのことですけどね。

今になって社会が悪くなったように言う人がいますが、もともと悪に支配されていた社会なわけですから、それは違いますよね。

 

(A) なかなかいい線を衝いていると思います。

遅かれ早かれ、世界の大勢は、そのような方向に行くでしょう。

今のアメリカと日本に際立って表出しているものは、「夜明け前の闇の深さ」のようなものです。

それがどうであろうと、今回のアセンションへの歩みは、着実に前進しています。

類例のない地球の動きがあり、太陽活動があり、宇宙から到来するエネルギーがあります。

それらを受けて私たちは、気付かないうちに、意識でも細胞レベルでも日々に変容しつつあります。

それが「臨界」に達すると、(物質的現実は私たちの意識の構築物なので)今の現実の融解が始まり、誰の目にも明らかな新しい現実が現れてくるでしょう。

 

多数の人々の集合意識が早く揃ってくれば、それだけ早く実現します。

そのためには、今の現実から目を逸らすのではなく、それを正しく認識した上で、望ましい現実を創る意図を持つことが大切です。

しかし、「現実から目を逸らさない」といっても、メディアに踊らされて、「マネーゲーム」や「政治ショー」あるいは「テロの脅威」に、意識を(「気」を)奪われることは最悪です。

今の日本の現実が、どういうものであるかを正しく認識するために、あなたが挙げた「隠蔽や偽装、モラルの低下」の、「チャンピオン」を紹介しましょう。

これに限らず他の現象についても、政府やメディアが言うことに関係なく、あなた独自の視点と判断を持つようにすることをお勧めします。

 

その「チャンピオン」とは、銀行など金融機関が、国民から、いわば「搾取する」仕掛けが造られ、10年以上も「作動」し続けていることです。

国民のすべてが、この事実をしっかり頭に入れるべきです。

そうすれば、メディアが好んで報道し、世間を騒がせている「マネーゲーム」などを、面白がっていられないことが分かるでしょう。

以下、少し詳しく説明してみましょう。

 

ご存知のように、銀行は、いわゆる「超低金利政策」のもとで、実質的に利息ゼロの資金を国民から集めることができます。そして、それを企業や住宅ローンなどに貸し付けるときは、しっかり利息を取るわけです。

その差益から生まれる、銀行の「業務純益」は、日本のどんな大企業も太刀打ちできないほどの巨額です(これを、民間から銀行への「所得移転」ということもあります)。

これは、銀行の経営努力というよりは、「金融システムの安定化」というキャッチフレーズのもと、政府・日銀主導で、「人為的に構築されたシステム」から(ほとんど自動的に)生まれるものです。

 

これまで、その「巨利」が銀行の最終決算で表面化しなかったのは、「バブル」の頃に銀行が貸し付けた巨額の「不良債権」があり、それを適宜「帳消し」していくという「利益操作」をやってきたからです。

まさに「不良債権」は、銀行にとって重荷どころか、(「超低金利政策」のもとでの)「救いの神」になってきたわけです。

したがって銀行は、中小企業や個人からは厳しく取り立てるけれども、「救いの神」からは取り立てない。

なぜなら、不動産・建設・卸小売などの業界の、巨額貸付先(実質破産企業)からの取立てが、もし「成功」すると、「利益操作」の原資がなくなって困るからです。

 

何百億円という巨額の借金が、銀行員が「エンピツを舐める」だけで、チャラになるわけです。

こうして、借主たる企業の「放漫経営」の責任も、貸主たる銀行が(ロクに審査もしないで)やった「放漫貸付」の責任も、いつの間にか宙に消えて、「金融システムの安定化」が実現したことになっています。

このような無責任状態を、「モラル・ハザード」と言いますが、まるで、「1人殺せば殺人犯で、1万人殺せば英雄」という言葉を連想させられる姿です。

 

銀行がやってきたことは、それだけではありません。

いわゆる消費者金融(サラリー・ローン)の業界が「享受」している、年率30%近い利率に「自分たちもあやかろう」と、この分野も拡充してきたのです(いわゆる「銀行系カードローン」で、年利率は20%近い)。

 

そして今や、不良債権をほとんど「使い果たして」、「業務純益」がストレートに最終利益に反映するフェーズが到来したのです。

2005年度の中間決算で、全国銀行協会に所属する国内129行の最終利益の合計は約2兆円で、前年同期の約5倍になりました。

また、101日に三菱東京とUFJが経営統合して誕生した、三菱UFJフィナンシャル・グループの中間決算では、連結最終利益が7,117億円で、5,705億円のトヨタ自動車を抜いて、民間企業のトップに躍り出たのです。

また、三井住友は3,923億円で3位、《みずほ》は3,386円で5位でした。

 

こうした「事態」を受けて政府・日銀は、「超低金利政策」を転換して、預金金利を適正な水準へ誘導するでしょうか?

その可能性は、ほとんどないでしょう。

もしそれをやると、日米の金利差が縮小して、アメリカの「(過剰消費や侵略戦争に起因する)双子の赤字」をまかなってきた資金流入が細って、アメリカが困るからです。

現政府が「国民のため?」に何をやっているかを、しっかり認識しましょう。

 

とりあえず私たちは、銀行の2005年度(3月期)最終決算の、経理内容に注目しましょう。

その先では、他の業種より高いと言われてきた、銀行の給与やボーナスが、どうなるかをも注視しましょう。

 

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