2009年 1月 6日
チボリ公園で施設の撤去作業始まる
先月末に閉園した倉敷チボリ公園で6日から施設の撤去作業が始まりました。入口に掲げられ、入園者を迎えてきた公園の名前の看板が姿を消しました。6日撤去されたのは公園の入口と、入口近くにある劇場に掲げられていた2つの看板で、いずれも「TIVOLIPARK」と書かれています。今月1日から清算会社となったチボリジャパン社の坂口代表清算人らが見守る中、岡山県が委託した業者の作業員4人が一文字ずつ撤去していきました。園内の遊具や建物の撤去作業は今月中旬から本格的に始まります。

高齢者が大型トラックにはねられ死亡
6日朝早く、岡山県鏡野町の国道でお年寄りの女性が大型トラックにはねられ死亡しました。6日午前4時前、鏡野町の国道179号線で道路を歩いていたお年寄りの女性が、大型トラックにはねられました。この事故で女性は頭などを強く打ち、約1時間後に死亡しました。死亡した女性は年齢が80歳前後とみられ、警察が身元の確認を急いでいます。現場は街灯が無い直線道路です。大型トラックを運転していた46歳の男性によりますと衝突する直前に人影の様なものに気づき、ブレーキをかけたが間に合わなかったということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。

岡山市内公立学校で3学期の始業式
岡山市内の公立の小、中学校で6日、3学期の始業式が行われました。このうち岡山市の伊島小学校では全校児童約760人が体育館に集まり、平野和司校長が、「夢や目標に向かって粘り強く、何事もあきらめずに毎日を過ごしてください」と挨拶しました。この後、教室に戻った子供たちは久しぶりに会うクラスメートと冬休みの話をしたり、宿題の書初めなどを提出しました。6日始業式を迎えたのは岡山市内の129の公立の小、中学校で8日までに県内全ての公立学校で始業式を迎えます。

ガイナーズ塚本選手 東京へ出発
プロ野球選手として新たなスタートです。去年のドラフト会議でヤクルトから育成枠で指名された香川オリーブガイナーズの塚本浩二選手が6日、東京へ出発しました。プロ野球選手を目指し香川に来て3年。塚本選手は6日朝、高松市内の寮を後にしました。今シーズンは年間のMVPに選ばれるなどリーグを代表するエースとなった塚本選手は去年10月、プロ野球ドラフト会議でヤクルトから育成選手として指名されました。1軍の試合に出場するためにまずは支配下選手への登録を目指す塚本選手。今まで応援してくれた香川のファンのためにも一日も早い1軍での活躍を誓っていました。プロ野球選手、塚本浩二のデビューは今月10日に埼玉県で始まる新人合同自主トレです。

後楽園で投扇興の体験会
的を目がけて扇を投げる昔ながらの遊び、「投扇興」の体験会が岡山市の後楽園で開かれました。投扇興は江戸時代に流行した遊びで、岡山市の後楽園では日本伝統の遊びを楽しんでもらおうと、月に1度、体験会を開いています。遊び方は、開いた扇を的をめがけて投げ、的の落ち方などで、点数を競います。体験会では投げた扇と落ちた的の位置関係を松のこも巻きや空飛ぶタンチョウなど後楽園の情景に例えた独自の採点方法が用いられ、参加者は思い通りにいかない扇に悪戦苦闘しながらも優雅な昔ながらの遊びを楽しんでいました。

年末年始の人出まとめ 岡山・香川
年末年始の初もうでや行楽地の人出がまとまりました。岡山・香川ともに前の年より増えています。去年の大みそかと正月3が日に、岡山県内の神社や寺、行楽地に出かけた人は約136万4000人で、前の年に比べ約4万人増えました。このうち初もうで客が最も多かったのは岡山市の高松最上稲荷で57万人となっています。また先月31日で閉園した倉敷チボリ公園にはカウントダウンイベントとしてはこれまでで最も多い約3万7000人が訪れました。一方、香川県の人出は約122万人で、こちらも前の年に比べ約4万人増えています。初もうで客が最も多かったのは琴平町の金刀比羅宮で23万人となっています。人出が増えた要因について警察は天候に恵まれたためと分析しています。