日本ファンタジーノベル大賞



応募規定



募集作品 自作未発表の創作ファンタジー小説(日本語で書かれたもの)


応募受付 2009年4月1日(水)~4月30日(木)まで(当日消印有効)


応募資格 プロ・アマ不問


原稿枚数 ●400字詰原稿用紙300枚~500枚
●ワープロ原稿の場合は1行40字×30行、A4判縦書きとし、100枚~165枚
(原稿用紙5枚程度の梗概を添付して下さい。)


応募方法 住所、氏名(ペンネーム使用の時は本名を必ず記入)、年齢、性別、職業(学校名・学年)、電話番号を明記のうえ下記あてに郵送。


原稿送付先 〒162-8711 東京都新宿区矢来町71番地
株式会社新潮社内「日本ファンタジーノベル大賞」係


賞と賞金 大 賞(1点)賞金500万円(および記念品)
優秀賞(1点)賞金100万円(および記念品)


出版 受賞作品は新潮社より単行本として刊行されます。


選考方法 次の選考委員5名によって決定します。(50音順・敬称略)
荒俣宏(作家)、井上ひさし(作家)、小谷真理(評論家)、椎名誠(作家)、鈴木光司(作家)


入賞発表 2009年8月上旬、読売新聞紙上にて発表。
「小説新潮」9月号(8月22日発売)誌上に選考経過を掲載。


諸権利 応募された作品の権利関係等の詳細については近日中に掲載いたします。


その他 受賞作品の他の文学賞への応募は認めません。応募原稿は返却しません。また、応募原稿や選考に関する問い合わせには応じません。


お問い合わせ先 「日本ファンタジーノベル大賞」事務局
Tel:03-3586-1698(平日10:00~17:00)



選考委員


荒俣宏 アラマタ・ヒロシ

1947(昭和22)年、東京都生れ。作家、翻訳家、博物学・幻想文学・神秘学研究家、風水師。慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業に入社。コンピュータ・プログラマーとしてサラリーマン生活を送るかたわら、雑誌「幻想と怪奇」を編集。英米幻想文学の翻訳・評論と神秘学研究を続ける。1987年、『帝都物語』で日本SF大賞を受賞。1989年、『世界大博物図鑑第2巻・魚類』でサントリー学芸賞受賞。テレビのコメンテーターなどとしても活躍中。



井上ひさし イノウエ・ヒサシ

1934(昭和9)年、山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後に放送作家としてスタートする。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍している。1984年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行っている。



小谷真理 コタニ・マリ

1958(昭和33)年、富山県生れ。評論家。フェミニズム的な観点に基づくSF・ファンタジー評論の第一人者として活発な活動を続けている。1992年、共訳書『サイボーグ・フェミニズム』で第2回日本翻訳大賞思想部門受賞。1994年、『女性状無意識―女性SF論序説―』で第15回日本SF大賞受賞。近著に『テクノゴシック』『星のカギ、魔法の小箱―小谷真理のファンタジー&SF案内―』などがある。



椎名誠 シイナ・マコト

1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌の編集長を経て、現在は作家。著書に『わしらは怪しい探険隊』『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』『岳物語』『アド・バード』『犬の系譜』『武装島田倉庫』『風のかなたのひみつ島』『新宿熱風どかどか団』『草の記憶』『すすれ! 麺の甲子園』など多数。



鈴木光司 スズキ・コウジ

1957(昭和32)年、静岡県浜松市生れ。1990(平成2)年『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し作家デビュー。1991年に刊行された『リング』が圧倒的に支持され、その続編『らせん』で吉川英治文学新人賞を受賞。二作に続く『ループ』『バースデイ』シリーズの他に『仄暗い水の底から』『生と死の幻想』『家族の絆』『シーズ ザ デイ』『神々のプロムナード』などがある。



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