東京・石原知事、新年あいさつで雇用問題など例に挙げ、げき飛ばす
東京都の石原 慎太郎知事は2日、都庁で行われた新年のあいさつで、およそ700人の職員を前に、雇用問題などを例に挙げて、げきを飛ばした。
石原知事は「派遣切りされた年を越せない労働者の方々を救済するエクステンポラリーな(一時的な)措置ですけど、そういったものだって、国が本当は責任をかぶらなくちゃいけない」、「東京としては、的確な措置を講じて、なんとか死者を出さずに年を越していただいたんで。これから先のことは基本的な問題で、国の問題ですが」と述べた。
さらに石原知事は「国は大事な現場を知らない」と批判し、「現場の職員が知恵を出し合って、乗り切ろう」とげきを飛ばした。
(01/05 20:13)