韓国経済、リセッション入りのリスク高まる=政府系シンクタンク
[ソウル 7日 ロイター] 韓国政府のシンクタンクである韓国開発研究院(KDI)は7日に出した月例リポートで「国内需要と輸出が急激に落ち込むなか、韓国経済がリセッション(景気後退)入りするリスクが高まっている」との見方を示した。
また、生産と在庫の状況は、在庫の増加と生産の伸びの急激な鈍化を示すとともに、同国経済がリセッション入りの瀬戸際にあることも示していると付け加えた。
月例リポートの責任者であるエコノミスト、Kim Hyeon-wook氏によると、同リポートで「リセッション」という表現を用いたのは、韓国がクレジットカード危機に見舞われた2002年後半以来。
李明博大統領は先月、韓国経済が09年上期は10年ぶりのマイナス成長になる可能性があると述べた。
09年の韓国経済の成長率は、世界的な景気後退を受けて、1997─98年のアジア経済危機以来の低水準になると予想されている。
韓国企画財政省は09年の成長率について、3.0%付近と予想する一方、韓国銀行(中央銀行)は2.0%にとどまるとの見方を示している。
韓国政府と中銀は、大幅な政策金利引き下げなど、あらゆる景気刺激策を講じてきた。9日に開かれる中銀の金融政策委員会では、50ベーシスポイント(bp)の利下げが広く予想されている。
ただKDIは、国内金融市場の信用収縮はまだ解消されていないと指摘した。
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