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数理設計研究所 太田研究室
GID事業部

(C) 数理設計研究所 1997-2009
最終更新 2009/01/03
担当者:矢澤正人 JP1COK免許状
平成21年 新春ご挨拶 NEW

叶迫攝ン計研究所 太田研究室
Tel 0276(37)7948
 GID(ジッド)事業部では、回路図やソースコードを含む技術情報を研究成果として公開しています。
 実現したい有用なアイデアがありましたら、商用/学術研究/遊びを問わずご相談ください

 ← パソコン地震計GID-SSSで観測した長野県中越沖地震
    LPF=2Hz、計測震度3.04、群馬県太田市
GID-SSS
低価格パソコン地震計

GID-FL 長期間水位計測
2007/10/17更新

2003/9/5より、群馬県沼田市の吹き割れの滝で水位観測を実施しています。
GIDシリーズ 研究/業務用ツール 研究情報
通信販売の申し込み方法
即納できます
受注生産品です。
納期ご確認ください
購入案内 通信販売の申し込み方法 GIDを使っている 企業・団体・個人
GID-SSS パソコン接続地震計
GID-SS 自然河川向け水位センサ
GID-FL 野外用観測システム
GID-LOG 超低電力シーケンスロガー
GID-ADC
GID温度計セット
PC接続ADC 12bit8ch
GID-ADC2開発中 GID-ADC次世代版
GID-DIO PC接続デジタルI/O 8in8out
GID-uPC GID-ADC用RS232変換アダプタ
GID-PC 堅牢仕様 計測制御Linux PC
GID-MPC開発中 USBマイコンボード
各種センサ 湿度センサ
温度センサパーツセット
水位センサ GID-SS
便利なパーツなど 端子台パーツセット
フリー基板 フリー基板セット
RS232ケーブル
DB25変換コネクタ

GID-GV地震電波観測用装置
GID-NCパーソナルモデリングマシン
GID-FL 長期間水位計測
  • 電池無交換で2年間2ヶ月の連続稼動を実証
  • 欠測ゼロ記録更新中
赤城山 気象情報
USBマイコンボード
GID-MPC 開発中
野生生物
標識システム
GID-GPS/TP
 開発中

今後の執筆予定

  • 乾電池の半田付け方法
  • 技能五輪金メダリストの作業机
  • 傾斜計を作ろうとしてやめた話
  • 高千穂鉄道廃線

GID事業部の精神

矢澤正人 JP1COK 数理設計研究所 専務取締役
 私の電子回路・機械・工学に対する興味は、20数年前のマイクロマウスとの出会いが始まりです。なんとかしてアレを自分で作りたい!動かしてみたい!と思いはしても、当時の小学生に自律型ロボット開発など手も足も出せる訳が無く、しつこく興味を持ち続けたものの実現までに10年以上掛かってしまいました。
 振り返れば、ここで得た経験が今に繋がり、基礎設計から開発環境構築、基板製作、ソフト、ハードから部材入手に至るまでの全体を通してものづくりに挑む素養が培われたようです。

 GID事業部=私の事業は、おもしろいと思うものを社内や社会に提案し、実現して、装置と情報の両方を提供することです。
 おもしろいものとは、自分を含む誰かの役に立つもの、楽しいものであり、技術屋がモノを作るからにはそれは確実に何かの役に立たなければいけません。(あるいは、役立たずな原因を究明しなくてはいけない!)
 つまり、「役に立つ」「楽しい」とは一体どういうことなのか、何が「動いている」ということなのかを定義して問題提起し、これを解決するのがGID事業部の事業であると言えます。

