岡山放送局

2009年1月6日 22時49分更新

新春を祝う作品展

絵画や焼き物など、正月にちなんだめでたい作品の展覧会が新見市で開かれています。

これは新見市の新見美術館が開いているもので、美術館が所蔵する1100点あまりの作品の中から絵画や工芸品など、およそ70点が展示されています。

作品は「新春を祝うをテーマ」に、雄大な富士山や今年のえとの「牛」の置物など正月にちなんだめでたいものが中心です。

このうち為田哲園さんの「羽衣」は、朱色と金を基調にした衣装をまとい能を舞う姿を木彫りにした置物で正月らしい優雅な作品です。

また後藤純男さんの「富士新雪」は、雪景色のすそ野と富士山を描いたもので、雲の部分に金粉を散らせて重厚な作品に仕上げています。

また清水焼6代目、清水六兵衛の「俵牛」は、どっしりした牛が金箔を塗った米俵を背負う姿の置物です。

この展覧会は来月15日まで新見市の新見美術館で開かれています。