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ミルワーム 2
繁殖なんて恐ろしい!嫌いな虫の飼育に手間をかけたく無い人のための、手抜き飼育方法です。
【準備する物】
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・ミルワーム |
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容器には床材のふすまと、ミルワームが200匹くらいが入って、200〜250円で売っています。お店に入荷して日数の経ったものは、死骸が腐って臭いので、なるべく入荷した手のものをまとめて買うことをおすすめします。早めに購入して育てておくと、栄養価の調整もしやすいですし、ミルワームが死ぬ確率も減ります。 |
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・ケージ |
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プラスチックの水槽の一番小さいのがベスト。200円くらいで売ってます。また、いっぱいケージがあれば、ローテーションしながら飼育できるので便利です。最低でも2つは用意しましょう。 |
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・新聞紙 |
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・味噌こし |
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味噌こしなら、網の目の大きさがちょうどいい感じですし、おたまも付いています。 |
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・細目パン粉 |
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パン粉はミルワームの床材とエサになります。また、穀物の粉なら、なんでもいいらしいのですが、パン粉が安いのでおすすめです。 |
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・小魚かペット用の粉ミルク |
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カルシウム補給ですが、あくまでも気休め。ペット用のミルクは、余っているので与えているだけで、必要ないかもしれません。 |
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・骨髄カルシウム剤 |
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豚の骨髄の粉末などが入っているカルシウム剤。カルシウムの補給ということでは一番効果は高そうですが、値段も高いことが多い。 |
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・総合ビタミン剤 |
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その他の栄養補給。骨髄カルシウム剤があるのなら、骨髄カルシウム剤を使いましょう。 |
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・ピンセット |
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手づかみでOKな人は必要ありません。竹製か、模型用の先の曲がった物がベスト。 |
【飼育の準備】
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1. |
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まずは、ケージの中にパン粉を一袋全部入れます。パン粉を、そのまま入れてもいいのですが、床材の入れ替えがめんどくさくなるので、パン粉を味噌こしの編み目を利用してこします。
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2. |
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パン粉を入れたケージの中に、ピルクラッシャーで粉末にした総合ビタミン剤と、粉ミルクを入れ、よく混ぜます。ビタミン剤や粉ミルクの量は、適量が分からないので、いい加減でかまわないと思います。 |
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3. |
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ミルワームが入っているカップのフタを空け、おたまなどを使って、死骸、抜け殻、目の粗い床材などを捨てます。
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4. |
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今度は、ミルワームを味噌こしに入れて振って、床材を振り落としましょう。振りすぎるとミルワームが死んでしまうので、加減はしてください。また、小さいミルワームが落ちてしまうことがあるので、よく見ておく必要はあります。 |
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5. |
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味噌こしに入ったミルワームを、そのままケージに入れます。ケージに入ってしまった、ふすまなどの床材は、掃除の時にでも捨てればいいので、死骸さえなければ気にしない! |
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6. |
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ミルワームがパン粉の中に入って行くので、30分くらい経ったらパン粉の上に乗っている床材を、おたまなどを使って捨てます。 |
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7. |
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ペットが食べ残した野菜などを、パン粉の上に置いて終了です。 |
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【普段の飼育】
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1. |
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野菜は長く入れていると、野菜も床材も腐る可能性があるので、何日かおきに入れ替えます。床材が湿っている場合は、湿っている床材も捨てます。 |
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2. |
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死んでいるミルワームや抜け殻などは、パン粉の上にほとんどあるので、おたまですくって捨てます。 |
【床材の入れ替え】
床材のパン粉が減ってくるので、気が向いたらパン粉を入れ替えましょう。その時に同じケージが、もう1つあれば入れ替えが楽です。
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1. |
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導入編で用意したように、床材を予備のケージに用意します。 |
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2. |
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古くなった床材のケージに入っている野菜や、死骸、抜け殻、床材などを捨てて、なるべく床材の量を減らしておくと後が楽です。 |
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3. |
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ケージの中の床材ごと、味噌こしに入れて振ります。床材を初めて準備するときに、パン粉をこしておくとミルワームだけが残ります。 |
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4. |
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ミルワームを新しいケージに入れます。 |
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5. |
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(3)〜(4)を繰り返し、ミルワームを移し替えると終了です。 |
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