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昨年の都内の振り込め詐欺認件数 過去最悪
東京都内で昨年1年間に認知された振り込め詐欺は前年比221件増の3718件で、平成16年の統計開始以来最悪となったことが6日、警視庁のまとめで分かった。一方で、被害総額は約59億9000万円と一昨年と比べ約4700万円減った。
被害の内訳では、親族らをかたる「オレオレ詐欺」が2039件、多重債務者らに融資できるという虚偽のはがきを送る「融資保証金詐欺」が245件で前年と比べ微減となった。一方で、税務署などを名乗り納付金が戻るように偽る「還付金詐欺」の被害は昨年上半期に集中し、1083件と、前年比で262件増えた。
また、昨年12月は銀行窓口やATM(現金自動預払機)を使わず、バイク便などを利用して現金を直接取りに行く手口が増加。11月と比べ8件増の36件となった。