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三菱水島病院が3月末閉院 母体会社の経営悪化のあおり

2009年1月7日

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写真3月末で廃院となる三菱水島病院=7日午後、岡山県倉敷市水島高砂町

 三菱自動車(本社・東京)が経営する三菱水島病院(岡山県倉敷市)は7日、3月末で廃院すると発表した。患者減少や医師不足の問題を抱えていたところへ、不況による本社の業績悪化が追い打ちをかけた。系列の三菱京都病院(京都市西京区)は存続するという。

 三菱水島病院は1946年4月、三菱重工水島機器製作所付属水島病院として開院し、最盛期には11診療科120床あった。競合病院の増加で患者が減り、医師の確保難もあって08年6月に入院診療を停止。同11月には産婦人科、外科、整形外科を閉鎖し、8診療科に縮小した。昨年12月の本社取締役会で廃院を決めたという。

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