業界・職種別 ドレスコード大解剖! ドレスアップ編
「銀行員は白シャツに紺のスーツ限定」なんて、今や昔の話。企業の文化や業界の風土も変化を遂げています。でも、こうしたドレスコードは社内規定にはあまり記載されていない『暗黙のルール』であることがほとんど。あなたの服装はセーフ? それともアウト?
営業や接客を行う職種においてはスーツ着用が常識だが、これは職務の性格上、着用しているだけであって規定で縛られているものではないケースが多い。そのため、デザインは個人の判断に委ねられている会社がほとんど。しかし、冠婚葬祭に関連する業界ではダーク系スーツの着用を必ず求められる。
一方で、女性に対しては職種にかかわらず細かいルールを定めている企業が少なくない。インナーの種類の限定や、ストッキングの着用を義務付けているようだ。こうした規定を設けている背景には、女性と男性のファッションに対する関心の差があるのではないだろうか。流行に敏感に反応し、華美になるのを防ぐため、時代に合わせたルールが生まれている。
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黒のスーツが会社から支給されます。(26歳・女性)
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冠婚葬祭をメインとしているので、スーツ着用が必須です。色も黒以外はNG。(32歳・女性)
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スーツのインナーにノースリーブを着用することは問題ないのですが、社内の共有スペースで上着を脱いでノースリーブになることは厳禁です。網タイツの着用も規定で禁止されています。(27歳・女性)
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基本的にお客さま対応のない業務なのですが、全員がスーツを着用。女性はミニスカートとノースリーブのインナーが禁止されています。ちなみに秘書は制服です。(30歳・女性)
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技能職は作業着、事務職はスーツ着用が定められています。(35歳・男性)
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ブラウスにスカートの制服です。ストッキング着用が義務付けられています。(31歳・女性)
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セットアップでなくても構いませんが、ジャケット+パンツもしくはスカートは必須です。靴は、バックルベルトの付いているものに限られています。(28歳・女性)
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役職が上がるとスーツ着用義務が解除されます。ただ、デニムとノースリーブ、ミュールは禁止されています。女性はストッキング必須です。(30歳・女性)
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海外ブランドとライセンス契約を複数結んでいるため、商談に合わせてそのブランドのスーツを着用するのが原則です。(35歳・女性)
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常駐先の企業の服装規定に合わせなければなりません。現在は、白シャツ限定で、半袖シャツも禁止されています。(30歳・男性)
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スーツは必須。ワイシャツは無地限定です。クールビズを採用しているので、夏の間だけはノータイでも平気ですよ。(33歳・男性)
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クールビズを導入していますが、外出するときはスーツとネクタイを着用します。色や柄は何でも大丈夫です。(28歳・男性)
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スーツは必須。色の指定はありませんが、仕事柄工具を扱うことが頻繁にあるので、濃色のスーツでないとすぐ汚れてしまいますね。(25歳・女性)
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基本はスーツです。色・柄に規定はありません。(29歳・男性)
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事務職の女性は全員制服が支給。それ以外の男性はみなスーツ着用。でもエンジニアだけは、カジュアルでも大丈夫です。(35歳・女性)
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