イスラエルでは、春になると除酵祭(過越祭)がある。種(酵母)を取り除けという掟を守り、この祭の間は、酵母を使うふっくらしたパンがユダヤ人の生活から姿を消す。 ふかふかのパンを食べたい私は、街を探し回ったが、無い。さすがに世界のマクドナルドなら、と思って飛び込んだ。しかし、なんとハンバーガーのパンさえ、パサパサの種なしパン。がっかりしつつ一口。いや、これが結構いけるんですよ。 数千年間、徹底して伝統を守ってきたユダヤ人。その伝統の中で、さらにおいしさを追求してしまうたくましさに脱帽 。 撮影・文 北四郎 生命の光632号より
イスラエルでは、春になると除酵祭(過越祭)がある。種(酵母)を取り除けという掟を守り、この祭の間は、酵母を使うふっくらしたパンがユダヤ人の生活から姿を消す。 ふかふかのパンを食べたい私は、街を探し回ったが、無い。さすがに世界のマクドナルドなら、と思って飛び込んだ。しかし、なんとハンバーガーのパンさえ、パサパサの種なしパン。がっかりしつつ一口。いや、これが結構いけるんですよ。 数千年間、徹底して伝統を守ってきたユダヤ人。その伝統の中で、さらにおいしさを追求してしまうたくましさに脱帽 。