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4.対応アプリのインストール その1
BonDriver_nnbをインストールしたため、純正アプリケーションは使えなくなりました。
BonDriver_nnbに対応しているアプリケーションしか動作しません。動作しても、正常に視聴/録画できません。
アプリケーションが起動しても視聴画面が真っ黒だったり、
録画ファイルが0バイトだったり、EPGの番組表が得られなかったり、
それ以前に、チャンネル設定ができなかったりします。
まず、nnc4hdus.exe ver 0.3.6で動作確認をしましょう。
「動作確認」としていますが、録画を行うだけであれば、nnc4hdus.exeだけでも十分、実用可能です。
※ コマンドプロンプトを複数開けば、HDUSF(とPCのスペックが不足しない限り)の数で同時録画が可能です。
先ほどの例に従って、ドライブCの直下に用意していた、HDUSフォルダにnnc4hdus.exeを用意しておきます。

コマンドプロンプトを開き、ドライブCの\HDUSに移動します。
cd \hdus<Enter>ですね。
nnc4hdus.exeをオプション(引数)なしで起動すると、簡単なヘルプが表示されます。
※ 拡張子は入力する必要はありません。
※ 文字(コマンド)入力が苦手な人は(今回の例では)、コマンドの頭文字の「n」を入力した後、
TABキーを押してみましょう。すると、自動的に文字保管され、「nc4hdus.exe」の文字入力の手間を省くことができます。

どうやら、「nnc4hdus @20 18:55-19:00 みんなのうた.ts2」等と入力することで、簡易なタイマー録画も可能なようですね。
※「今からhh:mmまで録画」という指定方法はわかりません。
動作テストを行います。 物理チャンネルの20chで録画テストを行います。
以下のように入力しEnterキーを押下してください。

接続しているHDUSを確認して・・・

・・・録画開始です。

録画が完了したようです。

フォルダをみてみると、確かに「test.ts2」というファイルができています。
10秒で22MBなっているようですね。

作成された test.ts2の内容を確認します。test.ts2をvlcで再生します(ドラッグ&ドロップなどの操作で開きます)

ですが、再生は開始されシークバーは動いていますが、動画は表示されません。
先ほどの例では、スクランブル解除(復調)がなされていないからです。
でも、test.ts2の22MBは無駄ではありません。nnc4hdus.exeの-oオプションで、既存のファイルをスクランブル解除(復調)したファイルを作成させてみましょう。
以下のように入力しEnterキーを押下してください。

既存ファイル(test.ts2)の処理が開始されました。

※ Outputファイルのドライブを指定する方法はわかりません。もしかして未サポートかもしれません。
作業が完了しました。どうやら test.ts2.d.ts2というファイルができているようです。

フォルダをみると、確かに作成されています。

test.ts2.d.ts2をvlcで開いてみましょう。無事に動画が表示されましたか?
実は、nnc4hdus.exeには、-bオプションも存在し、このオプションを使うと、最初からスクランブル解除を行ってくれます。
以下のように入力し、Enterキーを押下してください。

さっきと同じように、接続しているHDUSを確認して・・・

・・・録画開始です。

録画が完了したようです。

フォルダを確認すると、test.ts2の更新日時が、変更されています。
ファイル名を指定しないと、test.ts2を上書きするのです。

新しい「test.ts2」をvlcで開いてみましょう。無事に動画が表示されましたか?
不合理のようですが、スクランブルの解除(複合)をしないことで、
・能力の少ないPCでも、作業を行うことができる。
・カード未挿入のHDUSでも録画できる。
といった、柔軟な運用が可能になるという面もあります。
ここまでで十分活用できるという人もいるでしょう。
※ -bオプションで録画「中」のファイルをvlcなどで開く(再生)することで、いわゆる「追っかけ再生」が可能です。
このままでは、ch変更などができないですが。
次ページでは、TVTestを利用したリアルタイム視聴を行ってみましょう。
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