 多くの技術屋と同じく、私には私が面白いと思ったものしか作れませんし、作りません。幸いなことに私はあまり題材を選り好みする性質ではなく、社内外からのオファーも私の頭の中も実現してみたい案件が溢れています。
 世の中は興味深い案件に溢れていますが、興味の全てを実現することは困難ですし、戦略無くものづくりをしていては方向性を見失います。そこで、近年は「防災」を主テーマに世界を広げる努力を進めています。
 技術や知識・情報は、発信するところに集まり、引き出しに仕舞っておくと腐る傾向があります。1996年より、センサ、マイコンやADCなどハードとそれに密着したソフトの開発技術、屋外等悪環境での実証試験の成果や実験手法、評価手法などを、GIDプロジェクトとしてWebでの無償提供をおこなってきました。
 GIDプロジェクトは単に道具の提供だけに留まらず、技術情報の公開とユーザによる自由な再利用を保証し、情報開示の社会情勢とも相まって予想以上の評価を得ることができました。
 今後はこれをさらに発展させ、「提案→作る→使う→役に立つ」の流れを明確にし、よりおもしろく、より楽しく、もっともっと役に立つものづくりを実践していきます。
  • GID事業部の今後の研究予定
    • 噴火中の火山至近で稼動する風向風速計
    • 盲人用の空間形状認識技術
    • 透視度測定装置の実用品
    • 入門者向け気象観測装置

提供の意味 

玉置晴郎 JA1QPY
 私(JA1QPY)はアマチュア無線から電子技術の世界に入りました。ビギナーであった頃を振りかえれば、先輩による著述と中小企業が提供していたキットから多くの助けがあったことを感じます。それなりのプロになった今、次世代の人間を支援してみるのもおもしろいだろうなと考えるようになったのです。

 しかし、教育用のキットを提供しても、少年時代の私は見向きもしなかったでしょう。なぜならば、やはり当時の私は理科や工作少年でしたから、電子装置以外の興味を満たせるほど実用的で、そしてある程度は困難なものを選ぶだろうと思えるのです。

 必ず動くやさしいものでは、完成したとき中身を理解したときに感じるエクスタシーがありません。もちろん実用性が無いものでもつまらないものです。作って動けば満足できるだけではなく、未来へつながるもので無くてはおもしろくない。大人も子供も夢が無くてはいけないのです。

 インターネットがもてはやされる時代ですが、技術と科学の基本は手にとって考え、工夫することです。
 この、「GID(ジッド)」と名をつけたキットが最高の性能だと言うつもりはありません。

 私たちが自分の実験用に作ったものなので、適当な範囲でこの技術は枯れています。そして、それなりにおもしろく有用だった。そんな、基本ハードウェアを長期間に渡って安定に提供すれば、アマチュアも自らの成長に従って変わる多様な目的のためのシステム設計の開始点を引き上げることができます。

 皆さんがアプリケーション(ソフト,ハード)の設計を開始するとき、すでに自分や他のだれかが公開済のアプリケーションのパーツを利用して自分に見合ったシステムを構築でき、他人の作ったものを研究して視野を広げることもできます。
 研究者は自分の専門分野以外ではアマチュアです。始めから専門家であったわけでもありません。

 未来をいっしょに作るために基本的なキットに設計情報を含ませて提供しよう。きっと、おもしろいだろうし、みかえりもあるだろう。これが私たち側から見た意義なのです、この数年の経験はまさにその通りでした。

著作権と再配布

価格のきめ方

 文献,ハードウェア回路,ソフトウェア等のすべての著作権は、数理設計研究所または個々に記載されている著作者が有しています。
 数理設計研究所が著作権を保持しているものについて、非商用用途の転載を無償で承諾します。
 商用の転載については、掲載先などを内容とともに連絡していただければ,ほとんどの場合に無償で転載許諾を与えています。
 ハードウェアや部品などは購入価格の1.5倍の金額で提供しています。
 ソフトウェア、技術情報、技術相談などに関しては、無償〜超高額までいくつかの種類があります。
  • このサイトに掲載されているもの、すでに開発費がを償却しているものは無償で提供しています。
  • メール、FAXによる技術相談はほとんどの場合無償です。
  • GIDシリーズを利用した新規アプリケーションの開発依頼は、開発の意図や目的に応じて柔軟に対応しています。

ソフトとアプリ

協力していただいている企業

 ユーザーが作成したレポート、システム、ソフトウェアを送付していただければ、当サイトで公開します
 公開にあたっては実験や開発に要した資金や設備などを提供することもあります。 

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 GIDシリーズの開発経費捻出と部品調達は、GIDシリーズ開発の趣旨に賛同した各社の協力によりおこなっています。

 ☆鰍ョんま産業高度化センター
 ☆大永ドリーム
 ☆クシダ工業梶@


過去の更新履歴



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