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派遣村の「元村民」に1〜5万円貸与

2009年1月7日19時27分

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 東京・日比谷公園の「年越し派遣村」から東京都内の4施設に移った元派遣労働者らに対し、東京都社会福祉協議会は7日、就職や住宅を探すための活動費として1人1万〜5万円の貸し付けを始めた。前日に派遣村側からの要望を受けた厚生労働省が調整した。

 低所得者らに生活資金を貸す「緊急小口資金」を適用する。金額は、生活保護を申請した人は1万円、それ以外の人は5万円。

 4施設の滞在期限は12日で、現在300人以上が住んでいる。そのうち生活保護を申請した約230人については、9日までに保護を決定。生活費や住宅費を即日支給して、それを元手にアパートなどを探してもらう。

 保護を受けない人には、寮つきの仕事などを紹介して、12日までに住居を見つけるよう支援する。それでも見つからない人には、都のホームレス向けの一時保護施設なども提供する方針だ。

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