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2009/01/ 7

少し甘かったようだ

予想以上に難航している『ダイヤル38』の脚本。できることなら電報受付センターに社会見学に行きたいところだが、それも難しそうなので、センターの方の電話の受け答えの勉強をしたいボクは、とりあえず電報受付センターに電話をかけた。受け答えの様子だけを勉強して電話を切るのも何なので、糞ダルマに電報を送る事に。コンビニでトイレを借りる時に、トイレだけ借りるのは悪いので簡単な買い物をする、あの感じに似ている。

糞ダルマに電報を送る手続きをしながら、それとなくセンターの方と世間話をしながら向こう側の事情を聞き出してみたり。センターでは何人位の方が働かれているのかを聞き、意外と少ない人数でビックリ。この人数で東日本中の電報を回すとなると、こりゃ大変なお仕事だ。センターの場所も以外なところにあったり。「ちなみに」104のセンターは沖縄県にもあったりするのだ。覚えて帰って下さい。

『グッド・コマーシャル!』の時も警察に関するいくつかの書物を読んだのだが、それは決まって脚本書きが煮詰まった時。本当は書き始める前に勉強すべきなのだが、書きはじめは気持ちが高ぶっていて、勉強よりも何よりも先に書きたくなってしまうので、煮詰まった時ぐらいしか勉強する気にならないのだ。つまりまぁ、今、勉強しているということは、そういう事なのである。

煮詰まったら煮詰まったで他にやらなければいけない事があるし、そっちへ逃げるのがお決まりのパターンとなっている。逃げたり戻ったり逃げたり戻ったりを繰り返しながら、なんとか前に進む。

『ルージュの伝言』のような曲がエンディングに似合う舞台。今回も須藤にお願いしよう。少しシックというか、最後までバカ騒ぎというバカ騒ぎはないお話。そりゃ、一人だし。だけど、「こういうコメディーもやってみたいと前々から思っていた。あと、先月観た『グッドナイト・スリイプタイト』の影響や対抗心も少なからずあると思う。

「今月中には書き上げれるだろう」とボンヤリ思っていたが、少し考えが甘かったよう。それでも、この本で拍手止まぬカーテンコールを迎えられたら絶対に幸せだから頑張ってみる。

「甘い」と言えば風呂場のシャワーのヘッドを引っ掛けるところのグリップ。ホースのうねりに負けてすぐにヘッドがグリンッと違う方向を向きやがる。引っ掛ける穴が丸いからいけないんだ。八角形ぐらいにしてくれればキチンと固定して助かります。