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ホームレス襲撃:容疑者下見か 警視庁に「棒で殴る」供述

 東京都国立市の多摩川河川敷で昨年6月、ホームレスの男性が襲われ軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された多摩市連光寺2、フリーター、高本孝之容疑者(36)が「河川敷にホームレスが住んでいることは事前に現場を訪れ知っていた」と供述していることを警視庁幹部が明らかにした。同庁は日ごろから自転車で外出していた高本容疑者が現場を下見した上で襲撃に及んだ可能性があるとみて追及する。

 高本容疑者は昨年6月20日午前4時25分ごろ、国立市谷保の石田大橋下の多摩川河川敷で男性(当時63歳)の頭部を鉄パイプのようなもので数回殴ってけがをさせた疑いで逮捕された。

 捜査幹部は「入所している福祉施設を深夜に抜け出し、河川敷まで自転車で行った。棒でホームレスを何度か殴った」と供述していることも明らかにした。被害者の男性は段ボールとビニールシートで作った小屋で就寝中、天井のシートを開けられ殴られたと話している。【佐々木洋、神澤龍二】

毎日新聞 2009年1月6日 15時00分

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